2016年10月1日土曜日

オペレーション ゴールドフィッシュ!



東京スカイツリーの下に、

墨田水族館

というのが入っているのですが、

夏に金魚特集みたいなことをやっていて見に行きました。


私は小学生の頃、金魚がめっちゃ好き

いろんな種類のを飼っていました。

今でも夢で金魚が出てくるほどなのですが、

久しぶりにレベルの高い金魚を見て、

いや~、金魚カワイイわ、いいなぁ~と改めて思いました。


私はオランダ獅子頭(ししがしら)という種類が好きなのですが、

東錦とか、ランチュウ系の江戸錦とか、瞳がつぶらでかわいかったです。


墨田水族館との共催なのか、日本橋でもアクアリウムというものをやっていて、

勢いで見にいってしまいました。金魚と水と光が幻想的な光景を作り出していました。

さすがに今は家で金魚を飼おうとまで思わず、

駅の近くにある金魚屋を何かのついでに覗いたり、

ホームセンターのペットショップで買い物のついでに

金魚の泳ぐ姿を眺めたりするに留めています。


そんな折、昔よく通っていた金魚屋さんにいくことがあったのですが、

そこで錦鯉を売っていたんですね。。。

ふだんはあまり見ないのですが、なんか目が留まってじっと見入ってしまいました。

すると、あることが思い浮かんだんです。

私の家の近くに、ここは津和野か?と見紛うばかりに

水路に色とりどりの錦鯉がたくさん泳いでいるところがあり、

そこは私のジョギングコースの一つでもあるんですが、

そこに鯉を放流したら楽しいんじゃないか、、

なんかそんなことが思い浮かんじゃったのです。


そこで、色、形のよい更紗模様の錦鯉の稚魚(といっても15cmくらい)を2匹購入↓





一匹はなんだか間の抜けたような顔で、

模様が金魚の桜錦っぽいので、桜ちゃんと命名し、




もう一匹は、所々に銀に光る鱗があり、

顔も精悍で、全体的に尖がっている感じなので、ヤマト君と名付け、



闇夜に紛れて、どっぱーんと放流したのであります(笑)。。


数日たって覗きに行ってみると、、、

その水路は砂防ダムみたいに段々になっていて、

上から全部で7-8段あり、そのひとつ一つに錦鯉が放たれているのですが、

一番上流の棚に放した筈なのに、二匹とも姿が見当たらないんですよね。。。

上から順番に見ていくと、下から三段目の所にようやく一匹いるのを確認できました。桜ちゃんでした!

しかし、どう念入りに探しても、ヤマト君の姿は見つけることができませんでした。。

考えてみたら、一番上の棚には戦艦クラスの巨大な錦鯉も何匹もいたりして、

食べられちゃったのか、

或いは流されてしまったのか、、。

それにしても桜ちゃんは下から三段目の棚によく流れついたよな、、、と思います。

ふつう魚って流れがあると、それに逆らうように泳ぐ習性があるので、なかなか流されないと思うのですが、、。

また下に行くほど、個体数が減るので、自分で鯉の滝登りならぬ、鯉の滝下りをして、

自分の住み心地のよさそうな棚に留まったのでしょうか。。

もしかすると、とんがった銀のヤマト君は、安住の地を見つけることができず、

下流の大きな川に向け、旅に出たのかもしれません。。(と思いたい。)


桜ちゃんは、どうやら水遁の術を身に着けたようで、下から三段目を見に行くと、

いる時といないときがあり、どうやら薄暗くなると出てくるようなのです。

あとはパンくずを撒いていると、匂いでどこからか姿をあらわし、またどこぞへと消えてしまうのです。

ンクリートの水路なのでそんなに隠れる場所もないのに、、と思うのですが。

水路には支流のようなものが合流している個所があり、そのような場所に身を潜めていると思われるのです。


私は、鯉を放流して以来、ジョギングや買い物の折などに全粒パンをもって出かけ、鯉に与えて楽しんでいるのですが、

しばらくたつと、桜ちゃん、少したくましくなっており、

シュピン、シュピンと動きもきわめて俊敏で、見ていて頼もしいです。

鯉の肥育計画、

オペレーション ゴールドフィシュ

と名付け(ゴールドフィッシュは金魚だけどね、、)、

目下、彦兵衛のむふふな、ひそかな楽しみなのであります。。。


また何か動きがありましたら、ご報告申し上げます。


おしまい!



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