2019年3月3日日曜日

エジプトの旅 1 day1-1



成田からエジプト航空の直行便に乗り、





12時間のフライト。

時間がたくさんあったので機内ではたくさんの日本映画を観れました(^^♪

それについても色々書きたいのですが、

あまりに膨大になり過ぎてしまう予感がするので、今回はやめておきましょう。またいずれ、、。


朝の4時にカイロ空港に到着。

機外を見ると、案の定まだ真っ暗です。

空港の写真を撮りたかったのですが、

地球の歩き方によると、空港などの重要施設で写真を撮ると捕まることがあるとのことでカメラを出すことは差し控えました。

ついて早々、拘束なんて勘弁ですから、、。


飛行機の扉があき、外に出ます。

手荷物は海外旅行の時のいつもの装備、

20リットル程の普段使っているドイターの緑のデーバックと40リットルほどのキャリーバッグの2つです。

キャリーバッグはその名もマックスキャビン、キャビンに持ち込める最大サイズの物なので、荷物は2つとも機内に持ち込め、降りる時も荷物待ちをすることなく、すぐに入国審査エリアに出ることが出来ました。


次はちょっと緊張のビザの取得!

個人旅行で入国ビザがとれるのか心配していましたが、カウンターで、事前に用意していたアメリカドルで25$を支払い、なんの問題もなく一カ月のビザを取得できましたー!

よっしゃー!

まずは第一段階クリアー!

ビザをもって入国審査を受け、税関を抜け、何の問題もなくにエジプトに入国することが出来ました。

ぱちぱちぱちー!


次は現地通貨調達!

ということで、空港内で空いていた唯一の銀行(と思われるカウンター)に向かいました。

ジャパニーズ円からエジプトポンドに替えられるか聞いてみると、可能とのことなので、1万円を両替しました。レートはおよそ100円で15ポンド、6倍すると円になる計算ですね。

結局、旅の間も円から直接ポンドに替えることができ、カードのキャッシングは一度も使わずに現地通貨を手にすることができました。さすが円は国際通貨、頼もしい!


エジプトポンドに両替したとき、なんか貰った額がちょっち多くねー?

と思っていたのですが、地球の歩き方最新版が2014-15年のものなので、現在はエジプトポンドの価格がだいぶ下がっているようです。ラッキー♪

エジプトポンドを小さめのお札(50ポンド札)で出してもらい、財布がかなり膨れました。一気に金持ちになった気分♪


懐が温かくなった所で、最後の難関、タクシーの乗車です。

エジプトのタクシーは確実にぼられる。メーターで行けても、メーターが改造してある、とガイドブックには書いてあります。(まぁ、インドと同じですね、、)

深夜の時間帯など下手したらタクシーに乗ったままどっかに連れ込まれて身ぐるみはがされる、最悪命を取られる?、

なんてこともあるかもしれない。まずは価格交渉からです。


空港を出てるとすぐに、

タクシー?タクシー?

と声を掛けてくるおじさんの群れに遭遇しますが、こういう類のひとたちはすべて無視。

まずはシャトルバス乗り場に向かい、バスで行くつもりであることをアピールします。

入国審査までは、気の優しい日本人であったが、審査を終えてロビーに出た瞬間から、即座に


対外国人ぼったくり防御モード

に移行し、鉄面皮を装うのであります。

タクシー?と聞かれても、バスで行くんで、、と、とりあわない。本当はタクシーに乗りたいのだけれど、

タクシー? ハッ?知らんがな!

という冷たい態度をとるに限ります(笑)。こちらが欲しいものを相手に微塵も知られてはならないのです。

バス乗り場に行くまでに、何人かは確実についてくるので、そこらへんから交渉が始まります。

タクシーで行ってあげてもいいけど、ちなみに幾らぐらいするの?

ある人は350、ある人は300とか言ってくる。

その中で一番安い200を提示してきた人に、いや、100なら行くね、、と言ってみる。

すると150でどうだい?と返してきた。

いやいや、無理無理、100じゃなきゃいかないよ、それならは別にバスで行くし、、。

こちらがそういうと、そのおじさんは鹿のような哀しい目をして、いや、それは無理だわ、、といった感じで離れていこうとしました。

おー、そうか150位が相場なのか、と理解し、その鹿の目で去っていこうとするおじさんを呼び止め、カイロのホテルまで行ってもらうことに決めました。


タクシーに乗る前に、わざとらしく携帯で電話する(ふりをする)

ドライバーの名前を聞き、ナンバープレートのナンバーを電話で話し、30分後くらいでホテルにつくから、というような話をこれみよがしにします。

ドライバーが、誰と話しているんだ?と聞いてくるので、ホテルで友達がまっているから、と答えておく。実際には誰とも会話していないんですけどね(笑)。ただの演技です。

ただこうしてタクシーに乗ることを誰かが知っていることをアピールしておくことで、途中で犯罪に巻き込まれることの予防になるかな、などと考えています。

こうして、鹿の目おじさんの砂にまみれたおんぼろタクシー、タクシーかどうかよくわからないような車に乗り、しゅっぱーつ!

外はまだ暗い。ドライバーの鹿の目おじさんは、あまり人相はよくありませんが、シンプルなおじさんのようで、淡々と車を走らせていた。


と、高速のようなところを降り、市街地に入って行くと、どこか細い道を入って行き、いきなり車を停めました。

運転手が後を振り返り、ジャストアモーメントと言って、車のキーを抜いて、そそくさと暗闇の中に出ていってしまいました。。

むむ、これは仲間を呼んで、身ぐるみはがされるヴァージョン、パターンDか?と警戒していると、

しばらくして、手にビニール袋を提げて戻ってきた。中にはチャパティーのようなパンが何枚か入っているようであった。おじさんが言うには、自分の朝食だそうだ。

おいおい、客を乗せてる時に自分の買い物はやめようよー!(笑)

でもこういったゆるさが私は結構好きだったりします。

ガイドブックを読むと、

空港行のバスに相当早く乗ったけど、バスが渋滞に巻き込まれ、また運転手が自分のランチを買いに出かけたりなど諸々あり(笑)、結局飛行機に乗り遅れた、というエピソードが書いてあった。

こちらではこういうことが普通に行われるようなのです。そんなことにイチイチ目くじらを立ててもしょうがない。ローマではローマ人のようにふるまえ、というやつです。

私の海外旅行の基準はインドなので、こんなことは全然気にならない、というかインドでもそんなことフツーです。吹っかけてくるのも当たり前、だましてくるのも日常茶飯事、まあエジプトも同じ感じで行けばいいんだな、、と認識をパターンCにシフトさせました。


早朝で道路が空いていたこともあり、30分ちょっとで目的のホテルに到着しました。

クレオパトラホテル。1泊5000円くらい。建物は思っていた以上にきれいで、フロントの対応も丁寧でしっかりしていました。

到着は5時台。部屋は12時からチェックインなのでまだ入れません。

この日は8時からのカイロツアー参加の予定だったので、ロビーで待たせてもらうことにしました。

早くピラミッド見てー、、、わくわく!


つづく、、、



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