東京スカイツリーの下に、
墨田水族館
というのが入っているのですが、
夏に金魚特集みたいなことをやっていて見に行きました。
私は小学生の頃、金魚がめっちゃ好きで
いろんな種類のを飼っていました。
今でも夢で金魚が出てくるほどなのですが、
久しぶりにレベルの高い金魚を見て、
いや~、金魚カワイイわ、いいなぁ~と改めて思いました。
私はオランダ獅子頭(ししがしら)という種類が好きなのですが、
東錦とか、ランチュウ系の江戸錦とか、瞳がつぶらでかわいかったです。
墨田水族館との共催なのか、日本橋でもアクアリウムというものをやっていて、
勢いで見にいってしまいました。金魚と水と光が幻想的な光景を作り出していました。
さすがに今は家で金魚を飼おうとまで思わず、
駅の近くにある金魚屋を何かのついでに覗いたり、
ホームセンターのペットショップで買い物のついでに
金魚の泳ぐ姿を眺めたりするに留めています。
そんな折、昔よく通っていた金魚屋さんにいくことがあったのですが、
そこで錦鯉を売っていたんですね。。。
ふだん鯉はあまり見ないのですが、なんか目が留まってじっと見入ってしまいました。
すると、あることが思い浮かんだんです。
私の家の近くに、ここは津和野か?と見紛うばかりに
水路に色とりどりの錦鯉がたくさん泳いでいるところがあり、
そこは私のジョギングコースの一つでもあるんですが、
そこに鯉を放流したら楽しいんじゃないか、、
なんかそんなことが思い浮かんじゃったのです。
そこで、色、形のよい更紗模様の錦鯉の稚魚(といっても15cmくらい)を2匹購入↓
一匹はなんだか間の抜けたような顔で、
模様が金魚の桜錦っぽいので、桜ちゃんと命名し、
もう一匹は、所々に銀に光る鱗があり、
顔も精悍で、全体的に尖がっている感じなので、ヤマト君と名付け、
闇夜に紛れて、どっぱーんと放流したのであります(笑)。。
数日たって覗きに行ってみると、、、
その水路は砂防ダムみたいに段々になっていて、
上から全部で7-8段あり、そのひとつ一つに錦鯉が放たれているのですが、
一番上流の棚に放した筈なのに、二匹とも姿が見当たらないんですよね。。。
上から順番に見ていくと、下から三段目の所にようやく一匹いるのを確認できました。桜ちゃんでした!
しかし、どう念入りに探しても、ヤマト君の姿は見つけることができませんでした。。
考えてみたら、一番上の棚には戦艦クラスの巨大な錦鯉も何匹もいたりして、
食べられちゃったのか、
或いは流されてしまったのか、、。
それにしても桜ちゃんは下から三段目の棚によく流れついたよな、、、と思います。
ふつう魚って流れがあると、それに逆らうように泳ぐ習性があるので、なかなか流されないと思うのですが、、。
また下に行くほど、個体数が減るので、自分で鯉の滝登りならぬ、鯉の滝下りをして、
自分の住み心地のよさそうな棚に留まったのでしょうか。。
もしかすると、とんがった銀のヤマト君は、安住の地を見つけることができず、
下流の大きな川に向け、旅に出たのかもしれません。。(と思いたい。)
桜ちゃんは、どうやら水遁の術を身に着けたようで、下から三段目を見に行くと、
いる時といないときがあり、どうやら薄暗くなると出てくるようなのです。
あとはパンくずを撒いていると、匂いでどこからか姿をあらわし、またどこぞへと消えてしまうのです。
コンクリートの水路なのでそんなに隠れる場所もないのに、、と思うのですが。
水路には支流のようなものが合流している個所があり、そのような場所に身を潜めていると思われるのです。
私は、鯉を放流して以来、ジョギングや買い物の折などに全粒パンをもって出かけ、鯉に与えて楽しんでいるのですが、
しばらくたつと、桜ちゃん、少したくましくなっており、
シュピン、シュピンと動きもきわめて俊敏で、見ていて頼もしいです。
鯉の肥育計画、
オペレーション ゴールドフィシュ
と名付け(ゴールドフィッシュは金魚だけどね、、)、
目下、彦兵衛のむふふな、ひそかな楽しみなのであります。。。
また何か動きがありましたら、ご報告申し上げます。
おしまい!
0 件のコメント:
コメントを投稿