2016年9月22日木曜日

舌下減感作療法〔ぜっかげんかんさりょうほう〕



先週の土曜に、近くの耳鼻咽喉科に行って参りました。

私のやるべきリストの中で常に残っている項目の一つに、

杉アレルギーの根治

がありました。

5-6年ほど前から、目が少しかゆくなりはじめ、

鼻水、くしゃみが出始め、

数年前からは顔がむくむまでになりました。


自分には、抗ヒスタミン作用のあるヨモギが効くようだっので、

毎年2-3月になるとヨモギ茶を飲んでやり過ごしていたのですが、

特に今年なのですが、どうもヨモギを大量に摂取していると、

ウツのような症状になるようなのです。

今年は、あまりにうつ状態が抜けなかったので、途中で思い切ってヨモギ茶をやめてみたら、

てきめんに元気が出てきたのです。

脳神経伝達における何かを阻害するのでしょうか、

はたまた偶然なのかはわかりませんが、

私は何かを試すときは、なるべくすべての条件を同じにして、

一つだけ変えてみるということを心がけているのですが、

総合すると、どうも、そのうつ症状がよもぎ以外に考えられないのです。

今年は、特に粉末にしたヨモギを摂取していたので、副作用をまともに喰らったのかもしれません。

ということで、今年まではなんとかヨモギで花粉症を凌いだものの、

来年はヤバいぞ、、

ということで、方策を考えていました。

そんな折、ある番組で、最近開発された手法として、

アレルゲン〔アレルギーの元になる物質〕に少しずつ体を慣れさせて、

アレルギー反応を無くしてしまおうという療法

があることを知り、その治療を受けたいと考えていました。

その療法が、舌下減感作療法なのです。

アレルゲンを少量含ませた錠剤を舌の下に定期的にいれるものなのです。

時間はかかりますが(2年位?)、高い確率で根治できるので、

試してみたいと思っていました。

これは保険も適用されるらしいので、どこかでやっていないものか、、

と思って、先日、とりあえず家に一番近い耳鼻咽喉科に電話を入れてみました。

すると、色々な先生がいるから、まずは来てみて、アレルギーの検査をやるとともに、

先生に相談してみては、、とのアドバイスを頂き、病院に行ってみたわけです。


土曜の朝10時頃、その耳鼻咽喉科のドアを開けると、

まぁ、びっくり、食べログ評価3.8、レビュー数250件の人気レストラン並みの賑わいぐあいなのです!(笑)

初回ということで、比較的すぐに呼んでもらえて、病院の中の更に中の席で待つと、

今の時代、こんなんでいいのかーー

ってぐらい、プライバシーのない、オープンなスペースで、

数人のセンセー方が患者さんを次々と診察しているんですよね。

なんだここは、昭和の闇市か?(笑)

と思わせるような空間なのです。

老若男女が入り乱れ、順番が来た人が看護師さんになんとなくぶっきらぼーに呼ばれ、

手のあいたセンセー方の診察を受ける訳です。

私はそのワサワサした感じに、逆に好感、親近感を覚えました。


腕がいいから?評判がいいから?患者さんがここまで集まるんだろうな、、

花粉症の時期でもないのに、と。
 

また、変に小ぎれいにしすぎたクリニックというものに

何か疎外感というか違和感を感じるものがありました。


で、その診察室内の待ち椅子に座って、

本を読みつつ、キョロキョロ、(おどおど?(笑))あたりを観察していると、自分の名前が呼ばれました。

若い男のセンセーの前に座り、一通り目と耳をみて頂きました。

今、アレルギーはないのですが、

アレルゲンに少しずつなれさせるような治療法を考えている旨の話をすると、

うちではやっていないので、よその紹介という形になろうかと思います、、

と話をしていると、

すぐ横の、別の患者を診ていた中年のセンセーが割り込んできて(笑)

いやいや、患者さんのニーズに負けて、うちでも始めたの♡

と、若い男のセンセーに笑いながら声かけしているのです。

ただ、舌下減感作療法は、スギ花粉とハウスダストだったかしかできないとのことで、

とりあえず今回はアレルギーの検査だけにして、次回また来てくださいということになりました。

おぉー、こんな近くで最新の療法とりいれていて、ラッキー☆

と思い、アレルギー検査のために血を抜いて、

初回を終えて帰ってきました。

しかし、駅近くに、あんな人の集う知らない空間があったことに、ちょっと驚き、

評判がいいということもあるのかもれませんが、

皆さん色々病気でくろうされてるんだなー、、

と思ったしだいです。。

また何かあったらご報告させて頂きます。。





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