2017年2月1日水曜日
アメリカ第一主義に思う、、
トランプ大統領が、アメリカ第一主義を掲げ、
大統領令をバンバン出していますが、
大統領一人の命令で、これほどのことが独裁者の如く出来てしまうというのは、
スゴイなぁ~、凄まじいなぁ~、、と感じてしまいます。
でも私は、いまトランプ氏がやっている事とは別に、
アメリカ第一主義って、そんなに批判にあたることなのか、と思います。
どの国も、まず自国の国益を第一に考えるものです。
それを声を大にして言うか、言わないかの違いじゃないでしょうか。
私は時に冗談半分に、
「自分の事を最優先に考えてるから、、」
というと、それはいかんよ~、、的な反応が返ってきますが(笑)
いやいや~、それは違いますよ、と言います。
もし、あなたが他人の事を第一に考えているなら、
まずご飯を食べないで、
そのお金をアフリカで飢えている人に渡してないといけないことになりますよ、と。
でもそんなことをしたらすぐに本人が干上がってしまうのは目に見えています。
だから、自分第一でいいのです。
自分第一でやって、余裕が出た分を他人に回せばいいと思います。
私もそれを実践しています。
二宮尊徳は、それを推剰といっています。
勤勉に働き(勤労)、分相応の生活をし(分度)、
余った分を他者に回す(推剰)
ということを理想の生き方として説いています。
なので自分第一でいいと思うのです。
自分がしっかり確立してこそ、人を支援出来るのであり、
自分や家族の生活がメチャクチャなのに、
ボランティアをしたり、寄付をしたり、世界平和を唱えたりするのは、
ナンセンスだと思います。
また、自分第一を突き詰めていくと、
結局、他者と調和していくこと、に繋がって行くと私は思います。
他者を喜ばすことが自分の究極の喜び、というところまで行くような気がします。
結局は、ウィン・ウィンの関係が、自分の幸せにつながって行くことになると思うのです。
なので、自分第一というのを突き詰めていけばいいのだと私は思います。
ただ、いまトランプ氏がやっていることが、
どの程度の自国第一主義なのか、単なる狭量な自国第一主義に留まってしまうのか、
それでは、アメリカ国民が幸せにはならず、多くの国から恨みを買って不幸せになってしまうな、
と思います。
ただ、国境に壁を築くというのはどうなのでしょうか。
私は一つの国として、領域を確保するというのは当然なのかな、と思います。
海に囲まれた日本なら、国境の心配というのはありませんが、
もし日本が陸続きで、身元の知れない人がどんどん流れ込んでくるという状況があるとしたら、
日本人なら、そこに壁を築いて管理したいと思うのではないでしょうか。
私は、今までのアメリカがあまりに寛大過ぎた、
というより、不法移民を見て見ぬふりをして、利用していた側面が強いと思います。
不法移民のメリット、デメリットを天秤にかけ、
不法移民流入阻止の方向に舵を切ったのだと思います。
特定の国の人が、永住権を持っているのに、アメリカに入れなくなる
というのは、行き過ぎなのかな、、とも思いますが、
これも含め今後、アメリカがどのような方向にいくのか注視していきたいと思っています。
おしまい
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