だいぶ前にここで『がんに効く生活』という本を紹介しましたが、内容に関して印象的だったことをとりあげたいと思います。
まずとても興味深かったのは、ガン細胞が行う
血管新生
という現象でした。
ガン細胞は、タガが外れたように急速に増殖し始めますが、このために大量の栄養を必要としてします。
その栄養を自らに取り込むために、ガン細胞は血管を新たにつくり、血液を自分の方へ取り込もうとするのです。
実際PETというガンを発見する機械は、細胞の中でブドウ糖をもっとも消費している部位を見つけ出す事で、ガン細胞をみつけだすのだそうです。
下表は欧米人の砂糖の消費量の推移↓
本の中では、血糖値を急激に上げる食物のリストと逆にそれに対応する血糖値を急速にあげさせない食物のリストが挙げられていました。
ガンになる条件として、上に挙げた血糖値を急激に上昇させる食物の他に以下のものが挙げられていました。
他にガンに効く食物として、著者は緑茶、ターメリック、大豆などをあげていましたが、
より詳しい内容をスキャナでとってグーグルアルバムにのせておいたので、興味のある方は見てみてください。
(アルバムが開いたら、キーボードのF11キーを押して全画面表示にし、スライドショーのボタンを押し、勝手に進んでいかない様に停止ボタンを押してキーボードの矢印でページをめくっていくのが一番見やすい方法です。)
より詳しい内容をスキャナでとってグーグルアルバムにのせておいたので、興味のある方は見てみてください。
(アルバムが開いたら、キーボードのF11キーを押して全画面表示にし、スライドショーのボタンを押し、勝手に進んでいかない様に停止ボタンを押してキーボードの矢印でページをめくっていくのが一番見やすい方法です。)
私が先の血管新生の図を見て感じたのは、これはまさに地球上で人間が行っている活動そのものではないか、ということでした。
地球をひとつの生命体とするならば、太陽が心臓で、森林が肺、水の循環は血液の循環で、川は地球の血管にあたるのではないかとおもうのです。
人間は、自分たちの生活を豊かにするために人工的に水の流れを変え、その変えた流れをさらに各家庭に分配するというシステムをとっていますが、
まさにこれはがん細胞がやっている血管新生そのものではないかと思ったのです。
人間は、自分たちの生活を豊かにするために人工的に水の流れを変え、その変えた流れをさらに各家庭に分配するというシステムをとっていますが、
まさにこれはがん細胞がやっている血管新生そのものではないかと思ったのです。
ガンは本人の意志とは反対に細胞が急増し、暴走してまっている状態ですが、人間も地球の意志みたいなものに反して爆発的に増え、エネルギーを大量に消費しているように見えるのです。
いったいどうして人間はこのように地球の秩序から逸脱してがん細胞のようなふるまいをしだしたのでしょうか。
体内のガンが栄養過多によって発現するとするなら、地球ももしかしたら栄養(石油)を貯めすぎたために、人間がガン細胞的なふるまいをしだしたとみることもできるかもしれません。
しかし人間自体は、いつごろからこのような自然の秩序から逸脱して暴走しだしたのでしょうか。
もしかしたらそれはエゴの肯定、欲望の肯定にあるのではないかと思うのです。
それまでの原始的な社会においては、シャーマンみたいな人が必ずいて、精霊の声=地球の声を聞き、自然との調和を乱さないようにしていたように思うのです。
それが精霊の声=地球の意思を顧みることなく、自分が良ければいい、自分たちが楽しければいい、というエゴ、欲望に耳を傾けることによって、人間は「文明」を発展させ、人口を爆発させ、エネルギーを大量消費するようになっていったように思うのです。
ガンは自分が増殖して、コロニーをつくり、他の場所にもガンを増殖させ、結果その生命体もガン細胞自体も死にいたってしまいます。
人間もこのようなガン細胞的なふるまいをやめないと、いずれ自らをほろぼすことになるのではないか、私は血管新生をみてそのように感じました。
人間もこのようなガン細胞的なふるまいをやめないと、いずれ自らをほろぼすことになるのではないか、私は血管新生をみてそのように感じました。
ガンは、上に挙げたように血糖値を急激にあげないような食物をとることによって鎮まるとするなら、人間がやるべきことも、まずはエネルギーを大量消費しないことがあげられるかもしれません。
そして、効率や快適さ、安楽なことばかりを追求するのではなく(ガンはその増殖においてとても効率的にふるまいます)、スローな生活スタイルに移行させつつ、ある程度の節制をし、「足るを知る」という方向に私たちの意識をもっていくことなのではないか、と私は思うのです。
そして、効率や快適さ、安楽なことばかりを追求するのではなく(ガンはその増殖においてとても効率的にふるまいます)、スローな生活スタイルに移行させつつ、ある程度の節制をし、「足るを知る」という方向に私たちの意識をもっていくことなのではないか、と私は思うのです。
私たちはつねに社会活動の中で、自分が地球にとってがん細胞的なふるまいをするか、正常細胞的なふるまいをするかの選択をせまられていると思います。
地上で時に疫病が流行することが有りますが、あれはもしかすると地球が抗がん剤を使用しているようなものなのかもしれません。
人体において不必要な細胞などなく、すべてが全体の活動の為に必要な働きをしているように、この地上におけるすべての生命もおそらくそれぞれが欠くべからざる重要な役割を果たしているように思うのです。
だから人間も他の生き物と調和して生きていく必要が有り、それが結局人類の存続につながっていくのだと思います。
私もできるだけ、地球にとって正常な細胞に近いふるまいができたらなぁと思います。
地上で時に疫病が流行することが有りますが、あれはもしかすると地球が抗がん剤を使用しているようなものなのかもしれません。
人体において不必要な細胞などなく、すべてが全体の活動の為に必要な働きをしているように、この地上におけるすべての生命もおそらくそれぞれが欠くべからざる重要な役割を果たしているように思うのです。
だから人間も他の生き物と調和して生きていく必要が有り、それが結局人類の存続につながっていくのだと思います。
私もできるだけ、地球にとって正常な細胞に近いふるまいができたらなぁと思います。
私が気をつけていることといえば、、、
◎肉を控える:環境に負荷が大きく、エネルギーを大量に消費する肉を食べない。(一食分の肉を育てるのに、8-10人分の穀物が使われているといわれます)
◎車を持たない:移動は徒歩、自転車、公共の輸送機関を利用する
うーん、いまのところはこれぐらいかなぁ。まぁ無理なく出来ることを続けていこうかなと思っています。
参考:
アマゾン :
『がんに効く生活-克服した医師の自分でできる「統合医療」-』
がんに効く食事(グーグルアルバム)
http://picasaweb.google.co.jp/mshikon/JmIThD
がんに効く生活がんに効く生活〔彦兵衛のブログ〕
http://mshiko.blogspot.com/2009/03/blog-post_23.html
“おやき”に惹かれて善光寺参り〔彦兵衛のブログ〕
http://mshiko.blogspot.com/2009/03/blog-post_29.html
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