木華開耶媛(このはなさくやひめ)
堂本印象38歳の時の作品(Domoto-Insho)
祖父を偲ぶ意味で、京都の堂本印象美術館見てきました。
もう建物からして違います。
おそらくこれも堂本印象さん自身のデザインなんでしょう。何せ、日本画、洋画に留まらず、ステンドグラス、お皿、イスとなんでも手掛けたようですから。
いま美術館でやっていたのが、 こちらの企画↓。
さっそく美術館の中へ、、、Let's Go!
そして入口をよく見て頂きたいのですが、ドアの取っ手にも印象さんのデザインが使われています。
こんな感じ↓
建物の中に入ると、目に飛び込んできたのが、
このステンドグラス。
絵画と違って、光が透過するデザインというのも印象さんの作品が引き立っていいですね。
館内の絵は撮影禁止なので、ネットで拾ってきた画像などをご紹介します。
今回の企画で展示されていました。
宇宙の始まり、生命の本質、物質の極微の世界を表しているように感じました。
印象さんは伝統的な日本画の技法を学んだ方で、
また館内のパネルにあったのですが、仏教美術にも精通しており、
高野山で柱に菩薩像を描き、
また東京の浅草寺にも
さらに度肝を抜かれのがこの襖絵↓〔超ゆる空〕。
ここに飾られているお皿のデザインや色遣いがまた大胆で、
印象さんの天才性を感じさせるものでした。
私はこの皿を見ていて、どこか岡本太郎にも通ずるものがあるな、と感じました。
こちらは、サロンの扉。
ゴージャスなデザインです。
さて、ひととおり美術館内を見て回った後、お土産コーナーで、過去の企画展示の時の冊子などをパラパラ見ていました。
この冊子を見ていると、児玉希望という画家の作品に目がとまりました。
極めて緻密かつ大胆な日本画の作品に、スゲーと思わず口走ってしまいました。
ネット上でいろいろ彼の作品の画像を探してみたのですが、私がパンフレットで見つけてものは残念ながらありませんでした。
ネット上で見つけたのはこんな感じの絵でした↓。
〔Pictures of Kibo Kodama↓〕
参考:
こんな感じ↓
(これは出入口とは別の扉)
建物の中に入ると、目に飛び込んできたのが、
このステンドグラス。
絵画と違って、光が透過するデザインというのも印象さんの作品が引き立っていいですね。
館内の絵は撮影禁止なので、ネットで拾ってきた画像などをご紹介します。
≪印象70歳の時の作品 交響≫
[Symphoney by Insho Domoto]
今回の企画で展示されていました。
宇宙の始まり、生命の本質、物質の極微の世界を表しているように感じました。
印象さんは伝統的な日本画の技法を学んだ方で、
また館内のパネルにあったのですが、仏教美術にも精通しており、
高野山金剛峯寺
〔Koyasan Kongobuji,Wakayama pre.〕
高野山で柱に菩薩像を描き、
大阪 四天王寺においても四方仏などを描かれたようです。(焼失というのがなんとも残念)
また東京の浅草寺にも
また美術館のパネルにあった各地に点在する印象さんの作品で目を惹いたのが華やかな襖絵でした。
智積院(ちしゃくいん、Chishaku-in Temple, Kyoto
さらに度肝を抜かれのがこの襖絵↓〔超ゆる空〕。
スゴイ、スゴスギル。
乙津寺のHP によると、印象さん77歳の時の作品のようです
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大師堂が再建された当時、堂本印象画伯(帝室技芸員)が、乙津寺へ来寺され、大師堂の天井に墨絵で龍を描かれ(天井墨絵「雲龍」)、これを寄進されています。
堂本印象画伯は昭和43年(1968)にも「超ゆる空、暗香(裏面)」、「妍春(けんしゅん)」、「光る庭」(非公開)などの襖絵17面を再建書院に寄進されました。
この襖絵はピカソの影響を受けたと言われている作品であります。堂本印象画伯が画人としての純粋な意識、つまり無の境地で描かれたものであります。
日本美術の伝統の未来をきり開く世界美術、新時代の新芸術。新しい空間性の創造、世界中どこにもない新領域。東洋美術の真髄から芸術の本質を問い、その究極点からの創造者、芸術境、その心境から生まれた内容の作品であります。 さらに昭和47年(1972)には「不動尊軸」を寄進して頂いております。
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二条城の伝統的な襖絵と比較してみてください。
乙津寺のHP によると、印象さん77歳の時の作品のようです
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大師堂が再建された当時、堂本印象画伯(帝室技芸員)が、乙津寺へ来寺され、大師堂の天井に墨絵で龍を描かれ(天井墨絵「雲龍」)、これを寄進されています。
堂本印象画伯は昭和43年(1968)にも「超ゆる空、暗香(裏面)」、「妍春(けんしゅん)」、「光る庭」(非公開)などの襖絵17面を再建書院に寄進されました。
この襖絵はピカソの影響を受けたと言われている作品であります。堂本印象画伯が画人としての純粋な意識、つまり無の境地で描かれたものであります。
日本美術の伝統の未来をきり開く世界美術、新時代の新芸術。新しい空間性の創造、世界中どこにもない新領域。東洋美術の真髄から芸術の本質を問い、その究極点からの創造者、芸術境、その心境から生まれた内容の作品であります。 さらに昭和47年(1972)には「不動尊軸」を寄進して頂いております。
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二条城の伝統的な襖絵と比較してみてください。
すごいですねぇー、天才です。
一度この寺には行ってみないとな、と思いました。
祖父にこの美術館に連れてきてもらった時に、
「印象先生は、カタにとらわれない自由な作品を作るひとだった」
といっていたことが心に残っているのですが、本当にもうなんかツキヌケテイルという感じがします。
一度この寺には行ってみないとな、と思いました。
祖父にこの美術館に連れてきてもらった時に、
「印象先生は、カタにとらわれない自由な作品を作るひとだった」
といっていたことが心に残っているのですが、本当にもうなんかツキヌケテイルという感じがします。
祖父に連れてきてもらった時には、絵が額縁からはみ出しているような作品も展示されてあって、あー、本当に自由奔放な発想で絵を描く人なんだなぁと思いました。
というより、一つのカタには収まりきらないインスピレーションを内に秘めていたのだろうと思います。
この美術館の3階にはサロンがあったのですが、
というより、一つのカタには収まりきらないインスピレーションを内に秘めていたのだろうと思います。
この美術館の3階にはサロンがあったのですが、
ここに飾られているお皿のデザインや色遣いがまた大胆で、
印象さんの天才性を感じさせるものでした。
私はこの皿を見ていて、どこか岡本太郎にも通ずるものがあるな、と感じました。
こちらは、サロンの扉。
ゴージャスなデザインです。
さて、ひととおり美術館内を見て回った後、お土産コーナーで、過去の企画展示の時の冊子などをパラパラ見ていました。
この冊子を見ていると、児玉希望という画家の作品に目がとまりました。
極めて緻密かつ大胆な日本画の作品に、スゲーと思わず口走ってしまいました。
ネット上でいろいろ彼の作品の画像を探してみたのですが、私がパンフレットで見つけてものは残念ながらありませんでした。
ネット上で見つけたのはこんな感じの絵でした↓。
〔Pictures of Kibo Kodama↓〕
私はあまり絵には詳しくないのですが、素晴らしい画家が日本にもまだまだたくさんいらっしゃるんですね。
こういう絵を見ていると、色々な意味でとても刺激を受けます。
こういう絵を見ていると、色々な意味でとても刺激を受けます。
この美術館があらわしているように、日本全体も生活の中に自然に芸術があるような、余裕のある社会になったらいいな、と思いました。
また素晴らしい絵などありましたら、随時このブログで紹介していこうと思っています。
おしまい。
また素晴らしい絵などありましたら、随時このブログで紹介していこうと思っています。
おしまい。
参考:
乙津寺〔おっしんじ、岐阜:Osshinji Temple, Gifu pre.〕
http://www.ccn.aitai.ne.jp/~umedera/index.html
http://72.14.235.132/search?q=cache:R67tAaPYDmoJ:commons.wikimedia.org/wiki/File:Osshinji02.JPG+osshinji&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
智積院(ちしゃくいん、Chishaku-in Temple, Kyoto)
http://www.chisan.or.jp/sohonzan/
堂本印象美術館(Domoto-Insho Museum of fine art)
http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/
東福寺の龍
http://www.tofukuji.jp/index2.html
児玉希望
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89%E5%B8%8C%E6%9C%9B
浅草寺
http://www.senso-ji.jp/
http://www.ccn.aitai.ne.jp/~umedera/index.html
http://72.14.235.132/search?q=cache:R67tAaPYDmoJ:commons.wikimedia.org/wiki/File:Osshinji02.JPG+osshinji&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
智積院(ちしゃくいん、Chishaku-in Temple, Kyoto)
http://www.chisan.or.jp/sohonzan/
堂本印象美術館(Domoto-Insho Museum of fine art)
http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/
東福寺の龍
http://www.tofukuji.jp/index2.html
児玉希望
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89%E5%B8%8C%E6%9C%9B
浅草寺
http://www.senso-ji.jp/
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