2015年4月29日水曜日

今年はハングルだ! (トロイの遺跡、シュリーマンの語学勉強法 & トマトを植えてみた、、)




いや~、今日は天気が良かった、、。

サイクリングがてら

少し遠くのホームセンターに行ってきました。


私はホームセンターなどに行って、

植物コーナーを見て回るのが好きなのですが、

そこにミニトマトの苗を販売していたのです。。


前から庭でミニトマトを栽培したい、、、

と思っていたので、すぐに目に飛び込んできました。


あのデルモンテが、試食コーナーまで設けて、

苗や専用の土などを売っていました。


専用の土というのは、ビニールに入っていて、

それをそのままドカッと地面に置いて、

そこに苗を植えるだけなのです。。

ちょーーべんり!

これならプランターとか要らないし、お手軽だわー、

ということで、

苗(400円位)と専用土(950円)を購入してきました。





夏にどのくらいトマトがなるのか

今から楽しみです。。




さてさて、本題です。

なんだか昨年の暮れあたりから、

来年はハングル語を勉強してみたいなー、、

という想いが募っていました。


一つには、ハングルは日本語と近く、

日本人には習得しやすいといわれますが、

それがどれほどのものなのかを

いつか確かめてみたいと思っていたことです。


ヨーロッパの人たちは、近隣の外国語を比較的容易にマスターできる

と言われますが、日本人ならそれが恐らくハングルに当たるのだろうということで、

それを確かめてみたいと思ったのです。


もう一つは、日本にいてもそうですが、

トルコを旅していて結構韓国の人たちと話す機会があったんですね。

で、彼らは義務教育で日本語を勉強していて、

結構日本語知ってるんですよね。

隣の国なんだから、日本語を勉強するのは当たり前、、

といった感覚らしいんです。。


んー、そういわれてみれば、そうだよなぁ~、、

と思い、よし、春からハングル勉強してみよーっ

となったのであります。


私はトルコを旅行中、

トルコ語会話帳を片手に、

出来るだけトルコ語で話しかけるようにしていました。


すると、ある人は、

おー、トルコ語勉強してるの!

と握手を求めてきたり、

また簡単な挨拶をすると、

さらに進んだトルコ語の表現で話しかけてくるのです。


ギブ&テイクに似ているのか、

こちらが一歩相手の文化にあゆみ寄ることで、

向こうから一歩近づいてくれる感じでした。


そうか、異文化の理解って、言葉から入るのかもな、、

などと実感したのです。


韓国は本当にすぐお隣の国だし、

日本にも韓国の人たち結構来てるし、

思い立ったが吉日、、

ということでこの春から始めてみました。



とりあえず、学生のようにガツガツは勉強できないので、

一冊、CD付きのハングルのテキストを購入し、






あとはNHKのテレビとラジオ講座を利用して、

聞き流す感じで勉強を始めています。


今までやってきた英語とスペイン語も平行してやっていくので、

これまでに使ってきたビクターの録音機器だけでは対応できないと思い、

オリンパスのこんな録音機器も買ってしまいました↓






ビクターのが4番組しか録画できないのに対し、

こちらは30番組だったかとれちゃうんですよね。

しかも画像の真ん中の部分が取り外せて、

携帯サイズで、屋外でも聞けちゃうのです。

私がビクターの録音機器を買ったのはもう8年位前になるのですが、

いまはこんなお利口さんな機器が出てるんですね~、

時代を感じました。。。



で、今回また新たに語学を勉強するということで

トルコを旅していた時に知った

シュリーマンの語学勉強法

が心に浮かびました。


私はトルコの旅で、シュリーマンが発見した

トロイの遺跡に行ってきたのですが、

「地球の歩き方」のコラムに彼の勉強法というものが

紹介されていたのです↓





彼は、18か国語を自在に話すことができたそうなのですが、

一か国語をなんと6週間で習得したのだとか、、。

スゴスギル、、、


そのやり方として、

毎日やる、訳さない、音読、作文をする

などを上げています。


なるほどねぇ~、、、

と思いました。

すべてはまねできないにしても、

これを参考にハングルを勉強してみようと思いました。

でとりあえず勉強を始めてから1ヶ月、

なんとなく耳にハングルがなじんできたかな、、

といった感じです。

シュリーマンは+2週間でほぼマスターか、、

と思うと恐るべしです。



さて、せっかくシュリーマンのことを取り上げたので、

最後にトルコ2日目に訪れた

トロイ遺跡の写真を載せて終わりにしましょう。。




↑イスタンブールのオトガル(バスセンター)にて




↑地面が濡れてるでしょ、みぞれだったんですよ、

思い出しただけで寒くなってきます。。。




↑車内にはテレビも完備!


これに乗って、6時間くらいで港に着きました。








どうやらフェリーに乗るようです↓




私はてっきり、トロイの近くにあるチャナッカレという街まで

ずっと陸路で行くのかと思ってたのですが、


ダダーネルス海峡



をわたっていくようなのですね。


出発の時間まで間があり、

ちょうど昼時だったので、

港の前の定食屋(ケバブ屋)に飛び込み、




昼飯を食べました↓












これが、実に美味しかった。

もししたら、トルコの旅の中で一番かも。。


で、フェリーにのって20分くらいで、

対岸のチャナッカレに到着。

ホテルに荷物を置き、




トロイ行のバス乗り場に行きました。






このバスに揺られて、

40-50分ほどで遺跡に到着↓







入ってすぐの所に、

木馬がありました↓



登って中に入れそうでしたが、

まずは遺跡を見学↓













まわりはこんな畑が延々と広がってます↓




よく見つけたものだ、、、

と思いました。。。




















トロイの遺跡は、

このように何層にも積み重なってできていて、




彼の見つけたのは、

トロイの木馬の時代のものではなかったそうです。







円形劇場跡もありました↓








ゆっくりみても30-40分くらいで見て回れる規模でした。

意外なほどに小さかったです。


この地でかつて色々なドラマが繰り広げられたんだなー、、

と思うと、なんだか不思議な感じがしました。



最後に時間があったので、





木馬に登ってみました。






中からの景色↓




正面ゲートとお土産屋さん↑


お土産屋さんの前に出ていたカートの中で、

仔猫が商品のTシャツにくるまって寝ていました。。(笑)




さて、遺跡を見終わり、ゲートを出たはいいものの、

帰りのバスが来ない、来ない、、。

寒風吹きすさぶ中、ひとり、ひたすら待って待って、

暗くなりかけたところで、

遺跡の職員さんたちと一緒になってバスにのって

チャナッカレの街に戻りました。。


街のシンボルの時計塔↓




ホテルはこの塔の近くでした。


港の近くには、あのブラッドピットも出ている

映画トロイが制作されたのを記念して、

木馬が作られたというので、

それを見にいきました↓








ライトアップされていて、

めちゃくちゃカッコよかったです。

(寒かったけどね~、、、)


夕飯は、ホテルで紹介された

ジモティーたちも行くという

美味しいトルコピザの店で頂きました。










いや~、体が温まり、

生き返りました。。


またこんな感じで、

機会があったらトルコの旅の写真を

随時紹介していこうと思います。


では~






2015年4月25日土曜日

ベスト オブ ザ ベスト & デミタス コスモス展



少し遡るのですが、片岡球子展つながりで

3月に見に行った展覧会のことを書いておきましょう。


前に駅に行く途中に桜が咲いていたということを書きましたが、







その日は絵を見に行った日でありました。


ブリジストン美術館が、

今年(2015年)の5月から数年にわたり

改装のため休館になるということで、


ベスト オブ ザ ベスト

と銘打って、

所蔵品の中の珠玉の作品を公開中なのです。


ブリジストン美術館
                     :ベスト オブ ザ ベスト



いやいや、本当にすごい作品ばかりで

見ごたえたっぷり、大満足でした。


で、印象に残った作品を

いくつか紹介しておきたいと思います。


カイユボット


今回展示されていたのがこちら↓




ピアノを弾く若い男



カイユボットの弟さんらがピアノを弾いてる所らしいです。

カイユボットという人は、画家というよりは、

金持ちで画家を支援する人だったそうです。


画家としてこんなにスキルがあるにもかかわらず、

当時彼の作品はほとんど評価されなかったといいます。


私が最初にスゴイ!と思った彼の作品は、

コチラでした↓




去年だったか、どこかの企画展でみたものなのですが、

その写真のような緻密な描写に度肝を抜かれました。


こんなすごい絵を描いているのに、

評価されなかったなんて、ナンデ、ナンデ??

といった感じです。


今回画像検索をしてみて、

同じような題材の絵があることを知りました。





すげー、この床の照り具合とか、、。


あと画像検索してみると、

結構水辺の絵を描いているようです↓



















↑これなんか、生命の躍動があり、

透明感があって、私はとても好きです。



さて、ベスト オブ ザ ベスト展には、

巨匠の作品がズラズラっと展示されていたのですが、

とりわけ目を引いたのが、

ゴッホの次の作品でした↓




モンマルトルの風車


ゴッホというと、

ヒマワリとか糸杉なんかを思い出しますが、

こういう風景画も結構描いているんですね。

単なる風景画なのに、すごく惹きつけられるものがありました。


曇天のもとで、風車がビッと羽を伸ばし

力強く回っているのです。

孤独な中にも、強烈な生命力のようなものを感じました。

彼は孤高の人だったんだろうな~と感じます。


これまたどの展覧会だったか忘れたのですが、

こちらのゴッホの絵もとても強烈で、

ポストカードも買ってしまいました↓





サント=マリーの白い小屋


やはりこちらも、孤独な中にも

強烈な生命力の輝きみたいなものを感じ、

立ち止まって見入ってしまいました。。



他にも巨匠と呼ばれる人たちの作品がたくさんあったのですが、

その中にピカソの作品が何点かあり、

うーーむ、、とうなってしまったのがコチラでした↓




生木と枯れ木のある風景


ふざけているようでいながら、

なんだこの迫力は、、、。

そして背景の山がピンクになっちゃってる所なんかも

尋常ならざるものを感じます。。



最後に、この企画展でもっとも私が気に入ったのがこちら↓




サン=マメス 6月の朝


これはシスレーという人の作品なのですが、

このほのぼのとした感じが私はとても好きなんですよね。


今回はもうひとつ、コチラの作品も展示されていました↓




森へ行く女たち



彼の絵は、やわらかな光の当たり具合とか、

遠近法を用いての道なんかが

主題として多いのかなと感じます。


私は展覧会にいってお気に入りのポストカードを

買うたびに、あ、これもシスレーの作品なんだー、

といつの間にかシスレーのものを購入しているのですが、

今回購入したものの他に、部屋に飾ってあるものとしては










などがあります。


他に画像検索してみると、

素敵すぎる絵がたくさん拾えました↓























アルフレッド・シスレー - Wikipedia




いや~、このほのぼの感がたまらんです。



ブリジストン美術館の最後のコーナーには、

紀元前のエジプトやギリシア、メソポタミアの彫刻群

展示されているのですが、

行くたびに、その造形の素晴らしさに立ち尽くしてしまいます。


一番古いのは、紀元前2千年ぐらいのメソポタミアの彫像なのですが、

まったく古さを感じさせないその造形美にいつも感じ入ってしまうのです。

人はどうして、こうまでして何かを作りたくなるんだろう、、と。


数年後の美術館改修後に、これらの作品がどう展示されているのか、

あるいはされていないのかわかりませんが、

また会えることを楽しみにしています。




一通り美術館を見てから、

付属のショップを見るのも楽しみのひとつなのですが、

ポストカード売り場に、富士山のすごい絵を発見し、

買ってしまいました↓




和田 英作 早春(富士)



画像検索をしてみると、

こんな富士山の絵もありました↓







すげぇ~、、、

朝の空気感が良く出ています。

傑作ですねぇ~、、。


またぞろ山に行きたくなってしまう絵です(笑)。




さてさて、ブリジストン美術館を観終わり、

大満足で廊下に出ると、

壁に色々な美術館の企画展のポスターが貼ってあったのですが、

その一つにこんなものがありました↓








ぉおっ、なんだかオモシロそー!

ということで、歩いて行ける距離にある三井美術館ということもあり、

昼を食べてからこちらの

デミタス コスモス展

にも行って参りました。


と、行く途中のある街角のビルの一室で、

障害者の作品展を置いてあるところを見つけました。

なんかオモシロそうな予感がしたので、少し立ち寄ってみたのですが、

そこで売られていたポストカードにすごく魅力的なものがあり、

またまた買ってしまいました(笑)。



菖蒲  岩本悠介


すげぇ~、この構図、鮮やかさ、技巧の緻密さ、

もうこれプロでしょ!!

他にもプロのの作品と見まがうような

魅力的な絵がたくさんあり、

ポストカードを見ているだけでも楽しめました。

パソナグループ アート村



で、少し寄り道をしてしまいましたが、

これを見た後にデミタス コスモス展をみにいきました。


贅を尽くした色々なカタチ、

模様の様々なデミタスが展示してあり、

ものすごくオモシロかったです。


デミタス コスモス展 画像↓


こちらの企画展はおわってしまっているので、残念ですね。。


画像検索してみると、こちらの展覧会、

全国をいろいろ回っていた(いる?)ようです↓








デミタスというのは、フランス語でハーフカップ

という意味らしいのですが、

デミタスカップを愛でる文化というものが

あることを知り、なんだか少し嬉しくなりました。


というのも、私もデミタスラバーの一人だからです(笑)。

コーヒーを飲むときは、必ずデミタスを使います。

休日に、曳きたてのコーヒーをデミタスにちびちびとついで、

近くのメチャうまのパン屋さん


ザクロ



で買ってきたパンとともに、録画していた

YOUは何しにニッポンに!などを見ながら

いっぱいやるのが、

私の午後の至福のひとときなのです(笑)。


で、今回トルコに行ったときにも、 






バザールによって、






トルコっぽいデミタスカップを

お土産として幾つか買ってきました。






コチラのカップは↓





チューリップがデザインされていますが、

チューリップは、アッラーの象徴なのだそうです。

トルコっぽくていいな、と思い買ってしまいました!


同じ店で買ったのがコチラのカップです↓




カタチが、モスクっぽくて(笑)

一目で気に入り、買いました。





ボーンチャイナのようで、

薄くてとても軽いです。


あとの二つは、

国立のギャラリーのショップで売っていたものです。


ひとつは花柄







もう一つは、イスラムの模様がはいっているものです↓






4つの側面にそれぞれ違うデザインが入っていて、

かっちょいい~、

と思って買ってしまいました(笑)。

















このデミタスを買うと、

なぜかトルココーヒーが無料でついてくるシステムになっていて、

せっかくなので、売っていたピスタチオのケーキとともに、

2杯のトルココーヒーを頂いたのであります。。







トルコのお土産をあげたついでに、

もうひとつ、トルコで買ったお土産をご紹介しておきましょう。


私の古い?友人の一人にカエル好きの方がおり、

私は旅行に行った先々で

その人の喜びそうなカエルのお土産をかってくるのですが、

今回もトルコのお土産物屋さんでみつけたカエルが

とてもユニークだったので買ってしまいました↓







愛嬌があって、カワイイ!



横から見たところ↓




これは口の所がガバっとあいて、

中に小物を入れられるようになってます。





なんとも愛くるしい表情をしていて、

見た瞬間その友人の顔が浮かびました。


意外なほどに高かったのですが、

値切って、値切って、

最後は私の提示したラストプライスで

店主と握手を交わして購入しました。


イスタンブールのお土産屋さんなどでも、

このカエルくんを時に見かけたのですが、

やはりとても高く、よくあんな値段で買えたな~、

と思っています。


帰国してから友人に渡すと、とても気に入って下さり、

仕事のデスクの上に置いているようです。。。



あー、またこんなことを書いていると、

旅に行きたくなってきました。

さて今年はどこに行こうかなーー、、。


その前に連休、ごーるでんういーくですよね。

思い切って遠くに?いっちゃおうかなーと思ってます。

国内ですけどね。。


ではまた!