2012年5月23日水曜日

宮崎・阿蘇めぐり



私の祖母は九州の阿蘇にいるのですが、

今年88歳(=米寿)になったので、お祝いを兼ねて阿蘇まで馳せ参じてきました。


本当は米寿のお祝いは数え年でカウントするので去年祝うべきもののようですが、

まぁそういう細かいことはどうでもいいのであります。


今回は阿蘇に行くにあたって、せっかくなので宮崎から入り、阿蘇に滞在し、熊本空港から出るというルートを考えました。




まず驚いたのが、飛行機の安さです。


行きはソラシドエアー、帰りはスカイマークに乗ったのですが、


行きは9800円、帰りも1万円チョットでした。


もちろん1カ月とか早めに予約を入れての価格なのですが、


1万円を切る値段で東京-九州にいけるなんて、スゴイ時代になったものだなぁと思いました。




今回の旅のルートは、宮崎空港に9時頃到着、そこからすぐ近くの宮崎神宮を参拝、


そのあと、バスで西都原古墳に行き、そこからまたバスと電車を乗り継いで、

平家落人伝説の残る椎葉村まで行って宿泊。




翌日は椎葉から高千穂にでて、高千穂を見学。


そのあとバスで阿蘇に行って、祖母に会うという計画でした。




しかし九州の地図を見て頂くとよく分かるのですが、


西都原古墳-椎葉-高千穂


というラインは内陸で、そのまま北に移動すればとても近いのですが、如何せん!交通の便がないのです。


従って、わざわざ海沿いにでて、電車で北上し、またバスで奥地へ向かうということの繰り返しでした。




西都原古墳はバスで30分くらいだったのですが、


椎葉に到っては、日向市駅というところから2時間半!


高千穂は、延岡駅から1時間20分ほどでした。


椎葉-高千穂は北に移動すれば本当にすぐなのですが、海沿いに出ると移動にまる一日かかってしまいます。




さて今回宮崎・阿蘇の旅でとった写真を少しアップし、コメントなども添えておこうと思います。


こちらは羽田空港でソラシドエアーに乗る所です。










白に黄緑の美しいカラーリングでした。








空港にはちょうど政府専用機が2機止まっていました。






あとでニュースを見ると、天皇がイギリスに渡ったそうで、それに使われる機体だったようです。




天気は極めて良く、下の景色が良く見えました↓








これは私のかつての地元、江の島です。








空からみても意外と大きく見えたのには驚きでした。




久しぶりに飛行機に乗って感じたことは、人は3次元の世界に生きていながら、


意外と地面に貼りついて2次元的な世界観で生きているんだなぁということでした。



宇宙飛行士が外から地球をみて人生観が大きく変わるように、


たまに飛行機に乗って自分の住んでいる所を俯瞰してみるって大切だな、と感じました。




さて余談は置いておいて、こちらは富士山↓







やはり霊峰富士、とても綺麗でした。








私はこのところ毎年富士山には登っているのですが、


登った時はあの頂上にいるのかぁ~と思うと、なんか不思議な気がしました。


今年も、富士山行こう!と思いを新たに飛行機は九州へと進んでいくのでありました。










宮崎空港には8:40定刻に到着。


出来たら8:50のバスに乗りたいなぁと考えて、荷物も預ける必要のないサイズにまとめていたのですが、


その甲斐あって10分後のバスに余裕で間に会いました。


空港からバスを乗り継いで、宮崎神宮に9:26につきました。







まず目についたのが、鳥居の左横にあった巨木!











樹齢100年のみやざきの巨樹百選に選ばれている樹でした。


鳥居の中に入って行くと、涼しく、







中に入って行くに従って厳かな雰囲気が漂ってきました。










宮崎神宮自体はそれほど大きくはないのですが、


清らかなやさしい風が流れていて、どことなく明治神宮に感じが似ている気がしました。










滞在時間は45分ほどあったので、境内を色々と散策しました。


途中に鶏がいました。まるで伊勢神宮のようです↓








すぐ近くに猫がうずくまって見ていたのですが、特に手を出す気配はありません。








さすが神様の使いの鳥というところでしょうか。




宮崎神宮は、10時過ぎに出て、丁度一時間ほどバスに乗って、西都原古墳へ。


バスは西都バスセンターというところに止まるのですが、


なんとココから2.5kmほどあるので、歩くかタクシーに乗らなければならないのです。


タクシーに乗るのは癪なので、私は歩いて古墳を目指しました。


30分位あるいて、

「西都原ガイダンスセンター このはな館」
http://www.saito-kankou.com/konohanakan/gaiyo.html



に到着。


ここでは無料でレンタルサイクルを借りれるという事だったので、


自転車を真っ先に借りて、だだっ広い敷地をひと通り見て回りました。








とにかくここは時間があまりなかったので、自転車でぐるっとひとまわりして、


また大急ぎでバスセンターに向かいました。


雰囲気としては、宮崎アニメのラピュタの庭園みたいな感じでしょうか。


昔この地に栄枯盛衰のドラマがあったんだろうな、ということを偲ばせる景色でした。



再びバスセンターに戻って、佐土原駅というところに行き、電車に乗りました。



私が乗ったのは如何にも南国宮崎という感じのコチラの電車、、、ではなく、










こちらです↓








ローカル線だし、スキスキで海岸沿いの景色見ながら弁当を食べようと思っていたのですが、

誤算も誤算!


ホームを見ても分かるように、車内は学生がすし詰め状態で、あわわ、、、という感じでした。


結局途中からは座れましたが、たいへんな混みようでした。




この電車で日向市駅というところまで移動し、そこから上椎葉行きのバスに乗ります。


15:10発のバスに乗って、上椎葉に到着するのが17:43です。







延々と川沿いの道を奥へ奥へと分け入って行くのですが、








あまりに疲れて途中寝てしまいました。。。




椎葉での宿泊は、森の民宿 龍神館というところに予約を入れていました。


場所は、バスの終点の上椎葉からさらにバスに乗って行く所なのですが、


バス停に車で迎えに来て下さっていたので、そこから車で20分位揺られて宿に到着。









この宿を決めたのは、特に深い意味もなく、

椎葉村のHPの宿の欄で休日になると真っ先に予約が埋まる旅館があったので、

さぞかし人気があるのだろうという感じでそこに決めました。


で、やはりこの宿は当たりだったようです!

こちらが夕飯↓




まず囲炉裏にイワナ(だったかな)が焼いてあり、




並べてある食事を写したのですが、1枚ではとても収まり切れず、

3枚に分けて撮影しました(笑)↓









ほぼすべて土地のもので、山菜などとても美味しいく、メチャクチャ豪勢な料理でした。

驚くべきは、料理はこれだけでなく、更に椎葉の手打ちそばだとか、天ぷらが次々と出てくるのです!

この料理の豪華さには本当に驚かされました。


上の囲炉裏の写真の所で、対面に3人分の料理が並べてありましたが、

これはちょうど同じ日に、どうやら測量関係の営業で来ていた宮崎は都城の方たちでした。

(良かったら一杯などといって、ビールや都城の焼酎などを頂いてしまいました。御馳走さまです。)


食事をしながら、宮崎のことなど色々話しを聞かせて頂いて、とても面白かったのですが、

宿に関しては、椎葉ではこの宿がダントツの一番だそうです。

どうやってこの宿見つけたの?と聞かれました。

やはり料理が半端じゃなく素晴らしいとおっしゃっていました。

なにせこの宿、宣伝はしてないそうなのですが、

皇太子の弟さんの秋篠宮さんも泊まったことがある宿で、写真が額にいれて飾ってありました。(写真は撮らず)

とにかくリピーターが多く、連休などは半年前くらい前に予約を入れないと取れないのだとか。。


他に彼らは、宮崎県内色々な宿に泊まるのだそうですが、

同じような宿として、高千穂の暖心(のごころ)という宿を薦めていました。

今回私は既に高千穂はユースホステルに決めていましたが、次回はそちらに泊まってみてもいいな、と思いました。


宿にはネコちゃんもいました↓




部屋はこんな感じ↓  ログハウスですね。







こうして一日目の夜は更けていったのでありました。。。



つづく、、、










参考:


スカイマーク
http://www.skymark.co.jp/ja/

ソラシドエアー
http://www.skynetasia.co.jp/


西都原ガイダンスセンター このはな館
http://www.saito-kankou.com/konohanakan/gaiyo.html


西都原古墳群
http://www.mppf.or.jp/saito/park/access.htm


森の民宿龍神館
http://www.shiibakanko.jp/hl_index.php?act=dt&gid=3








2012年5月14日月曜日

いざ北斎展へ


現在、東京で葛飾北斎展が開催されており、先日見に行ってきました。


三井記念美術館
ホノルル美術館所蔵「北斎展」
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html



ホノルル美術館で保管されていたものが今回本邦初公開となったもので、


保存状態が極めて良く、色が鮮やかでとても綺麗でした。




かの有名な、あのビッグウェーブ「神奈川沖浪裏」↓や






赤富士、「凱風快晴」↓






もありました。


「神奈川沖浪裏」は、青がとても深みがあり、ホンモノはこんな色だったのかぁ~と感慨もひとしおでした。


もっとも、刷った当時はもっと色鮮やかだったのだろうとは思います。

(参考:彦兵衛のブログ≪やはり凄かった日本人!~歌川国芳の浮世絵~≫)




他に何点か印象に残った北斎の作品を上げておきましょう。




「尾州不二見原」↓




この作品も有名ですが、ホンモノは身近で見るとやはり迫力があっていいなぁ~と感じました。


実際、作品を描いたと思われる場所では、このように富士山は見えないらしいのですが、


こんな風に見えたら楽しいだろうな、という北斎の遊び心を感じされるものでした。


遠近感、透明感があり、構図の大胆さがユニークな作品です。






北斎と言えば、富嶽三十六景ですが、


その中で見たことがない作品として、今回心惹かれたもののひとつがコチラ「隠田の水車」↓




富士を背景に、水車が回っていて、手前に亀を引いた子供がいます。


水の流れもユニークで、面白い構図になってます。


この作品には、自然と人工物と人間が、生き生きと、そしてどことない可笑しさをもって組み合わされていて、


私はこの作品に北斎のすべてが凝縮されているように感じました。






今回の作品群の中で、一番印象に残ったのがこちら

「木曽路ノ奥阿弥陀ケ滝」↓






なんじゃこれゃ~!?


ってな感じでした。


滝の上の水たまりを敢えて垂直に描いてあり、


地球の精霊がそこにあられているような、異様さとともに、荘厳さを感じさせる作品でありました。




他に、迫力を感じた作品としては、こちらの鶴ですね。


「松に鶴」↓






羽根のふさふさ感が素晴らしく、鶴なのに猛禽類を感じさせる迫力がありました。




猛禽類といえば、団扇に描いたこちらの鷹も圧巻でした。










こんな団扇であおいだら、風がビュンビュン来るだろうな、と感じさせるものでした。


もともと北斎は、猛禽類を描くのが得意だったそうです。




ネット上で、こんな作品がありました

「桜に鷹」↓








羽根の感じ、鷹の様子、色の配色が最高に素晴らしい作品です。


こんなのも間近でみれたらまた迫力あるんだろうな、と思います。






今回の作品展は、前期が5/13までで、後期が5/15-6/17までとなってます。


後期の作品展も是非見に行こうと思ってます。






おしまい










参考:


三井記念美術館
ホノルル美術館所蔵「北斎展」
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html


NHK 歴史秘話ヒストリア
いつだって負けずギライ
~葛飾北斎 横町のオヤジは世界一~
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/117.html


彦兵衛のブログ:


やはり凄かった日本人!~歌川国芳の浮世絵~〔Ukiyoe by Utagawa Kuniyoshi〕


金魚づくし~歌川国芳の浮世絵≪その弐≫~〔Ukiyoe by Utagawa Kuniyosi part 2〕


江の島の浮世絵(歌川国芳) 〔Ukiyoe by Utagaw Kuniyoshi part3〕


江の島の浮世絵(歌川国芳)~其の弐~ 〔Ukiyoe by Utagaw Kuniyoshi part4〕

2012年4月29日日曜日

今読んでる本~松下幸之助、坂本光司



私は現在2冊の本を同時並行で読んでます。 一冊は、松下幸之助さんの本↓



です。

この本は、松下さん自ら書いた本ではなく、彼が語った珠玉の言葉を集めたものです。


関西弁の語り口調でとてもわかりやすく語られているのですが、


その軽い語りの中に、核心をつく言葉が随所にちりばめられており、

思わず「ん、、」と立ち止まってしまうのです。


本の中の一部を引用しておきましょう↓


~事なかれ主義では発展しない、、、対立と調和~








すべては、対立と調和で成り立っている。


まさに慧眼だなと、と感じます。


別の言葉でいえば、自立と依存、という事になるかと思います。


どちらに偏り過ぎる事もなく、


適度に対立がありながら全体として調和している


というのが理想かなと私も常々感じています。




もう一冊読んでいる本が、やはり経営に関する本で、『日本でいちばん大切にしたい会社』





の著者である坂本光司さんの最新本『強く生きたいと願う君へ』です↓






『日本でいちばん大切にしたい会社』という本は、ホントに素晴らしい本で、


本当にこんな会社があるのか、、と、つい疑ってしまいたくなるほどです。


社員に対する思いやりがあり、地域に貢献し、また障害者を多く雇いながらも毎年利益を出していたり、


と素晴らしい事づくめの会社が取り上げられているのです。


こんな会社で働いたら楽しいだろうな~、

日本にこんな会社があるなら、まだまだ日本の未来も明るいな、

と思わされるような会社ばかりでした。



著者の坂本センセイは何千にもおよぶ日本の中小企業を長年研究してきた方なのですが、


『強くいきたいと願う君へ』は坂本センセイの最新刊です。


まだ読みはじめたばかりですが、

“はじめに”の中に、先の松下氏のことばと重なる点があったのでその箇所を引用しておきます↓







先生のフィールドワークから得た結論として、

みんなから愛され、長期的な業績を上げている会社経営者の最大のポイントは、

「自立心」 と 「利他の心」

なのだそうです。

自らの足で立っていながら、同時に相手を思いやる心を持っているということです。

なんかこれは、松下氏の述べている、対立と調和という言葉とダブルような気がして、引用してみました。



坂本さんの最大の著作である「日本でいちばん大切にしたい会社」は現在3巻まででており、私はすべて読みました!

すべて文句なしの、素晴らしい会社が何社も紹介されており、感激のしっぱなしでした。

今回とりあげた本は、私が「日本でいちばん大切にしたい会社」を職場で読んでいた所、

やはりこのシリーズを読んだことのある人がいて、その人が新聞広告に坂本センセイの最新刊出てますよ、と教えてくれたのがきっかけでした。

さっそく 図書館にリクエストを出して、入手したという訳です。



「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズは、是非多くの人に読んで頂きたいな~と感じます。

そして、そこで紹介されている会社に就職しないまでも、

自分のいるところで、少しでもそのような会社に近付くことができるようにもっていけたらと願わずにはいられません。



同様の本として、私はテレビ東京の「カンブリア宮殿」というのを欠かさず見ているのですが、

カンブリア宮殿

この番組もはやりいい会社、ユニークな経営をしている会社を取り上げているのですが、

それらをまとめた本を出しているんですよね。






私はまだ一巻しか読んでませんが、これもシリーズものなので、全巻読破したいと思っています。

こちらの方は、中小企業だけでなく、大企業の社長さんなども取り上げているので、また違った視点で社会のことが見れてとても勉強になります。


いや~、世の中にはホント色んな仕事、いろんな会社があるんだなぁ~とつくづく思います。

異業種であっても、そこから学べるものを、自分の生き方、自分の働く場で活かしていけたらな~と思うこの頃であります。


おしまい



参考:

≪アマゾン≫

人生と仕事について知っておいてほしいこと

松下幸之助さんの本


日本でいちばん大切にしたい会社

強く生きたいと願う君へ

坂本 光司さんの著作


カンブリア宮殿 村上龍×経済人 (日経スペシャル)