2009年5月6日水曜日
一華開五葉 ≪その壱≫
京都での出来事の最後に、兄の友人と久しぶりに会った時のことを書いておきたいと思います。
兄の友人は、現在同志社大学のセンセーをしておられる方で、私は京都滞在中、計二回も会ってしまいました。
一回目は、兄とともに高尾にあるご自宅(庵)まで押しかけ、夜の2時ごろまでお邪魔してしまいました。
二回目は両親がセンセーの講義を是非聴講するのだといって、食事にお誘いし 、
(それもバーミヤンです、、よかったのかなぁ?)
歓談しました。
会食の前半は、センセーを招いているにもかかわらず父の独壇場と化してしまい、私は一所懸命、センセーの話を引き出そうと流れを変えるように仕向け、後半やっとセンセーの話になりました。
(~_~;)> カナリアセリマシタ
センセーの専門は技術哲学で、私たちが科学・技術とどのように関わっていくべきかを、西洋の哲学や東洋思想などを土台に模索していこうというもので、
これからの日本がどうあるべきかを常に考えておられる憂国の士でもあります。
今回のお話では、大学の内側のことや、いまの日本の現況あるいは世界情勢をどうみるかなど面白い話をいろいろ聞かせて頂きました。
(^_^ )ゞ アリガトウゴザイマス
センセーといっても、実は私の一つ上で、同じ高校に通っていた先輩なのであります。
私が体育館で器械体操のマット運動をしている横で、フェンシング部で汗を流しておられたセンセーは、よくあの鋭い剣でツキを繰り返していました。
体育館が狭かったこともあり、体操用のマットを斜めに敷くことが多かったのですが、マットに着地した時に直進してきたセンセーのツキが入り、串刺しにされそうになったことも何度かあったような、、、。
しかしそこはさすがのセンセー、ちゃんと寸止めされていました。
今は居合もされるそうで、高尾の庭で練習をされていると、
「武士がおるぞ!」
とさわがれ、フェンシングの練習をすると、
「洋剣もたしなむのか」
と感心されているそうです。(笑)
昔から文武両道で、行動力があり、話もうまく、今の大学生に教える仕事が天職であるような素晴らしいセンセーなのであります。
そんなセンセーの庵にお邪魔させて頂いた折、壁に達磨大師の絵が描かれた掛け軸が掛かっていました。
お話を聞くと、京都の相国寺の住職から買ったものだそうで、掛け軸には、
一華開五葉(いっかごようをひらき)
結果自然成(けっかじねんになる)
と書かれていました。
意味は、
一輪の花が五枚の花びらを開き、
実は自然になる
というものだそうです。
つづく、、、
参考:
Mixiを見れる方は、センセーのブログなども訪れてみて下さい。
センセー(くまらじーばさん)のブログ
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=10595969
ついでに、兄(Te2さん)のブログ
(京都でセンセーと会った時のことが書いてあります)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1152613928&owner_id=3737589
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