2011年4月27日水曜日

体を動かす・血の循環・心の流れ



人間は全体で生きている


最近このことを実感します。

何のことかというと、

人間は体と心を持って生きている

すなわち人は物質的な側面精神的な側面の両方をもって生きているということです。


もし心に不調を感じたとしましょう。

そのとき心の専門家に伺えば、

おそらくその人は自分の専門である"心"に焦点を当てた治療法を施すことでしょう。

しかし心へのアプローチとして敢えて心に焦点をあてないで、

体・物質的な側面を動かしてみるという方法もあります。

単純な話し、運動をしてみると、

心がスッキリしていままで悩んでいたことがウソのように思えることがあります。

軽く15分ほど走るだけで、心のありようは全然かわります。


一つには、悩むというのは脳のある一定の箇所ばかりが作動してしまって、そのループから抜けられなくなることだとすると、

体を動かすことによって、脳の他の場所に活動領域を移すことが出来、

また血流を促して、脳の疲労した部分を回復させるとともに、

体に負荷を与えることによって、

脳に自家生成の麻薬状の物質を分泌させ楽しい気分を感じさせる働きがあるからだと思います。


心身に不調を感じた時は、確かにその部分に焦点をあてることも大事ですが、

同時に人間の存在全体マクロな視点でアプローチすることも大切だと思います。

しかし世の専門家は自分の専門であるミクロに焦点を当てがちなので、

全体からのアプローチは自分でやるしかありません。


体が不調であれば当然心はふさぎ込み、心に悩みをかかえていれば体が不調となります。

体と心は連関しているので、ふだんから両方を健全な方向にもっていくことが

一番安上がりで、効率のいい健康法・予防医学だと思います。


体・物質的な側面からいえば、、そして運動

心の側面からいえば、想念の習慣感謝や笑いを基本とする、心をカラにする時間をもつなどです。

そして両方にまたがるのが、睡眠ということになるでしょうか。


ホントちょっと走って、ついでに腹筋や背筋などを混ぜて体に適度な負荷を与えるだけで、

心のありようがガラっと変わるのは不思議です。

脳のスイッチみたいのがあって、それをポチッと押す感じです。


私は常々"自分の"運動、"自分の"体操というものを続けて来ました。

そのよりどころとする所は、心地いい否かです。

ふつうは、~体操をそのまま自分に適用したり、頭で考えた計画に沿って、腕立ては何回とか数字を優先させますが、

私は逆に、自分の体が心地いいと感じる形、回数、頻度というものを常に体に聞きながらやってきたので、

運動自体が気持ちいいし、気持ちいいから続くし、

また継続してきたおかげで、心に不調を感じた時、どのような運動をすれば心が切り替わるかが如実に分かります。


心が不調の時は、体を動かしてみよう、

体が不調な時は、心のありようを反省してみよう


本日言いたかったことはこのことです。


ついでなので、最近テレビで見た健康に関するトピックスで、感心したことを二つあげておきます。


歯ブラシで歯ぐきを磨く(試してガッテンより)













本番組では、歯と歯茎の間を軽くこまめにブラッシングするといいとやっていました。

歯ブラシの表面でゴシゴシ歯ぐきをこするのは良くないと言われますが、

私は歯ブラシの側面で歯ぐきをマッサージしていますが、これをやると頭もスッキリしてとても気持ちいい。

画像のように脳の血流と関係しているものと思われます。




また嚥下の働きをよくして、気管に入らないようにする効果もあるそうです↑。




アクティヴ・レスト(活動的な休息)

休むときも、適度に体を動かす(たけしのニッポンのミカタより)









どんなにゆっくり休みたいときでも、ずっと寝っぱなしよりも、

適度に体を動かした方が、疲労は軽減するらしいです。

また脳の疲れを取るには、休日に普段やらないこと= 非日常を体験するのがいいそうです。

さらに詳しいことを知りたい場合は、下でリンクした番組HPを参考にしてください。


最後にお知らせですが

前回とりあげた映画「君のためなら千回でも」の監督

マーク・フォースター

の映画「ネバーランド」(ジョニー・デップ主演)が

5/19テレビ東京午後のシネマショーで放映されます。

私はさっそく録画予約しました。

興味のある方は是非!




参考:

NHK:ためしてガッテン
~役立ちたい!避難生活が楽になる裏ワザSP
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110420.html

テレビ東京:たけしのニッポンのミカタ
http://www.tv-tokyo.co.jp/mikata/backnumber/110422.html

テレビ東京:午後のロードショー
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_afr_load/

ヤフー映画:ネバーランド
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id321184/




2011年4月19日火曜日

君のためなら千回でも


先日近くのツタヤで旧作100円キャンペーンをやっていたので、


発掘良品 = 百人の映画通が選んだ面白い映画


のコーナーにあった


君のためなら千回でも





という作品を借りてみました。


この「発掘良品」のコーナーで借りる作品は、「これは!?」と思っても

なんだかイマイチ面白くなくて、いつも肩すかしをくらう感じだったのですが、

今回のこの映画は素晴らしかった。実に素晴らしかった!

久しぶりに映画らしい映画を観たという感じでした。


舞台はアフガニスタン

ソ連侵攻前のアフガニスタンに生まれた育った少年が、様々な苦難、紆余曲折を経て
一度脱出した祖国の地を再び踏み、あるものを取り戻そうとするのですが、、、。


まず新鮮だったのが、アフガニスタン人の目線からみたアフガニスタンが描かれていることです。

私達のアフガニスタン情報というと、どうしても西側の視点、先進国の目線から流されてくる情報を

そのままアフガニスタンのイメージとして持ちがちですが、

この映画は原作者がアフガニスタン人だけあって、土のにおいがして、祖国に対する愛情を感じました。


またテーマがとても深い。

主人公の少年とその親友との関係、少年と父との関係、ソ連の侵攻やタリバン政権の行為、

これらがある意味すべてリンクしているのです。


つまり、舞台はアフガニスタンでありながら、

実は人間にとっての普遍的なテーマ、誰にとっても考えさせられるテーマがそこに描かれているのです。


アフガニスタンでドンパチやっていることは、私達にとっては対岸の火事のように感じますが、

実はあそこで行われていること、その底辺にあるテーマは、私達にとって極めて身近な事なのです。


それをひとことで言うと、

"我" = エゴ

の問題ではないかと私は感じました。

狭い""、偏狭な""差別を生み、

そこから様々な問題が派生し、

最終的には平気で残虐な行為を行なわせるまでに人を駆り立てるのではないかという気がします。


私は映画を、

ストーリー、映像、キャスト(俳優)で評価するのですが。

まずこの映画、ストーリーは抜群

また映像も、かつてソ連が侵攻してくる前の美しいアフガニスタンが再現されていたりして、

とても見ごたえがありました。

というのも、そのような場所を再現するために、わざわざ中国の新彊ウイグル自治区で撮影したそうで、

かつての美しいアフガニスタンを知るアフガニスタン人に、

まさに昔のアフガニスタンそのものだ

といわしめたそうです。


またキャスティングも、アフガニスタン語をしゃべる子供を使うために、

わざわざアフガニスタンの首都カブールでオーディションをして子供を集めたり、

出てくるアフガニスタン人役の人達が、みないい目、いい顔をしていたのがとても印象的でした。

主人公の大人になった役をやっているひと(ハリド・アブダラ)は、

映画「ユナイテッド93」、あの9.11をモデルにした映画でテロリスト役をやった人だそうで、

そういわれてみて私も思い出したのですが、

映像特典の中で監督が言っているように、

そこにただいるだけで存在感のある人物で、とてもハマり役だと感じました。


ハリウッド映画というと、なんだかアドレナリン系映画 = その場ではドキドキハラハラして楽しめる一方、

映画が終わってしまうと、何も残らない、むしろ「ああ終わってしまった」という空しさが残る、麻薬のような映画が多いように感じるのですが、、

この映画はそんな映画の趨勢にあって、スルメのように噛めば噛むほど味の出るような、硬派な映画でありました。

この映画を作った監督= マーク・フォースター氏の他の作品もゆくゆく観ていきたいなぁと思ってます。


興味のある方は、是非この映画、観てみてください。

オススメです。





おしまい



参考:

君のためなら千回でも:公式HP
http://eiga.com/official/kimisen/



君のためなら千回でも:ヤフー映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329420/



君のためなら千回でも [DVD]:アマゾン

ツタヤ:発掘良品
http://www.tsutaya.co.jp/movie/ms/t-hr/index.html?top=ms_07











2011年4月8日金曜日

グラボの換装





グラボと言われても、ナンダそれゃ?と思われる方も多い方と思われます。

グラボとは、グラフィックボードの略で、パソコンに搭載する画像の処理に関わるパーツです。

他にはビデオカード、VGA等とも呼ばれます。(VGA:ビデオ・グラフィック・アクセラレーターの略)

この所やけにパソコンから音がでるようになったので筐体を開けてみました。

中には幾つかファンがあり、そのファンのどれかから音が出ているのは分かっていたのですが、

耳を当てて聞いてみるだけでは、どのファンから音が出ているのはわかりません。

一番いいのは、筐体を開けたまま起動させ、目星をつけた作動中のファンを指で止めてみることだそうです。

そうして一つ、一つ指で止めてみて分かったのは、

ノイズを発生させていたファンはグラフィックボードに取り付けてある小さなファンだということでした。。

一応ファンのホコリを取ってから再起動してみたりしたのですが、ノイズは変わりません。


質問サイトやパソコンの専門店などで情報を集めた所によると、

どうやらグラフィックボード(以下クラボ)のファンからノイズが発生する事はよくあることで、

それを放っておくと、冷却機能が低下してグラボが熱をもち機能しなくなるとのこと。

対策としては、

① ファンを交換する

② グラボ自体を交換する

の選択肢があるとの事でした。

ファンを交換するぐらいだったら、機能アップも含めてグラボ自体を交換したいと思い、

価格も安いもので数千円のものからあるので、結局グラボを交換する事にしました。

で交換したのが、最初にあげた写真の

ASUSというメーカー(アスースと読むらしい)の EN210 SILENT です。






パッケージにあるように、これは騒音0dB、すなわち無音のグラボです。

なんせファンレスですから!

ファンが劣化してまた音が出てくるのが嫌だったので、今回はのファンなしのグラボにしました。

その代わりに放熱板が付いており、






普通のグラボの2倍くらいの厚さがあって、グラボをはめるスロットの下のスペースも使ってしまいます。


今回グラフィック・ボードを替えるのは初めてのことだったので、

自分の備忘録も兼ねて、グラボの交換には何が必要だったかを書いておこうと思います。


グラフィック・ボードを価格コムなどで検索してみると、値段も機能もピンからキリまで出てきますが、

自分のパソコンにどのグラボが合うのかまったく分かりません。

とりあえず質問サイトで分からないことを質問してみました。

で分かったことは、、、


①受け口の形状が同じ

②パソコンの電源容量以内

③同じメーカーがベター



という3点でした。


まず自分のパソコンについているグラボがどのようなものなのかを調べれば、

受け口の形状やメーカー、機能などがわかります。

私の場合、

受け口は、PCIExp 16X


メーカーは NVIDIA


でビデオメモリーは128Mb


でした。

メーカーが一緒の方が、同時に組み込むソフト(ドライバー)が古いものと競合したりしなくて良いとの事
で、

NVIDIA製のメモリーを搭載したもので、スロットはPCIExp 16X、メモリが128Mb以上、

それに加えて、ファンレスというのがあるそうなので、これらの項目をチェックして価格コムで調べてみました。

価格コム


するとグラボ全体の中で売れ筋20位にある

ASUSのEN210のファンレスのグラボ

がヒットしました。

ファンレスのグラボというのは、もともと発熱量が少ない、すなわち電気容量が少ないからファンなしの放熱板のみでまかなえるということで、

電気容量はそれほど多くないはずですが、価格コムのスペックなどみても電気容量がどの位まで大丈夫なのかが書いてありません。

グラボのメーカーである

ASUSの公式HP

のスペックを見ても見当たりません。


ということで、大元のチップ製造メーカーである

NVIDIAのHP

を見てみると、、、載っていました。



300Wあるなら大丈夫ということで、自分のパソコンがちょうど電源が300Wだったので助かりました。


他にメモリーの種類が、DDR2やDDR3などの規格がありますが、まったく気にする必要はないそうです。

またメモリー容量も512Mbか、どうせなら1Gbにするかも迷いましたが、

パソコンで3Dとかのゲームをやらない限り、ほとんど同じだそうで、結局512Mb にしました。


ということで、このグラボに決定し、価格コムの最も安い所

ソフマップ

で送料込み3980円で購入しました。


取り付け方ですが、基本はパソコンを買ったときについているマニュアルのPCIカードの項に従います。

順序としては、

古いドライバー(ソフト)のアンインストール→ 電源を落とす → グラボの交換 → 新しいドライバーのインストール

となります。

映像に関するドライバーをアンインストールしたら、画像でなくなるんじゃないのか、、、?

と心配したのですが、まったくそういう事はなく、画像はちゃんとでてくるので心配無用です。


パソコンのメモリーを増設した時は、色々と苦労しましたが、、

今回新しいグラボを取り付けてパソコンを起動させると、、、、

作動音はチョーーー静か!!

なんせファンレスですからね!

なんのトラブルもなく、無事システムは立ち上がり、グラボの換装は成功に終わりました。


ビデオ容量は5倍ほどになったので速くなるのかと期待していましたが、、、あまり変わりませんでしたね。(残念)


今回グラボからの騒音というやっかいな問題が出てきた訳ですが、

問題があったことで色々学ぶことが出来ました。

グラボの騒音に、感謝です。

今回の交換で、また一つ彦兵衛もレベルアップできたような気がします。


また何かグレードアップしたりすることがあったら書いてみようと思います。



おしまい




参考:

グラフィックボードのわかりやすい説明HP

質問サイト

ASUSの公式HP

NVIDIAのHPnVIDIA 公式HP

価格コム

ソフマップ




2011年4月5日火曜日

孫さんはやはり桁違いだ!



4/3のヤフーニュースに以下のような記事がありました。


東日本大震災 ソフトバンク孫氏 個人で義援金100億円  

ソフトバンクは3日、孫正義社長(53)が東日本大震災の被災者への義援・支援金として、個人で100億円を寄付すると発表した。

またソフトバンク代表としての役員報酬(09年度実績は約1億800万円)も、引退するまでの分全額を寄付する。このほか、ソフトバンクグループも企業として10億円を寄付するという。

義援金は日本赤十字社や共同募金会を通じた寄付のほか、NPO支援、震災遺児支援などに充てると説明している。  

孫社長は今回の寄付についてコメントしていないが、震災後に福島県を訪ね、インフラ復旧などへの協力を申し出たり、

震災で両親を亡くした震災遺児に18歳になるまで携帯電話を無償貸与する方針も打ち出すなど、公私両面で被災者支援に取り組んでいる。



スゲー、やっぱ桁違いですね、このお方は。。。

100を寄付する上に、年収の100%を自分が辞めるまで寄付し続けるって、どこからそんな大胆な発想が出てくるんでしょうか。

これまでも孫さんについては何度かとりあげて来ましたが、しかし凄すぎます。

人の言動ということをよくいいますが、私はことばよりも行動の方にその人がよくあらわれるように思います。

言葉はいくらでも欺くこともできますが、行動はその人のあり方そのものです。

こういう行動をガーンとやれてしまうというのは、心に相当の覚悟をもって日々生きているということなのでしょうね。 素晴らしい事です。


さて震災の話しとは少し離れるのですが、 4/1にテレビ東京で

時空ロマン 世界遺産ミステリー


というスペシャル番組をやっていて録画してみました。

この中のテーマの一つに、

マルタ島は超古代文明アトランティスの首都だった!


というのがありました。

番組の中では、プラトンの記述が紹介され、

アトランティスでは、各家に上下水道の設備があり、一方の蛇口をひねると冷たい水が、もう一方の蛇口をひねるとお湯が出た、、。

オリハルコンという固い金属を用い、人は空飛ぶ船を自由に操っていた。。。

マルタ島の巨石文明と、プラトンのアトランティスに関する記述がかなり附合するのではないか、というのが今回のメインテーマだったのですが、

それにしても、蛇口をひねるとお湯が出たり、固い金属によって人が空を自由に行き来していたというのはまさに今の時代そのものだなと感じました。

そして、今回の震災が重なりました。

今回の震災は広範囲だったとはいえ、日本の東北~北関東です。

もしこのような20メートル級の津波を世界が一斉に受けたとしたらどうなるのだろうか、、、

おそらくいまの文明は一瞬にして崩壊、消滅するのではないか、という気がするのです。

世界の多くの主要都市は沿岸部にあり、それらの都市が、岩手や宮城の集落のように、根こそぎ持って行かれて消滅してしまうのです。どこからの救援もやってきません。

生き残れた人たちも、その後生き抜いていくのは相当過酷なこととなることでしょう。

そうした事態が起こった時、生き延びていくのは、おそらくネイティヴと呼ばれているような地に足をつけた生活をしている人たちかなと想像するのです。

そして彼らは、

かつての文明では、家々に蛇口をひねるとお湯と水が出て、固い金属で空を自由に飛んで、ある者は月にまで行った、、、。

などと伝えていくのではないかと。

人の営みなんて、自然から見るとホント脆弱でちっぽけなものなのかもしれない、と思います。

そしてもしかしたら、かつて滅んだ超古代文明というのも、本当にあったのかもしれない、、 などと夢想してしまうのです。。。



さてテレビ番組関連として、、、 いま面白いなぁ~と思ってみているのがコチラのシリーズです↓

極める! : 優木まおみの犬学 http://www.nhk.or.jp/program/kiwameru/


第一回では、人の指で指し示すことに対する反応をやっていたのですが、 あのように指差しで合図する事を理解できるのは、だけだそうで、

もっとも人間に近く、賢いとされるチンパンジーでさえ、指差しの意味を理解できないのだそうです。

また指の代わりに、眼だけで合図しても7割方犬は理解できるそうなのですが、これも犬だけができるのだそうです。

人間の目は、白眼があることで、視線がどこにあるのかが分かりますが、この同じ構造をしているのが犬なのだそうです。

チンパンジーは、その他の多くの動物と同じく視線をどこにやっているか悟られないように黒眼だけなのだそうです。


第二回では、犬の性格とDNAについてやっていたのですが、やっぱ性格というか特性ってやはり遺伝なんだなと強く感じました。

サラブレッドの例をあげるまでもなく、遺伝によってほぼその個体の能力が規定されるんだなと思いました。

人間もご多分にもれずDNAをもった生物であり、遺伝によってかなり規定されるんだろうなと思います。

さてこの話しで面白かったのが、様々ある犬の種類をDNAからみた系統樹に割り振られていたことです。

これによると、日本犬はもっともオオカミに近い種類で、意外なのがジャーマンシェパードなんかは、もっとも遠い種類であったことです。

この第二回はまだ再放送があるので見れます。 犬好きの人にはたまらない番組になってます!

ご紹介までに



おしまい



参考:

ヤフー記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000030-maip-soci


テレビ東京:時空ロマン 世界遺産ミステリー
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/newtitle/81988.html

極める! : 優木まおみの犬学 http://www.nhk.or.jp/program/kiwameru/


彦兵衛のブログ:孫さんに関するもの

究極の自己満足とは、、、


志高く、、、秋の空に思う


2011年4月2日土曜日

ふまれても、ふまれても、まっすぐ伸びる麦のように、、、



先日の休みにハッスルしすぎたのか、節電、節電と思って暖房をつけない所でじっとした作業をしていたためか、

3日程前に38度台の熱がでてしまい、いまなんとか持ち直してきた所です。

久しぶりに風邪をひいて思い浮かんできた言葉は、

一病息災

です。

意味→ 無病で健康な人よりも、一つぐらい病気のある人の方が健康に気を配り、かえって長生きできるということ。

私は普段から食事や運動なども含め、おそらく普通の人に比べたら割かし健康には気を配っている方だとと思いますが、

たまに風邪をひくのも、自然の摂理でいいのだろうと思います。

いつも当たり前にやってきたことが出来なくなって、その有難さに気づくことが出来ますし、

体もたまに風邪をひくことて抵抗力を活性化させることが出来ると思うからです。

発熱は体内における一種の浄化のような働きをしているように思います。

日本では風邪を引いたら風呂に入らないように、と言われますが、これは一種の迷信で、

むしろ風呂にゆっくりつかって、体を温め、発汗、新陳代謝を促して寝た方がいいとする文化圏もあります。
私はこちらの方が正しいと感じます。

従って今回もちゃんと風呂に入りました。湯冷めしないように注意すればまったく問題なく、むしろすっきりしました。

一病息災の関連で繋がるのが、いまの日本の状況です。

原子力発電所はいまだ安定せず、放射性物質を依然として外部にまき散らしていますが、

このような国難(= 病)があることで、今までの文明のあり方に疑問を投げかけ、

そのまま目先のオイシサに突っ走って慢性病を進行・悪化させてしまうことにストップをかけることが出来るように思います。

人間万事塞翁が馬すべてのことには一長一短があるというのホントだなと思います。

多くの人が長期的な視野に立って、ものごとを考え直すいい機会になればいいなと思います。

今回の震災に対して、3万円ほどの義援金を送らせて頂きましたが、義援金などは赤十字などのちゃんとしたところ(?)に振り込み書で送ると、それが税金控除の対象となることは知っておくべきことでしょう。

前にも当ブログで述べましたが、私は常々、収入の10%は絶対引き落とさないものとして貯金し、収入の1%を目安に寄付に充てることにしています。

今は主に盲導犬協会とペシャワール会ですが、このような災害が起こった時は、別口として寄付するようにしています。

そういえば、前のブログで自分の住んでいる地域の標高を知る地図を紹介しましたが、

http://topocoding.com/


何mの津波が来たときに、どのくらいの地域が浸水するのかを如実に知ることのできる地図もあるんですね↓

http://flood.firetree.net/


私は最大の60mでもシミュレートしてみましたが、やはり今住んでいる所は(ギリギリ)大丈夫でした。


最後に、、、 去年の暮れあたりからずっとはだしのゲンを読んでいたのですが、

これを読むと、失礼ながら、今の日本の危機なんてそれほど大したことではないぞ!

と思ってしまいます。

改めて読んでみると、作者は、一巻の冒頭から最終巻の最後に到るまで、彼が支えられたと思われる麦にまつわる話しを載せていました。

麦は秋に種を播き、冬に芽吹き、農家の方に何度も何度もふまれ、ふまれることで、

根を大地に伸ばし、茎をしっかりさせ、春になってようやく黄金の実を結ぶのだそうです。


おまえは麦になれ 厳しい冬に青い芽を出し、

ふまれて ふまれて 大地に根を張り

まっすぐに伸びて 実をつける麦になるんじゃ


艱難辛苦、汝を玉にす ということでしょうか。

苦労した分は絶対に無駄にならないということでしょう。

被災者の方々、そしていまたいへんな状況の中にある方々も、

どうかこの言葉を支えにして頂けたらと思います。


以下にはだしのゲンより、その麦に関する部分数か所を抜き取って載せておきます。




おしまい




参考:

義援金の寄付について(税理士山ちゃんのブログ)
http://zei.sagafan.jp/e343028.html


日本盲導犬協会
http://www.moudouken.net/


ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/


はだしのゲン(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%B3