ブログに書きたいなぁと思う事が常に湧いてきて、書いても書いても毎日10件近く抱え込んでいるので、
だいぶ前に書こうと用意しておいたネタがそのままになっていることも、しばしばであります。
今日は在庫整理ということで、
だいぶ前になりますが、NHKためしてガッテンでやっていて面白いな、と感じたことを書きたいと思います。
2009年04月08日放送放送された、
歩けた!話せた!脳がめざめる新発想介護術
の中でやっていたのですが、
介護の現場で、とにかくほめることがとても重要であることがわかったというのです。
アメリカの研究によると、少しでもできたらほめるということを続けたら、
機能回復にかかった期間が2/3に短縮されたというのです。
しかしこの褒め方にもコツがあって、
①できた時にすぐほめる、②具体的にほめる
ということがポイントのようです。
これは介護に限らず、子供の教育や社員の教育でも同じことがいえると思います。
誰だって出来て褒められたらうれしいし、
逆に怒られてばっかりだったら萎縮しちゃって意欲が萎えちゃうと思います。
でもこういうふうに数字でバシッと結果が示されると、やっぱ褒める事って大事なんだなぁと実感します。
私が時々メールをさせて頂いている方で、作業療法士でかつ博士号までとられた努力家で、かつ人間的にも素晴らしい方がいらっしゃって、
ここでは仮に“ハカセ”さんと呼ばせて頂きますが、
その“ハカセ”さんによると、発達障害児の教育においても、
やはりまわりの「ほめる環境」がとても重要であるそうです。
博士論文の内容は、
≫発達障害をもった子どもへ直接ではなく
≫その子どもにとって重要な役割を担う人的環境である
≫小学校の先生へ「ほめて育てる」事ができるプログラム(勉強会)を
≫作業療法士である私が実施し、有効性を示しました。
というものだったそうです。う~ん、素晴らしい。。。
(勝手にメールの内容を掲載させていただきましたことを
m(_ _)m お詫び申し上げます )
どんな分野でも褒める事って大事なんですね。
そしてたまには、じゃなくて常にかな?
自分を褒めることも忘れないようにしないとな、と思います。
さて、褒めることからは少し外れますが、介護関連でついでに載せておくと、
(痴呆)老人との接し方で大事なのは、情緒的なつながりだそうです↓
話の内容が全然つじつまが合ってなくて、あっちにとんだり、こっちにいったりしても、
とにかく否定しないで、
ああそうだね、そういうこともあったねと、
とにかく表面的な事を否定しないで話しを受容し、
情緒的に常につながっていることが 大事なのだそうです。
そうすることで、老人の方は自信につながり、自分は衰えたと落ち込ませてしまう事がないそうです。
この本はかっちさんに紹介していただきました。
かなり面白く、かつためになる本でした。
m(_ _)m ご紹介いただき、有難うございました
(この本、もう一度借りようと図書館に行ったら、予約が6件も入っていて全然借りられません。すごい人気ですね。)
私はこの本の情緒的なつながりの部分を読んで、前に読んだ
という本を思い出しました。
この本の中で、男女の会話に対する見解の違いが述べられていました。
男性は、話の内容を解決することに主眼が置かれているのに対して、
女性の方は話すこと自体が目的であることが多いとのことでした。
そしてこの違いが男女のすれ違いを引き起こす大きな原因であると述べられており、
ナルホド、そんなものかなぁーと思いました。
この本の中では、男女の会話に対する違いをよく知ったうえで、それぞれが相手を思いやるように努力すべきだという事が書いてありました。
さて介護に関して、最後に載せておきたいと思った本がこれです↓
介護もただがむしゃらに体を抱えたりするのではなく、
古武術の身体技法を利用することで、ほとんど力を使わずに体を起こせたりするそうです。
私は自分の周りにそういう人がいないので試す機会がありませんが、
こういう介護が必要になった時は、是非参考にしたいなと思ってます。
というより、はやくやってみたいので、誰か倒れてくれないかなぁ~、、、
いや、いや、そんなこと思っちゃいけないですね。
しかし一番大事なのは、
倒れないようにすること=予防医学
でしょう。
おしまい
参考:
ためしてガッテン 歩けた!話せた!脳がめざめる新発想介護術 http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20090408
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