こうして旅行会社のサイトを参考に、
まずはカイロに直行便で早朝に着き、その日のうちに、ギザのピラミッドを含むカイロの主だった観光スポットを見学、
翌日飛行機でアスワンに行き、アスワンの観光、出来たらアブシンベルまで足を延ばす、
その翌日からアスワン発ルクソール行きの3泊4日のナイル川クルーズに参加し、
最後、ルクソールからカイロに戻り、カイロで見足りなかった所を廻る、
とこんな流れにすることにしました。
それなら初めからツアーに参加してもいいかな、、と心が少しゆれました。値段もそう変わらないし。。
ただ、人数が集まらないとツアーが催行されないというリスクがあるとともに、
ツアーで行くと、日本の文化に守られたまま、見たいスポットだけを巡ってくることになり、
サファリパークを安全な車の中から見学しているようで、それはどうも違うだろ、、という気がしました。
やはり個人で行った方が、色々と大変だけど自分のためになるし、学ぶことも多いだろうと思い、結局今回も一人で行くことにしました。
私はなるべく一年に一回は海外に行くことにしています。
一つには、色々な有名な観光地を見てみたい、というのもありますが、
もう一つには、日本で当たり前と思っていることも実はそうでもない、ということに気付きたいから、というのがあります。
例えば、前にも書いたと思いますが、ニュージーランドの田舎の方に行った時に、
道が両側通行なのに、橋だけ一方通行という所がありました。
これは、橋を片側通行の造りにすることで、メンテナンスの費用が両側通行の1/3で済むから、ということなのだそうです。
田舎なのだから、交通量もそんなに多くないし、費用対効果を考えそのくらいの不便は我慢しよう、
ということのようなのです。
私はこれには考えさせられました。
こういうアイデアが浮かび、しかも話し合いの上でちゃんとそれを現実化しているのです。
翻って日本を見てみると、
ほとんど車が通らないにも関わらず山林に立派な道路を建設したり、最近で言えば、本当に必要なのか良くわからない、リニア新幹線の建設を始めています。
殆どがトンネルということもあり、作るのはいいけど、メンテナンスも相当お金がかかってくることでしょう。
こういうことを全体のバランス、将来のコストとかあまり考えずに、目先の興味、利権などだけでどんどん進めて行ってしまう日本というものに、常に疑問を持ってきました。
日産の問題にしても、私はゴーンさんがあそこまでがめついことをやるのも問題ではあるけど、それ以前に、日産が1兆を超えるところまで負債を膨らませていた、というところに日本人としての問題の深刻さを感じます。
そのように、ずるずると負債を膨らませた状況というのは今の日本の国家財政にも通ずると感じます。
近親で交配させていくと、欠陥のある個体が生まれやすいように、
社会も交流が少なく滞っていると、一部では華やいだ文化が熟成させるということもあろうとは思いますが、偏ってバランスを欠いたものになってしまうのではないか、という気がするのです。
なので、なるべく日本以外の視点に接しておきたい、体験しておきたい、という思いが常に強くあり、私は海外旅行を定期的することにしているのです。
といっても、実際は、色々な体験が出来て楽しいからなんですけどね。。
そういう意味で、海外旅行をするなら、相手の懐の中に飛びこんで行くつもりで、個人で行くようにしています。
ツアーで頼むと、最初にドバッと入金してしまえば、あとはすべて旅程は出来上がっていますから、すべて人任せで楽ちんです。
しかし個人旅行となると、往復の飛行機、泊まる宿から、参加するツアーまで、すべて自分で手配しなくてはなりません。これが結構、タイヘン、相当面倒です。
ただ、今回のエジプト旅行は、旅行会社の旅程をパクれたこと(笑)、
また真ん中に3泊4日のクルーズを入れることで、その間の宿泊と観光地などを決めなくて良くなったので、かなり楽にプランを立てることが出来ました。
飛行機のチケットを取り、すべての宿、現地ツアーを申し込み、準備万端で成田に向かったのであります。。
(^_-)b
つづく、、、
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