2014年4月27日日曜日

幸せのメカニズム~幸せになっちゃおう!~ 〔Be Happy !〕



幸せ学の本を読んで、
 
なるほどねぇ~、
 
と思った個所をご紹介したいと思います。
 
 
 
 

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)


 
 まずはコチラ、
 
科学技術は人を幸せにしたのか?
 
から↓
 

 
 
驚くべきことに、1960年以降、GDPは増えているにもかかわらず、
 
生活の満足度は横ばいなのです!
 
 
 
↓ 収入の増加では人は幸せになれない?
 

 
 
 

 
 
 
収入は、だいたい年収700万円あたりまで来ると、
 
その先の満足度はあまり変わらないそうです。
 
 
 
 
 
 
ここで使われている用語に、
 
フォーカシング・イリュージョン
 
という語があります。
 
幻想に焦点をあてること
 
一言で言えば、思い込みです。
 
 
人は物質的に豊かになればなるほど幸せになれるという思い込み、
 
があるという指摘です。
 
 
では、人はどうしたら真の満足を味わうことができるのでしょうか。
 
 
ここで人が満足を得られるものを二種類に分けています。
 
 
一つは、地位財
 
もう一つは、非地位財です。
 
 
地位財:周囲との比較によって満足を得るもの
 
所得・社会的地位・物的財
 
幸福の持続性・・・低い
 
 
非地位財:他人との比較とは無関係に幸せが得られるもの
 
健康・自主性・社会への帰属意識・良質な環境・自由・愛情
 
幸福の持続性・・・高い
 
 
どうやら、幸せになるためのカギは、幸福の持続性の高い
 
非地位財
 
にあるようなのです。
 
 

 
 
 
 
自分がどのようなときに幸せを感じているのかを簡単に知る方法が紹介されていました。
 
↓ カレンダー〇×法
 
 


 
 
 
これは簡単なので自分で試してみる価値は十分にあります!
 
 
 
 
幸せは、一見、幸せとは違う別のアクションをしたときに、
 
突然のご褒美のように幸せが訪れる↓
 
 

 
 
これは、幸せにおけるとても重要な側面ですね!
 
 
では、実感として幸せを感じるためには、
 
具体的にどのうよなことをすればいいのでしょうか。
 
 
著者は、幸せになるには、4つの柱があると指摘しています。
 
 
1「やってみよう」因子(自己実現と成長の因子)
 
人は、自分が成長・進歩していることを実感しているとき、幸せを感じるようです
 
 
2「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
 
人は、他者とのつながりのなかで、人に親切にしたり、人を喜ばせたり、感謝したりすることで幸せを実感するようです
 
 
3「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
 
前向きで楽観的な思考をする人は、幸せを感じることが多いようです
 
 
4「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
 
人と比較しないで、マイペースで進んでいくときに幸せを感じるようです
 
 


 
 
 
成長、感謝、楽観、マイペース
 
この4つを頭に入れておくだけで、
 
ずいぶんと毎日の過ごし方も変わってくるのではないでしょうか。
 
 
私は当ブログでいろいろな人を紹介してきて、
 
人が幸せになるためには
 
笑いと感謝
 
を心がけることというのが共通しているように思いましたが、
 
上に挙げられている4つの項目はまさにこの二つを含んでますよね。
 
素晴らしいです。
 
 
以上が幸せ学における中核をなす概念ですが、
 
おまけとして、いくつか印象に残った個所を挙げておきます。
 
 
↓ ポジティヴな会話の極意
 

 
 
人に注意するときも、このようなポジティヴなやり方を心がけたいと思いました。
 
 
 
↓ お疲れ様、禁止!
 


 
 
これは稲盛氏も指摘しており、かわりに
 
お元気様!
 
と言おうと提案されていますが、
 
普段使うと、ん? といったかんじになります。
 
 
ここでは、絶好調! ということばが紹介されていますが、
 
なんかそれもちょっと違うかな、、、
 
という気がします。
 
 
お疲れ様にかわる、少なくとも、マイナスでなく
 
て普段使えることばがないかな~、と思案しているところです。
 
(何かいい挨拶の仕方がありましたら、教えてください!)
 
 
 
↓ 変人になろう
 

 
 
茂木さんのちょっと面白いエピソードだっので紹介しておきました。
 
 
 
 
以下は、付録としてついていた幸福にかかわる48の項目です。
 
どのようなことをしたら幸福を実感できるのかを具体的に挙げてあるので、
 
参考にしてください。
 



 
 
(最初の1~4はスキャンし忘れたのか、
 
必要なかったからスキャンしなかったのか、忘れました。。。
 
興味のある方は実際に本を手に取って確認してみてくださいね!)
 
 
最後に、本文とは関係ありませんが、
 
いま部屋に置いている植物たちの写真を載せておきましょう!
 
 
 
 
 
↑ クチナシ
 
(この大きさで花芽が10コくらいついています。400円!
部屋中にクチナシの香りが漂ってとても幸せな気持ちになります! )
 
 
 
↑ カラー(黄) カラーはふつう白ですが、黄色を見つけたので買いました。
 
 
 
 
↑ カラーにはピンクもあるんですよ!
 
 
 
 
 
次回も幸せ学に関わる本を紹介しようかと思います。
 
 
おしまい!
 

 
参考:
 
 
 



2014年4月20日日曜日

ストレスはお友達!〔How to make stress your friend〕

 
 
NHK Eテレで、伊藤穣一氏が司会を務める
 
スーパープレゼンテーション
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/index.html
 
という番組が、毎週水曜の夜に放送されており、 

毎回、世界で異彩を放つ人たちが10分程度の発表をしています。
 
これが知的好奇心を刺激されてメチャクチャ面白く、毎回録画してみているのですが、
 
前回のは、とても腑に落ちるものがあったので紹介しておきましょう。
 
タイトルは、
 
ケリー・マクゴニガル 〔Kelly McGonigal  〕
~ストレスと上手につきあう方法~〔How to make stress your friend〕
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/140409.html
 
というものでした。
 
HPにアクセスすれば、その時の発表をそのままみることができますが、
 
どういう内容かというと、
 
今まで、ストレスというものは体に悪いものだ、
 
といわれてきましたが、よく調査をしてみると、
 
ストレスが体に悪いと思っているひとにとって、ストレスはその人を害している
 
という事がわかったということでした。
 

つまり、ストレスを受けていても、それを悪いものとしてとらえてない人にとっては、
 
ストレスは何の影響も与えませんでしたが、
 
ストレスを受けると体に悪いんだ、と自分で思い込んでいる人たちは、
 
体調を崩し、短命であったという事でした。
 
 
このブログで、中村天風氏小林正観さんを何度となく紹介してきましたが、
 
まさに彼らが言っていることが、科学的な調査によって裏付けられたということになります。
 

小林正観さんは、すべての現象はニュートラルなものだと言います。
 
それを自分がどうとらえるかによって、その体験がマイナスにもなりプラスにもなるのです。
 
これが統計的に解明されたというのは、素晴らしい事です。
 
どうせ同じ体験をするなら、それをプラスにとらえて楽しく経験した方が断然お得でしょう。
 

また前に正観さんの本の中で、紹介したことですが、

玄米を食べている人は意外と短命である、

というのとも通ずるところがあるように思います。

つまり、これは体に良い、あれは体に悪い、などと思いながら食事をしていると、

その心の思いがそのまま体に影響を与えている可能性があるということです。

意外と好きなものを楽しみながら食べている人の方が長生きしているという話もあります。

要は、心の思いは私たちが思っている以上に力を持っているということであり、

したがって、心に何を思い描くかというのは、まさに生死を分かつほど(笑)

重要な習慣であるかもしれないということです。

 
先の話に戻って、私はストレスというのは、重力のようなものだと捉えています。
 
重力という負荷があるおかげで、骨や筋肉が正常に保たれるのであって、
 
宇宙飛行士のように無重力空間に身を置くと、

骨はすぐにスカスカ、筋力も瞬く間に衰え、地上に戻ったら歩けないほどになってしまいます。
 

また重力があるからこそ地を蹴って前に進めるのであり、ジャンプできるのであり、
 
重力という制約があるから、上に登って行こうという気持ちが湧いてくると思うのです。
 

したがって、ストレスは、筋トレ時にかける負荷のようなものであって、

自分を鍛え、成長させてくれる、最高の贈り物だと私はとらえています。

 
また逆境という言い方がありますが、ストレスは、向かい風のようなもので、

順風満帆、流れに乗って楽チンで進んでいるときも、それはそれで気持ちいいものですが、
 
向かい風があるからこそ、その気流に乗って上に上昇していけるのだと、私はイメージします。
 

要は、すべて心のとらえ方次第ということです。
 
心をどう使うか、というのは万般に通ずるのであって、
 
本来なら義務教育で学んでおくべき必須科目ともいえるものかもしれません。
  
物事を楽観的、前向きに、ポジティヴにとらえるというのは、とても大切な習慣だと思います。
 
 
ちょうど時期を同じくして、NHK クローズアップ現代で、次のようなものをやっていました。
 
折れない心のつくり方
~レジリエンスを知ってますか?
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3486.html
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/185666.html
 
 
心が折れない人たちに共通するのは、
 
状況に一喜一憂しない「感情のコントロール力」や、
 
自分を過小評価しない「自尊感情」、

自分が常に成長、前進していると感じる「自己効力感」や

いつかできるという「楽観性

などがあるそうで、

こういった特質を身につけ、レジリエンスを高めていこう、

折れない心を作っていこうという講座があるそうです。


習慣は第二の天性

という言葉があるように、

こういった良い心の習慣は是非とも勉強し、日常で試し、

習慣化していくのがお得だと私は常々思っており、

このブログを書いているのも、自らが知ったことを確認し、

あとで確かめられるように残しておき、

周りの人たちに、こんなイイコトがあるんだよ、

というのを知って頂くためであります。


今回は、本当は幸せ学の本の内容を紹介するつもりでいましたが、

番組の内容の方を先に紹介したいという気持ちが強かったため、

次回に譲ることにします。


しかしこうして書いてみると、

幸せ学で謳われている4つの柱と、

上に挙げた内容がとても共通していることに気づかされます。


良い心の習慣というものは、自らが楽しくなるとともに、

逆境においても強いということなのでしょうね。

次回、イレギュラーなイベントがなかったら、

幸せ学の本を紹介したいと思います。


最後にNHKつながりで、最近見た

プロフェッショナル 仕事の流儀

のタイトルで、

いい言葉だな~、、と思ったものを挙げておしまいにしたいと思います。

ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む!(笑)
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0407/



では!
 
  
参考:
 
NHK Eテレ:スーパープレゼンテーション
ケリー・マクゴニガル 〔Kelly McGonigal  〕
~ストレスと上手につきあう方法~
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/140409.html
 
NHK クローズアップ現代:折れない心のつくり方
~レジリエンスを知ってますか?
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3486.html
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/185666.html


NHKプロフェッショナル:
ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む 宇宙工学者・國中均








2014年4月6日日曜日

桜満開!~近くの公園にて&白熱教室 新番組紹介!~

 
 
休日の朝、家の前の通りに出てみると、
 
近くの公園の桜が満開だったので、
 
カメラをもって出かけてみました。。。
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
白いオオシマザクラと
 
ピンクのソメイヨシノのコントラストが素晴らしい!
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
公園内のすべての桜が満開でした!
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さっそく公園内に足を踏み入れてみました、、
 
 (良かったら、クリックして拡大してみてくださいね♡)
 
 
 
 
 
 

 
 
 
階段を降りると桜のトンネル状態
 
 
 
 
 
  
青空に桜の花が栄えています 
  

 
 
雪が積もったように、たわわに花がさいてます
 

 
 
 

 
 
 
 
↓近くの床屋さんと公衆トイレも
 
こうしてみると、ちょっといい感じ


 
 
 
花が多すぎて、アップにすると軽いめまいを覚えます


 
 
 

 
 
 
公園の遊具と桜って、なんだかあいますね、


 
 
 
 
 
 
 
 
公園の端の桜↓
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 
 
↓下のこんもりとした緑の植え込みもいい演出になってます
 

 
 
 
青空にピンクって元気をもらえる色だなぁーって思います
 

 
 
 

 
 
 
 
公園内を一周して最後のコーナー、、
 

 
 
 

 
 
 
この枝ぶりが目に留まった↓
 


 
 
公園をぐるりと一周してきましたー!
 

 
 
 

 
 
 
新緑の葉が出ている枝もあります↓
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 
 
いや~、桜を見ると、春が来たなぁ~
 
って、なんだかワクワクしてきます。

 
 
近くの公園の桜でした。。。
 
 
 
 
さて、新年度になり
 
テレビで新しい番組が始まっているので、
 
面白いものをご紹介しておきましょう。
 
 
 
 
 
は、当ブログで何度となく紹介してきました。
 
 
最近、再放送でやっていた、
 
MIT白熱教室のルーウィン教授の物理学の授業はめちゃくちゃ面白かったです。
 
特に虹の回は、感銘をうけました。
 
 
 
虹の内側と外側では、どちらが明るいか知ってますか?
 
内側が明るくて、外側は暗いのです。
 
その外側の暗い部分をアレキサンダーの暗帯といいます。
 
 
運がいいと、その暗帯の外側にもう一つの虹が見えますが、
 
その外側の虹の色の順番は内側と同じなのでしょうか?
 
いえいえ、外側は内側の逆の順番で色が展開しているのです!
 
 
 
 
2012年、ハワイ パールハーバーで撮ったダブルレインボー
 
見直してみると、上の二点の項目が確かめられます。
 
 
すごいなぁーー、知らなかったです。
 
 
 
さてさて、 
 
4月より始まる新シリーズの紹介です↓
 
 
お金と感情と意思決定の白熱教室
~楽しい行動経済学の世界~
 
 
HPより内容紹介↓
 
お金と感情と意思決定の白熱教室』では、
 
行動経済学の第一人者、ダン・アリエリー教授がサンフランシスコにて行った集中講義(全6回)をとりあげる。
 
アリエリー教授が3年前から行っているこの講義には、シリコンバレーの起業家をはじめとするアメリカ西海岸の野心家たちがこぞって集まる。
 
最新の行動経済学のノウハウを学び、ビジネスのヒントにしようというのだ。そこには、ビジネスに限らず、私たちの日常生活でも役に立つ様々なアイデアがあふれている。人間の意外な姿にハッとさせられること請け合いの講義の数々をお送りする。
 
 


 
 
 
私はさっそく第一回を見てみたのですが、
 
へぇー、なるほどぉ~
 
と何度となく思わされました。
 
あと5回の講義がとても楽しみです。
 
 
下で紹介されている本も読んでみようかなぁ~、、と。
 
 

デューク大学 ダン・アリエリー教授


デューク大学教授、行動経済学研究の第一人者。

1967年アメリカ生まれ、イスラエル育ち。18歳のとき、全身の70%に火傷を負う事故にあい、3年間を病院で過ごす。入院中の様々な体験が、その後行動経済学を専攻するきっかけになったという。

人間を「常に合理的に行動する存在」としてモデル化する従来の経済学では説明がつかない

“お金”、“感情”、そして“意思決定”にまつわる人間の奇妙な行動パターン

を、一風変わった、面白おかしい実験で次々と明らかにしてきた。

「高価な偽薬は安価な偽薬よりも効力が高い」などユニークな研究が評価され、2008年、イグノーベル賞を受賞。
 
 
著書『予想どおりに不合理』(早川書房)は

全米で大ヒットし、行動経済学ブームに火をつけた。



 
 
 
 
 
他に、「ずる-嘘とごまかしの行動経済学
 
不合理だからすべてがうまくいく」(いずれも早川書房)など。
 
 

 
 
 
 
 
 
 

番組が一通りおわったら読んでみようと思ってます。



白熱教室関連の本といえば、
 
幸福学に関する本をいくつか読んだ、
 
あるいは読んでいるのですが、
 
いずれも超面白く、とても為になります。
 




 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 






年度初めということもあり、
 
人はいかにしたら幸せになれるのか、
 
について考えてみるのもいいかと思い、
 
次回、上に挙げた本の内容を、少し紹介してみようと思います。
 
 
桜と新番組の紹介でしたー!
 
 
おしまい

 
 
 
 
 
 
 
 
 
参考: