2009年4月13日月曜日

諏訪大社お参り≪その弐~下社秋宮参詣≫



温泉の水飲み場から歩くこと10分ほどで、鳥居が見えてきました。



諏訪大社下社秋宮です。

Suwa Taisha:Akimiya, or autumn shrine)





鳥居に入る前に一礼し、道の端を登っていくと、







巨木とともに何やら巨大なしめ縄が見えてきました。







どーーん、なんだこの巨大なおしぼりは!!

落ちてきたら、人がつぶれてしまうではないか!?やっぱ大社クラスは違いますね。




なんか人がいっぱい集まっているなぁ、、、と思っていたら、






中では神式の結婚式をしていました。おお、清らかで素晴らしいことです。


ここが本殿かとおもっていたら、-本殿はその裏にありました。







この木造の建物、緻密な彫刻が素晴らしかったです。




本殿の奥には、ちらりと茅葺屋根の建物が見えました。こういうところは、伊勢神宮と同じですね。やはり相当歴史が有るんですね。





敷地内には、ちゃんと御柱が立っていました。



境内の風景↓





最初の鳥居をくぐって階段を上ってきたところにあった巨樹↓。





ここ秋宮は春宮と違って敷地も広く、整然としていて活気がありました。

あー、ありがたい、ありがたい、とゆっくり境内を散策し、秋宮を後にしました。


時計を見ると、11時55分ごろ。これはもしかすると予定より早い12時03分の電車に乗れちゃうかもしれない、とちょと急ぎ足で駅にもどることにしました。

下諏訪駅までは、あるいて10分ほど。



駅についてみると、12時05分。
電車はタッチの差で出て行ってしまったようでした。

あ~あ~、でもまぁ予定は12時33分発のやつだから、まっいっかということで駅の待合室で休憩することにしました。

すると、

んんっ、部屋の中に何か写真が飾ってあるではないか!?





タローや、岡本タローやー、

写真の縁にあった説明を見ると、



35年前に石仏のところで撮られたものようです。おお、タロー、こんなところにいたかぁ、、、
と少し感慨に浸ってしまいました。

それにしても、石仏のまわりには木がうっそうと茂り、草もボウボウに生えています。

石仏の所で、おばちゃんたちが、木があったのに全部切っちゃったんだわ~

とか話をしていたのはもしかしたらこれのことなのかもしれない、とこのときガッテンが行きました。

ガッテン、ガッテン



タローの写真は他に二枚ありました。

Taro Okamoto


おおーー、やっぱタローや、目が違う。これはまさに狂人のそれではないか、、、。

やはり天才は違いますね。

そしてもう一枚、






うん、ばっちり決まってますよ、タローさん。カッコええなぁ。

しかしこれはもしかすると、あの御柱の木落としのお祭りの時の写真なのではないだろうか。

もし、彼が先陣を切って祭りを仕切っていたのなら、死者も一人や二人ではすまなかっただろう、、、

などと想像してしまいました。


いやー、それにしても電車に乗りそびれたおかげで、いい出会いがありました。

ありがたい、ありがたい。


旅はつづく、、、



参考:

諏訪大社下社アクセス(歩き・バスなど)

JR下諏訪駅下車→徒歩20分→諏訪大社下社春宮(万治の石仏)
→徒歩20分→諏訪大社下社春宮→徒歩10分→
JR下諏訪駅(待合室に岡本太郎の写真あり)

(駅-秋宮間にセブンイレブンがあったので、そこでも食糧入手可です)

下諏訪駅を出て、およそ2時間もあれば十分春宮・秋宮二つの神社を見て回れるようです。
(宝物殿などは訪れませんでした)

諏訪大社公式HP

Suwa Taisha (Suwa Nagano Pref. Japan)

下諏訪周辺地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=36/04/25.463&el=138/05/27.692&scl=25000&bid=Mlink

彦兵衛のブログ:美術館めぐり~加山又造・岡本太郎~
http://mshiko.blogspot.com/search?q=%E5%A4%AA%E9%83%8E

taro okamoto
http://en.wikipedia.org/wiki/Tar%C5%8D_Okamoto


御柱祭(Onbashira Festival)






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