先日の土曜日に、ボランティアに参加してきました。
知的障害者の方たちと卓球やバドミントンをするボランティアです。
朝8:50に集合とのことで、土曜もいつもと同じような時間帯に起きるのか~、、
とちょっとためらいましたが、月一回しか活動していないし、思い切って参加してみることにしました。
大学の体育館を借りての活動で、卓球台を10台位ならべ、バドミントンは4つほどネットを張ります。
まず最初に卓球をしたい人とバドミントンをしたい人に別れ、
最初にペアを組んだ人から始め、10分くらいおきにローテーションで回っていきます。
体育館はかなり暑く、熱中症大丈夫か?という感じでしたが、
小休憩を挟みながら、皆さん一生懸命卓球、バドミントンに熱中していました。
私も一時期卓球にハマっていたことがあり、それなりに球は返せますが、色んなレベルの人がいて、
なかなかうまく球を返せない人に、いかに打ちやすい球を返すか、かなり技術が要りました。
やっぱある程度ラリーを続けられないとつまらないですからね。
またある程度できる人とは、フォアとバックに打ち分けたりして、言葉ではなく、
こういうピンポン玉を通してのコミュニケーションもありなんだな、おもしれぇー、、と感じました。
また打つ姿勢ひとつとっても、私なんかは常に前傾姿勢で、獲物を狙う豹かなにかのように、目をぎらつかせて貪欲に球に対して構えていますが、
ある人は、まっすぐ立って、のほほーんと打っており、取れそうじゃなかったら無理しない、球がとんでいっても、そんなにいそいそと取りに行かない、
おー、こんなのほほんな打ち方もあるんだなー、と卓球をしながら妙に感心してしまいました。
昼前に卓球は終わり、私はその大学の近くのちょっといいパン屋さんでお昼を買ってから家に帰りました。。
単純に体力的に見たら、朝から蒸し暑い中でずっと体を動かしていたわけですから相当疲れているはずなのですが、
確かに疲労はいるものの、なんというか、とても心地よい疲れなのです。心もさわやか、とてもすがすがしい気持ちなのです。
普通の仕事というと、自分が働いた分の対価をお金としてもらいます。
しかしボランティアといのは、どうやら体を動かした分の見返りを、感謝のシャワーとして貰えるようです。これはとても癒されます。
しかも私は卓球が好きなので、好きな卓球をやりながら、感謝されるなんて、こんな素晴らしい図式はちょっとないなー、と感じました。
ボランティアをやると幸福度が上がるということは各方面の専門家が述べていますが、確かにその通りだな、と感じました。
かつて私の職場に、休日にはボランティアをしまくっている先輩がいました。
その方はいつもニコニコして楽しそうでした。土日にボランティアをして、いつ休んでいるんですか?
と聞くと、ボランティアをすると楽しいよ、やってみたら?と言っていましたが、
私はまだその時期ではないな、、
という内心の思いがあり、結局その方が在職中にボランティアに参加することはありませんでした。
でも今回、ボラに参加してみて、その方がなぜいつもニコニコしていたのかが少しわかった気がしました。
人に感謝されるって、心の奥の方、自分の魂が喜んでいるように感じます。
さわやかな幸せの感覚がずっと継続する感覚があります。
そういうことなのか、、と今回感じました。
もしかしたら、自分が好きな卓球だったからそう感じるだけなのかもしれませんが、
まぁ、自分の得意とするところで、人に貢献できれば、それでいいのかなぁと思います。
また来月も参加してこようと思ってまーす。
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