名古屋から神奈川に帰ってくる途中で、また長野に寄ってきました。今回訪れたのは諏訪大社です。諏訪神社というのは全国各地にありますが、諏訪大社はその総本山です。
地図を見て中央本線をたどっていったら諏訪湖があり、諏訪湖があるところなら諏訪神社の大元締めみたいな大きな神社があるんだろうというノリで調べてみたところ、
諏訪大社というのは4つの神社からなっていることがわかりました。
下諏訪駅近くにあるのが、諏訪大社下社の春宮と秋宮、その先、上諏訪駅を通り越してお隣の茅野駅から2-3キロのところにあるのが上社の前宮と本宮です。
今回も青春18キップの残りを使い、鈍行で名古屋から諏訪まで行き、一日でこの四つの神社をまわることにしました。
下が下諏訪駅です。10時半ごろ駅に到着。構内にどでーーんとしめ縄が飾ってありました。
さすがは諏訪大社の地元。 大蛇がとぐろを巻いているようでした。
前もって地図を見て両社はともに徒歩圏内にあることが分かっていたので、
まずは春宮に向かって歩き始めました。
途中どこかで弁当を買いたいと思っていたところ、田舎の街中にどどーんとSEIYUがあったのでここで食料調達。ナイス、ナイス。
ここからさらに10分ほどいくと、さっそくありました。
諏訪大社下社春宮です。
しかし中にはいると、小さな建物が一つだけ、奥の方は工事をしているようでした。
右に立っているのは御柱で、諏訪神社はこの御柱で有名なようです。
七年に一度、山から木を切り出し、それをそれぞれ四か所の神社に四本ずつだったか立てるようです。
人が切り出した大木に乗って斜面を滑り落ちる祭りがありますが、あの祭りはここだったんですね。
この祭り、実は来年(2010年)の春に行われるらしいです。
ここ春宮の境内は意外なほど狭く、見るものもあまり無かったので、案内表示に「万治の石仏」とあったのでそっちに行ってみることにしました。
橋を渡って進んでいくと、 下の標識がありました。
ナニ、岡本太郎!?
なんでこんなところに岡本太郎、、、
瞬間、石仏なんか見てる場合じゃねーー、と髪を振り乱し、口から泡を飛ばし岡本太郎の矢印の方へ走り出していました。
そしてあったのが、この石碑↑と看板↓
どうやらここを訪れた岡本太郎が、その石仏の造形に惹かれ、この石碑の文字を残したということのようでした。
ということは、
その石仏ただものじゃあんめーー、
と、どこのことばか分からなくなりながら、またもと来た道を半狂乱のごとく駆け戻りました。
すると鎮座されていたのが「万治の石仏」さま。
おお、なるほど、穏やかなお顔をして、どっしり構えておられる。
なんともユニークな石仏さま。乱れていた心が自然と落ち着いてきました。
近くの立札をみると、 (写真をクリックすると拡大します)
ふむふむ、そんなに古いものでもないらしい。 石から血が出たかー、ふーん。
その下にはお参りの仕方がのっていました。
ということで皆さんに混じって一緒にぐるぐる回ってお参りしてきました。
神社に来たのに、こんな石仏さまも拝めて少し得した気分になりながら、次の秋宮へ向かいました。
途中にこんな感じで水の湧いているところがありました。
お、コップも置いてあるし飲めるんだな、とごちそうになりました。
水神さんにお礼を申し上げてから、先に進むと、今度は温泉がでているではないか。
うーむ、タワシとコップかぁー、、。飲めるとも書いてないけど、飲めないとも書いてない。
ここで私は推理した。
コップが置いてあるという事は飲めるけど、責任上の問題から「ここの水は飲めます」とはかけないんだろうなぁ、と。
もし飲めなかったら日本なら「ここの水は飲めません」て書くだろう、飲んじゃえ、飲んじゃえ、
ということで、ごくごく飲んじゃいました。
インドでお腹はそうとう鍛えられたから、日本で何飲んでもダイジョブ、ダイジョプ。
ここの水、温泉のミネラル成分がでていてなかなかおいしかったです。
ちょうど尽きかけていた水筒にもバッチリ補給して、いざ、秋宮へ!
旅はつづく、、、
参考:
諏訪大社下社アクセス(歩き・バスなど)
下諏訪駅下車→徒歩20分→諏訪大社下社春宮(万治の石仏)
(途中にSEIYUあり、食料調達可)
下諏訪周辺地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=36/04/25.463&el=138/05/27.692&scl=25000&bid=Mlink
彦兵衛のブログ:美術館めぐり~加山又造・岡本太郎~
http://mshiko.blogspot.com/search?q=%E5%A4%AA%E9%83%8E
御柱祭りパンフレット(画像をクリックすると拡大します。)
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