2009年3月23日月曜日

がんに効く生活



NHK英会話のテキストの後ろの方をぱらぱらと見ていると、NHK出版から出されている本の紹介がありました。

あれ、こんなコーナーあったかいなぁと思いつつ読んでいたら、この本なかなか面白そうだったので、 さっそく図書館にリクエストしてみました。

写真をクリックすると↓、目次が表示されます。





がんに効く生活-克服した医師の自分でできる「統合医療」-』
[Anticancer A New Way of Life, 2007]
ダヴィド・S.シュレベール著 渡辺昌監訳 山本知子訳
日本放送出版協会 2009



図書館て有難いです。見てのとおり、出版年は今年。それも先月出たばかりなのに、もう神奈川県下の図書館に二冊入荷されており、私はそのうちの一冊をつい先日借りる事が出来ました。

これも普通に買ったら2000円以上するものですが、自分で所有しないでみんなで所有するようにすればお金はかからないし、本は家にたまっていかなくて済むし、といいことづくめです。

最近思うのは、この「所有」という概念です。

図書館の本を借りながら思うのは、自分が所有しているつもりになっているものも、実は借りているものなのではないのか、、とふと思うのです。

自分の本も、自分の自転車も、自分の服も、自分の体も、、、。

一時的に借りているもの、仮のもの、というのが大きな視点からすると正しいのかな、、、とふと思う事が有ります。

だから「自分のもの」と思っているものでも、そんなに執着する必要がないし、

一時的に借りているもの、仮のものだから、大切使わなければならないのか、とそんなふうに思うのです。


さて話が脱線してしまいましたが、この本も前に紹介したプラント博士の『乳がんと牛乳』と同じ系統の本のようです。

プラント博士は地球化学者でありましたが、この本の著者は精神科医です。

どちらもガンの専門家ではありませんが、自分の命が危険にさらされたことで、持前の科学的な思考をフル回転させ、がんとは何か、ガンにならないためにはどうしたらいいのかをつきつめています。

私はまだ「はじめに」と第四章しか読んでませんが、心にビンビン響いてきました。また内容は別の機会に改めて取り上げたいと思いますが、今回はアマゾンの情報を載せておきます。








出版社/著者からの内容紹介

31歳のとき脳腫瘍が発見された精神科医の著者。

自分の命の期限を知ってしまった著者は、「生きる」ことに望みをかける。摘出手術、化学療法を受けながら、がんのメカニズムを研究し、食事・心のケア・運動による「がん克服」メニューを導き出す。

自らその方法を実践した著者は、がん発見から15年、いまも現役医師として活躍している。


本書では、がんのメカニズムを解きながら、がんを育てない、たとえがんになっても成長させない、がん治療に効果的な体質にする生活術を具体的に紹介していく。

さらに、脳腫瘍により、著者の人生も人生観も大きく変っていった。そのエッセイも随所に盛り込まれている。

がんと闘っている人、治癒してもなかなか不安が消えない人、身近な人ががんと告知された人、そして健康を維持したい人への、がん体験記と克服法の両方を併せ持つ新しい「抗がん(anticancer)」本。


著者略歴
シュレベール,ダヴィド・S.
精神科医。ピッツバーグ医科大学院臨床精神医学教授、同大学の統合医療センターの共同創設者。フランスでは、仏EMDR協会を設立し会長を務めるかたわら、リヨン第1大学医学部講師として教鞭を執る。

1991年、国境なき医師団(1999年ノーベル平和賞受賞)の米国支部の発起人のひとりとして、イラクに赴く。

2002年には精神医学界で功績のあった人に贈られるペンシルバニア精神医学会大統領賞を受賞。現在、フランスで30万部を売り上げる心理学ジャーナル『プシコロジー(Psycologie)』誌に定期的に執筆するなど、米仏で活躍







参考:

アマゾン
『がんに効く生活-克服した医師の自分でできる「統合医療」-』


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