年末から新年にかけて、
↑コチラの本を読んでいました。
水谷隼(みずたに じゅん)氏は、
言わずと知れた日本卓球界のエース、
2016年リオオリンピックでは、
個人で銅、団体で銀をとってます。
彦兵衛、どうせ卓球をするなら、
ちゃんとした練習法を参考にしたいな、、
と思い借りてみました。
軽い気持ちで借りたのですが、
内容が濃い、深い、
一芸を極める人の言葉というのは、
凄まじいな、、と感じました。
彼は、既に中学の時にドイツにわたり、
その後、中国やロシアでもプレーしています。
なので日本人の特性というものを
より客観的に見る視野をもっており、
日本人が気づいていない、陥りがちなポイントを
鋭く指摘しています。
逆に、なぜ中国があれほど強いのか、
その一端を垣間見る気がしました。
最近、卓球をやり始めて、
自分自身、アレ?と思ったことがあります。
それは、最初にコーチのような人に打ってもらったときに、
だいぶやったことあるでしょ、うまいね、
などと言われたときに、
いや~、だめなんですよ~、、
と自分自身のことを卑下している自分に気付いたのです。
言いながら、あれ?なに自分で自分を貶めているんだ?
ナニ、自分にマイナスな自己暗示かけてるんだと
と思いました。
自分を卑下するのは日本では美徳とされていますが、
自分で言葉を発しながら違和感を感じていました。
傲慢にならないまでも、
もっと自分にプラスになる表現法があるだろう、、と。
そんなことをうっすら感じているときに
この本を読んだので、
やっぱ極めてる人は違うわ~、、
と感じたのです。
たとえば、練習でミスした時に、
日本では「すみません」というのが
当たり前ですが、
ヨーロッパや中国では絶対にないという。
お互いに練習なのだから、
ギリギリの所を狙って失敗するのは当たり前であり、
それは挑戦している証拠でもあり、
いちいちそんなことで謝らないという。
そういうことの積み重ねは、
実戦において大きな差となって現れるだろう
と感じました。
練習のための練習をやらない、
生きた球を返す
疲れたら練習を切り上げる
卓球を通して人間を磨くという言葉の偽善
などなど、すべての競技に共通すであろう、
鋭い言葉がちりばめられていて、
とても刺激を受けました。
ただ、私のパーソナリティーとして、
相手を下して、
ヤッターー!!
という気分にはどうもなれず、
色んな人と色んな球種で
ラリーを続けられるようになれるといいなぁ~、
楽しいなァ~
というレベルなのですが、
勝負で勝つということを第一に考えた場合は、
水谷氏のような合理的、実践的な思考が
大事なんだろうと思わされました。
この人、ホント魂を削って卓球をしているんだな、、
言葉の端々から感じました。
凄まじいまでの勝利への執念だと思います。
何がしかの参考になればと思い、
目次だけでも載せておきます↓
(興味のある方は、拡大して見てみて下さいね)
目次からだけでも、彼の卓球に掛ける情熱を
少なからず感じ取れるのではないかと思います。
↑この本が良かったので、
今はコチラの本を読んでいます↓
熱いなぁ~、、、
卓球は深い!
続ける価値アリと思いました。
おしまーい!
↓目次
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