2009年4月30日木曜日
お茶でうがい 〔Gargle with Tea〕
葬式に行ってきたことは前回書きましたが、そこで熊本から来られた叔母さんに久しぶりに会いました。
叔母さんは小学校の校長先生をされているのですが、今回
豚インフルエンザ
が流行りだした事もあって、
「マスクもってきまたか?」
と聞いてみた所、さすがはこーちょせんせー、
にこっ、と笑ってカバンからウイルスもガードできるマスクの束を見せてくれました。
「ウチの学校はね、冬のインフルエンザの時期になっても、インフルエンザにかかる児童が少ないのよ」
と叔母さん。
どうしてですかと尋ねると、
地元の茶園から製造過程で出る粉茶をタダで譲ってもらって、それでお茶を出し、児童にうがいをさせているのだという。なんと贅沢な!
「え、でも粉茶って、ふつうに飲んでもおいしいですよ」
「そう、でもそれをうがい用につかってるのよ、ウチの学校では」
とのこと。
「うがい用といって茶園からタダで貰って、一部をふつうに売れば儲かりますね」
といったところ、「ははは」と笑って流されてしまいました。
さすがはこーちょーせんせー。
(当たり前です!)
そういえば、私も昔はそんな情報をどこかで耳にしていたので、緑茶を飲んだあとの茶殻でまたお茶を出し、うがいをしていたのを思い出しました。
そのときうがいをするとともに、鼻にもお茶を通していたので、お茶の香りが鼻の中にかすかに残ってさわやかだったことを思い出しました。
ネットで調べてみると、
(お茶、緑茶、紅茶、うがい、などで検索すると結構でてきます)
必ずしも緑茶でなくともよく、むしろ紅茶でやった方が効果があるという人もいるようです。
要はお茶のカテキンなどに殺菌作用があるようなので、緑茶でも紅茶でもウーロン茶でも、茶の木からとれたお茶ならなんでも良いようです。
(そういう意味でいえば、麦茶はだめですね)
飲んだ後の茶殻を捨ててしまうのでなく、もう一回熱湯でだしてからうがい用、鼻すすぎ用に使うのはとてもリーズナブルだなと思います。
そういえば、お茶の出がらしを利用して、畳や床をふくと殺菌効果があって良いというような番組をどこかでみたような気がします。
また私が働いていた旅館では、飲み残しのお茶をそのままテーブルに、ちょろろっ、とたらし、布巾で拭いてました。
こうすると、すき焼きなどでべたべたになった机もきれいになるのよ、と中居さんのおばちゃんから習いました。
話しが少しそれましたが、豚インフルエンザが広がり始めたいま、私たちが出来る事といえば、毎日のささいな習慣を継続することだと思います。
まずは前にもこのブログで取り上げた
鼻呼吸
です。ニュースで空港の映像が連日のように流れていますが、マスクもせずに、口をぽかっとあけて歩いているひとが目に付きました。
無意識にしている口呼吸をなおして鼻呼吸にするだけで、感染率はかなりさがるそうです。なんせ鼻の中には、鼻毛がふさふさはえてますからね。
その上で、マスクの着用、帰宅後の手洗い、うがい、鼻すすぎでしょう。そしてここでお茶を使えばさらに効果アップ。
うがいや鼻をすすぐのは、塩水でも効果が有るようです。特に鼻をすすぐのになれていない人は、ぬるま湯に塩を少し入れたやつの方が、やりやすいようです。
私は勤めていた旅館で夜勤の時、この塩水のうがい、鼻すすぎをしたのですが、塩水で鼻をすすぐとなぜか鼻腔のどこかにこの塩水がかなり大量にたまるようで、
修学旅行の生徒さんに何かを尋ねられてはなしている最中に、この塩水が鼻から、
たららーー、
女生徒にぷっと笑われてしまいました。
余談はさておき、私は久しぶりに緑茶でうがいと鼻すすぎやってみました。ふつうに水でやるよりすっきり、とてもさわやかです。
うちの
ダージリンティー
を飲んで頂いている方は、是非ダージリンティーでもお試しください。鼻腔が、ダージリンの香りで満たされ至福の境地、、、か?。
おしまい。
参考:
彦兵衛ブログ:鼻呼吸-博士の異常な健康より
Gargle with Tea!
http://www.green-tea-health-news.com/flu-prevention.html
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