2022年12月31日土曜日

幸せの階層

 

今年最後の1日となりました。今年は体験重視でアウトプットであるブログはかなりさぼり気味でしたが、来年はもう少し気張って書いてみたいと思っています。

      ୧(⑅˃ᗜ˂⑅)୨ 💓キャー . ٩( 'ω' )و    ガンバルゾー

今年最後のブログは、私の最大のテーマである“幸せ”について、今年最も刺激を受けた本を紹介しておしまいにしたいとと思います。この本はかなり周りの人に勧めたので、知っている人は、あぁ、あの本ね、、という感じになるでしょうか。

その本とは、こちらです↓





もともと職場の研修で、精神科医の先生から精神科薬と脳内ホルモンの関係のレクチャーを受けたときに、もう少し脳内ホルモンについて勉強してみたいなぁ~、何か適当な本はないかなぁ~、と検索して見つけた本でした。

著者は、ユーチューバーとしても有名らしい、樺沢さんという精神科の先生です。数々の精神病の患者さんを見てきた中で、幸せには段階、そして優先順位があると気づいたのだそうです。

それは本の表紙にある三段のピラミッド構造のように、まず健康であるというセロトニン的な幸福、次に人とのつながりであるオキシトシン的幸福、そして最後に成功やお金などといった自己実現的なドーパミン的幸福であり、この順番を間違えてはいけいない、というものでした。

私自身、健康はすべての土台と考えていたので、とても共感できるもので、それを精神科医の立場、脳内物質の観点から述べたものでした。

樺沢先生によると、多くの患者さんは、この順番を間違えて健康を害しながら、或いは人間関係を犠牲にしながら、ドーパミン的な成功を求めてしまう傾向があり、そのバランスが崩れたときに病になるとおっしゃっていました。

なるほどね、ととてもうなずけるところです。急がば回れで、しっかり基礎である健康、その次の人間関係があって、初めて社会的な成功などといったドーパミン的な幸せが成り立っているんでしょうね。

一時的には、下の二つの土台を疎かにしながらでも一番上のドーパミン的な幸福を味わうことができます。しかし、いずれ土砂崩れのように一気に崩れて病に陥ってしまうようです。

このピラミッド構造はとても面白いな、と思いました。おそらくこれは、個人だけでなく人間社会全体にも言えるように思います。

健全な自然環境がまず土台となってあって、その上に人間同士が仲良くするという平和があり、その上に経済活動のような社会的成功、文明が成り立っているという順番だと思います。

一番下の土台を削って経済活動を行っている現代社会は、まさに病に陥るギリギリの瀬戸際にいるような気がします。この順番を忘れてはいけないと強く思います。

例えば、寒いからといって、家の床板を火にくべて暖を取るなどということは普通しませんが、極端な話、現代の社会はそういうことを地球規模で行っているように感じます。

若い世代のグレタさんのような人が声を大にして怒るのも当然でしょう。すべては次の世代が担わなければならないからです。

自然環境がどんなに大事かは崩れてみて初めて気づくものです。当たり前にある空気一つとってみても、澄んだ美味しい空気がどれほどありがたいかです。中国やインドなどのマスクをしなければ外出できないような濁った空気をみれば一目瞭然です。

健全な自然環境があって、そのうえで初めて人間の活動がありうるのであって、その逆ではないのです。このことを個の健康の三段階とともによく心にとめておかなければいけないと思います。

また、この本を読んで同時に思ったのが、こういった土台があって次の構造が成り立っているというピラミッド構造、家のような構造、根があって幹があって、枝葉があるという樹のような構造というのは、自然現象のモノ的現象の基本構造になっているような気がします。

さらに言うと、それぞれの階層にそれを支えている外すことのできない柱のようなものがあり、ちょうどビタミンの桶のように、必須の柱が存在し、それが一つでも抜けているとその階層が成り立たないような構造になっているような気がします。









例えば、個の一番下を支える健康に関して言えば、私は必須の柱は、食事・睡眠・運動・心の状態だと思います。どれかを疎かにしていれば、健康という階層はいとも簡単につぶれてしまいます。

またもう一つこの階層状になっている構造で言えるのは、顕在化して見えやすく、捉えやすくなっている階層と、見えにくくなっている階層があり、どちらかというと先端の部分は見えやすく、数値でも捉えやすいものである一方、

下に行くほど見えにくく、数値で単純にとらえるのが難しくなっているようで、それもあって下に行くほど、大事であるにもかかわらず、疎かにされがちなのではないかと思います。

この構造は、氷山モデルとか、事故で言えばハインリッヒの法則と同じです。

これは、以前、自然現象のエネルギー的な側面は波であり、陰と陽があると書きましたが、モノ的構造における陰と陽となっているようにも思います。

お蔭様ということばがあるように、見えないところのお陰様で我々は生かしていただいている側面というものが多大にあるわけで、そこを疎かにしていると、大きなとばっちりを食うのではないかという気がします。

人類全体の幸せが、環境、平和、経済活動の順だとするなら、真ん中の平和に関しても、ウクライナの戦争を見て改めてその大事さに気づきます。

私はジョギングをしながら、こうして気楽に走れるているのも、キレイな空気があってのことであり、平和な社会があって穴のあいていない平らな道路があって初めてできることだよなぁ~、、と思うことがあります。

個の幸せにおける三段階構造、健康、人とのつながり、社会的な成功とともに、人類全体の幸せである自然環境、平和、経済活動、この優先順位を頭において、日々生活していくとともに、いまある幸せには本当に感謝しなければならないと思います。

今年一年、あまりブログ書きませんでしたが、読んでいただき、ありがとうございます。

来年は頑張りまーす!気張りまーす!(楽しみながらね、、♪)

では、皆様、よいお年を!



2022年12月30日金曜日

三つの投資 プラスα

 

私は最近、生きていく上で頭に置いておいた方がいい投資として3つがあるような気がしています。

一つ目は、いわゆる一般的に言われるお金の投資です。

お金に関する勉強をちゃんとして投資に回した方がいいと思います。というより、何も考えず、日本円で現金で預金しておくのも、投資の一つの選択だととらえておいた方がいいでしょう。

物価が上がり続ける中で現金を保持しておくことの意味や、国の財政などもよく関心をもって見ていた方がいいと思います。

私は政府は、もうすでに借金を返す気など毛頭なく、ハイパーインフレーションを起こすことで、インフレ課税を狙っていると思います。現金の価値が例えば半分に下がると、国の借金も半分となり、預金の価値も一様に半分となり、これをインフレ課税といいますが、いつのまにか課税されちゃっていたというやり方で、日本人の気質に最もあっているような気がします。。これについてはもっと書きたいこともありますが、ここで留めておきます。(最後に参考文献を挙げておきましょう)

二つ目の投資は、健康への投資です。

体が資本という言葉がある通り、動く体があって初めて色々なやりたいことができます。したがって、常日頃から健康に関する情報にアンテナを張りながら、日常生活の中に良いと思われる習慣はどんどん取り入れていった方が、後々、自分にとってプラスになることは間違いありません。

これは本当にお金の投資と同じで、早めに投資しておくことで利子が付いてきますし、逆もまた然りで、健康を疎かにしていることでマイナスの利子がどんどんついていきます。

このブログで健康に関するテーマを多く載せているのもその為です。健康は、人の幸せ感に大きなウエイトを占めているといわれています。

三つ目の投資は、時間への投資です。

ここはかなり盲点になりがちですが、大切にしたいところです。時間は限られていますし、その時にしか出来ないこともあり、それをお金で買った方がいい場合もあるからです。

例えば、私は今年、鳥海山に登りに行った際、駅に着くと、次のローカル電車が3時間後ということがありました。

行きたい駅までは350円だったかと思います。しかし、旅先の限られた時間で.3時間、ただ電車をもってじっとしているなんてもったいなくてできませんでした。

私はタクシーに乗り、目的地まで1万円ちかく払って行きました。途中で電車では寄れない立派な神社などにも寄ってもらうことができ、とても有効にお金を使えたと思います。

私は普段かなり倹約してお金を使いますが、時間に投資した方がいいと感じたときは、惜しまずお金を使います。

それはなぜかというと、お金というエネルギーは、自分がやりたいと思うこと、体験の為に使うものであり、単に貯めることが目的ではないと思うからです。


以上、上に挙げた、お金、健康、時間のバランスを常に考えて、しっかり自分が楽しくなることに使いたいと思っています。

一般的に、若いときは健康と時間はあるけどお金がない、壮年期はお金と健康はあるけど時間がない、老年期はお金と時間はあるけど健康がない、という傾向にあるように思います。

どれか一つが足を引っ張って、自分のやりたいと思っていることができないとするなら、その時期、その時期で、足りないものをなんとかして埋め合わせて3つをしっかり揃え、自分のやりたいと思うことにつぎ込むべきだと思います。

この3つを意識しておくこと大事だよな~、ブログで書かなきゃなぁ~、、と思っていたところ、最近ある本を読んで、まさにこのことが書いてありました↓




この本のテーマはただ一つ、

今しかできないことにお金を使え!

ただそれだけです。なぜ著者がこのことを声高に叫ぶのかというと、人は、盲目的に老年になってもお金をため続ける傾向にあり、手段が目的になってしまっているからだというのです。

本の中で、このようなエピソードがありました。

著者が若いときに体験したことです。まだ収入が少なかった頃、同じ会社に勤めていた部屋をシェアしていた同僚が、急に1万ドルほどの借金をして会社を休職してヨーロッパの放浪の旅に出かけると言い出したのだそうです。

当時の著者は、そんなバカげたことはやめろ、と言ったのですが、彼はそれを実行したのだそうです。

彼はその3か月でかけがえのない数々の体験をして戻ってきました。1万ドルの借金を返するはたいへんだったそうですが、その後の昇進なども著者とほぼ同じだったそうです。

著者は後年、あの時期に彼と一緒に旅に出るべきだったとすごく悔やんだそうです。もうバックパック一つで、放浪の旅に出るなど体力的にも出来なくなっていたからであり、その時期にしかできないことというのが厳然としてあることに気づいたそうです。

アリとキリギリスの話にあるように、一般的にお金を貯めることは美徳であると、我々は教わってきています。しかし、それもバランスの問題です。

やりたいことを先延ばし、先延ばしにして、健康が衰え、お金があっても結局やりたいことができなくなる、ということが往々にしてあります。

いくらお金を積んでも、その時期にしか体験しえないことというのが必ずあります。そのことを意識して、今を楽しむことと、将来に備えることのバランスをしかっりもって行動することの大切さをこの本は説いています。

エピソードが多く、とても平易な文章で、どんどん読み進めていくことができるので、人生の大局を見渡しておきたいと思う方は、ぜひ読むべき一冊です。

私は若いころはシミュレーションゲームをかなりやっていましたが、最後、お金がめちゃくちゃたまってゲームを終えることがほとんどでした。

あの場面でいい武器をもっと買っておけばよかったのに、、とか終わってから思うことが多々ありました(笑)。

今の人生においても、うっすらと、自分はかなりお金をためたまま死ぬだろうな、、という気がしていたので、この本はとても為になり、励まされ、新しい発想を得ることができました。


さて最後に、タイトルに三つの投資プラスαと書いたのは、お金、健康、時間への投資に加え、もう一つ大切なことがあるんじゃないのか、、という気がするからです。

それは、徳を積む、ということではないかと思います。

お金や健康、時間への投資というのは、ある意味自分自身のため、自分をしっかり楽しませ、人生を充実させるためのものです。

それはもちろん大切であり、そこが基盤となっていなければなりませんが、その基盤の上に他者への投資である徳を積むという行為を入れることで、より完全なものになるのではないかと思うのです。

余裕のあるお金を寄付に回したり、空いている時間をボランティア活動に使ったり、無理しない程度に道端のゴミを拾ったり、笑顔で人に接するとか、人にやさしいことばをかける、なんていうのも徳を積むことにあたるかもしれません。

人は、どうも魂を成長させるために生まれてきている側面があるようなので、もしかしたらこの徳を積むというのは、人生において欠くことの大事な投資なのかもしれません。

以前に当ブログでとりあげた二宮尊徳も、推譲ということを説いています。勤労と分度によって余剰分が出たら、それを将来や他者に回す、というものです。

徳を積む、というのは方向性としては他者に対するものでありますが、究極のところ、最高に自分の為でもあります。情けは人の為ならずですね、、。

お金、健康、時間のバランスを大切にしながら、自分のできる範囲で、徳を積んでいきたいとおもっている彦兵衛でありました。


おしまい。


参考:



    

その他、お金、投資に関すること↓


 











  




   




2022年12月29日木曜日

正しい背筋・腹筋の鍛え方だった!

 

前回、ぬきぬき登山法開眼!について書きましたが、どのような経緯でぬきぬき登山法に目覚めたかを思い出しました。


以前ブログで、


すべての人に捧ぐ腰痛体操・腰痛予防トレーニング ! 2020.11


というテーマで書いたときに紹介した背筋・腹筋のトレーニング法をやっていて気づいたのです。


このトレーニングは、一般的な筋トレと違って、1回背筋・腹筋をやるごとに7-8秒(2呼吸)程の休みを入れるというのが肝なのですが、そうすると何回やっても疲れないのです。


一応、背筋は50回、腹筋は30回と決まっているのですが、全部終えた後でも、まだまだ出来るのです。これは凄ないな~、、と感じていました。


一般的には、筋トレでは10回なら10回の間、力を完全に力を抜かないでやる(例えば、腕立てでも完全に上まで戻さないで筋肉を休ませないようにする)のが最も効率が良いと言われており、私もそうしてきました。


しかしこの背筋・腹筋トレーニングは全くの逆なのですが、これをやるようになってから、人生で一番背筋・腹筋がバキバキになりました。完全なシックスパックになっています(笑)。


周りの人には、ラインで“ブルースリーを目指して”と、私の“筋況”を写真で撮って送ったりしています(笑)。




このトレーニングは休みを入れるのでトータルで30分ほどの時間はかかるのですが、疲れないでバキバキになって腰痛予防にもなるって最高だなと思います。


この背筋・腹筋トレーニングをやっていて、そうか、一回ごとになるべく脱力するようにすれば、色々な運動においても、疲れずにできるのかもしれない、、と感じ、これを登山に応用したのが、ぬきぬき登山法という訳です(笑)。


この休みを入れるというのは、眼にも言えて、パソコン仕事の最中などに、私は適当なところで目をつむって深呼吸をする時間を設けたりしていますが(ものの一分ほどですが)、これは目とともに心をリセットするのにも良いようです。


この背筋・腹筋法ですが、腰痛持ちだとか、運動したいと思っているだとかいう人たちに教えて、本を貸したりしましたが、残念ながら、いまだに実践している人は一人もいないようです。。


なんでだろうか、私はよく分かりません。産業医であった小山内博士が30年にわたって、数万人の人たちに処方して実績があった腰痛予防トレーニングであり、


こんなお宝のような情報をスルーしてしまうというのはホント私に理解できないのですが、人それぞれであり、私は為になる情報をただ提供するだけでいいや、と思っています。


私は現在、完全に50回やる背筋・復帰は週末の1回だけで、あとは1日おきに朝食前の運動の中で8回ずつやるというスタイルにしています。


朝これをやって仕事に出かけると、すごくやる気が湧き上がってくるように感じます。


以前、この背筋・腹筋を夕方にやっていたことがあったのですが、どうもそれをやると眠りが浅くなるようでした。


もしかすると、背筋・腹筋が刺激されて、体がかなりの交感神経モードに入るのではないか、、という気がしたのです。


それなら、それをいっそのこと朝にやればいいじゃん、ということで朝にしているわけです。


心もすごく前向きになるし、何よりこれは単に背筋・腹筋だけでなく、腿やお尻、ふくらはぎなど足全体の筋トレでもあるため、モーターがグレードアップしたかのように歩きが軽くなり、心も含めたフットワークがよくなる感覚があります。


小山内博士の提唱しているのは、この腰痛予防トレーニングの他に、ゆるゆるジョギング冷水浴び朝食抜きを提唱しています。


私は良いと言われるものは、一通り自分で体験してみて良し悪しを見極めるようにしていますが、


この朝食抜きに関しては実践したところ、かなり頬がこけて体重も50kgを切るようになったため自分に合わないと思いやめました(普段は55kg位)。


あとのジョギングと冷水浴びは続けています。


冷水は夜、体を洗う時と朝、体操の前にやっています。冷水浴びはもう2年目になるので、冬の今でも慣れてしまいました。


夜はまず冷水を浴びてから、体と頭を洗い、冷水で流してから湯船につかっています。温泉にいっても同じことをやっています(笑)。


朝は、シャワーで冷水を全身にあびてから、真っ裸のまま体操をしています。


体が寒さに極めて強くなったようで、夏に冷房を使って以来、エアコンのコンセントは抜きっぱなしで、この冬、まだ暖房を使っていません(笑)。


ちょうどエネルギー価格の高騰もあって、東電では節電ポイントを実施しているので、それにエントリーし、どこまで暖房を使わずに節電できるか試しています。


以前は、冬はヒートテックだ、なんだと暖かい下着をつけていましたが、今は仕事に行く際も肌着は夏と同じランニングのままで、その上にシャツとチョッキを着て仕事をしています。


免疫力もついているのか、風邪の類もひいていませんしね。。


この数年は、コロナ禍で、クラスターの発生したレッドゾーン支援にも何度となく出向きましたが、ホテルに行った時でも冷水浴びは続けており、コロナ対策としてもいいように思います。


ということで、話が膨らんでしまいましたが、小山内博士の背筋・腹筋法をしていて、脱力登山法に至ったという話でした。


おしまい♪












2022年12月25日日曜日

ぬきぬき脱力登山法開眼!(笑)

 

今年は、丹沢に2回行ったほか、百名山としては、御嶽山鳥海山に登ってきました。


今までは、こちらのブログに写真を載せていましたが、


スマホを持つようになってからは、撮った写真を即時にラインフェイスブックにアップできるので、


旅行関係はそちらに乗せるようになっています。


さて、今年の登山の収穫は、上に挙げた百名山を2つ踏破することができたことの他に、


タイトルのぬきぬき脱力登山法に開眼したことです!(笑)


どういう契機でこの方法に至ったのかは忘れてしまいましたが、


柔術の動画とかを見ていたことと、疲れずに登山するにはどうしたらいいのか、、というようなことを考えている内に、


山に登りながら開眼したという感じでしょうか。


具体的にどういうものかというと、


登るときに人は足を前に出すわけですが、まずは出す足を小股気味にする。


これは以前から気を付けていたことですが、こうすることでエネルギーの消費を少なくできます。


で、極意はここからで(笑)、出した足をすぐに脱力して重力にまかせてうしろにやるという感じです。


これを繰り返していくと、一歩一歩で休憩をとっている感覚なので、登っていてもあまり疲れないのです


とにかく上を目指してがつがつ歩くのとは違って、感覚としては上から操り人形でふらふらと操られながら歩いているというか、


そんな感じで、速度もおしゃべりができるほどのゆっくりめをキープします。


また気持ちとしては、一歩一歩、踏む石や大地、山に感謝しながら登る、


山や地球からエネルギーを貰いながら一体となって登るというイメージをもっていると更にいいようです。


ゲーテの、一歩一歩がゴールであり、一歩が一歩としての価値を持たなければならない


という言葉にも通ずるように思います。


これで登っていると、疲れないので、決して速度は速くないですが、リュックをおろしてだーっと休む必要もないので、


トータルでいうと速く登っている人たちよりも早く登れるようです。


私は、これを御嶽山登山でも応用しました。


御嶽山は3000mを超える山ですが、多くの人が空気がうすいせいもあってか、顔を赤くして、はあはあしながら登っていたのですが、


彦兵衛はその脇を、こんにちはー、と明るく挨拶しながら、涼しい顔して、さくさくと通り過ぎていってました。そして休憩することなく頂上にたどり着きました。


この時、ぬきぬき脱力登山法、自分のものにしたな、ということを感じました。


みんな、なんでこんな単純なことに気づかないで、はあはあぜいぜいしてのぼっているのだろう、、、と考えてみました。


思うに、自然現象には、モノ的側面エネルギー的側面があり、


エネルギー的側面、流れというのは、波、振動なので、そこに陰と陽があるのですが、


多くの人は、陽の方のみに意識をやりがちなのだろうと思います。


登山で言うと、筋肉を鍛える、筋力を使う、というのが陽にあたりますが、


筋力を使うためには、同時に筋力をoffにすることも同じくらい大事です。しかし、なかなかそちらには意識が行かず、そこを疎かにしてしまっているのではないか、、と思うのです。


武術も、意外と強い人はムキムキではなかったりしますが、これも脱力と関係していると思います。


特に日本の武術は、脱力や骨を中心に組み立てられていて、筋肉はその補助的なものとしているような気がします。


昔の飛脚にしても、何百キロも1日に走ったという記録があるようで、今では誇張されたものではないか、と言われたりもしますが、


おそらく、これも陰の脱力をうまく使って疲労しない走り方をしていたのではないか、という気がします。


だいたいマラソンでいつも肘をまげて腕の勢いをつけて走りますが、その姿勢を維持するために相当のエネルギーを消費している気がします。


確かに速度は出ますが、ずっと続けるには効率の悪いフォームのように思います。


これは運動に限らず、結構色々な側面に言えて、


例えば、一日の起きている時間を陽とするなら、寝ている時間が陰となるでしょう。


起きている時間に生き生きとしていたいなら、陰の時間である睡眠をしっかりとる必要がありますが、やはり睡眠はまだまだそれほど大事にされていないように感じます。


このように、何かがうまくいかないときは、これと対をなす陰はなんだろうか陰の側面をおろそかにしていないだうか、と考えてみるのはとても有効ではないかと思います。


おそらく人生全般に関しても、生きている期間の陽を輝かすためには、死という陰をしっかり見据え、臨死体験などを含めて死に関して勉強し、死を意識しておくことは極めて大事だと思います。


ぬきぬき脱力登山法開眼!(笑)のお話でした。


おしまい!




2022年12月24日土曜日

みっちゃん先生のみっつの言葉


私は、斎藤一人さんのファンなので、一人さんの本はほぼ毎日読んでいます。(音読しています(笑))

一人さん自身の本の他にも、お弟子さんが書いた本もとてもよく、両面から一人さんの教えを立体的に厚みをもって知ることができ、教えが深まり、とてもありがたいです。


こんな発想をする人が、この地球上にいるんだ、、と感嘆してしまいます。


そんなひとりさんのお弟子さんの一人であるみっちゃん先生の本に、 



みっちゃん先生 (著)  『斎藤一人 ほめ道』 2010


というのがあり読んでいたら、みっちゃん先生が毎日朝、唱えている3つの言葉があると書かれていました。(一人さんから教えてもらった言葉だと思われます)


それは、

すべての人にすべてのよきことが雪崩のごとく起きます

すべてのことに、心から感謝します

今、神の愛により、すべてのことがうまくいっています


人の心は、その人が普段使う言葉によって導かれているようです。

なので、普段からものごとをポジティヴにとらえ、

自分の心、人の心が明るく、軽く、楽しくなるような言葉を口癖にすると人生が楽しくなっていくようです。


一人さんのご著書にはそのような言葉がたくさんキラ星のごとくちりばめられていて、

私は自分の気に入ったものは毎日の生活の中に取り入れているのですが、

このみっちゃん先生のみっつの言葉もなかなか良いので、毎朝好きな回数唱えてから、一日を始めるようにしています。

確かに、朝から元気が出るいい言葉です。

興味のある方は、ぜひやってみてください!


2022年8月21日日曜日

百年兵を養うは、ただ一日の乱を治めるためなり

 

いま、中村天風さんの生涯を描いた本の三巻目



おおい みつる  (著)『ヨーガを転ず: 心身統一の哲学 (中村天風伝)』 2015


を読んでいます。

ところどころに、カリアッパ師のことばや天風さんの気づきのことばが煌めいていて、心に響く内容となっていますが、

本書の中に、本日のタイトルに付したことば、

百年兵を養うは、ただ一日の乱を治めるためなり

というのが出てきました。


読み進めていこうと思ったのですが、

その含蓄のある言葉に、う~ん、とその重みを味わっていました。


最近思うのは、変化には二種類あるなぁ~、、ということです。

一つは、日々刻々と変わっていく小さな変化、もう一つは、ある時に急激に変わる変化です。


たとえば健康で言うなら、我々はみな日々老化しているという普段はあまり気づきにくい変化というものがあります。


もう一つは、何かのアクシデント等による大きな怪我、病気という変化があります。


他には例えば、職場での日々起きている小さな変化というものの他に、年度替わりでの大きな変化というものがあります。


それは、ちょうど竹の成長のように、空洞の所と、節の所があるようなもので、

物事の変化というのは、おおざっぱにこの組み合わせなのだろうという気がします。


なので、私たちは、小さな変化とともに大きな変化というもの両方を視野に置き、それに備えをしつつ生きていくといいのだろうな、、という気がしています。


例えば健康で言うなら、日々起こっている老化に対しては、何がしかの運動をしたり、

また大きな変化に対しては、例えば保険を掛けたりなどして対処しています。


一生において、一番の大きな変化はであろうと思いますが、

こういったものも、例えば臨死体験の本を読むなどして、ある程度勉強をしておいた方がいいように思います。


一番よくないのは、小さな変化も大きな変化も意識せずに、ただ漫然と今の状態が続いていくんじゃないかな、、という思い込みで生きていくことではないかと思います。


それは例えば、地球の表面は平面として生きていても普段の生活にはほぼ支障がなかったり、また地球の周りを太陽が回っていると思っていてもまず普段の生活には問題がないですが、

それが飛行機に乗ったり、宇宙に出たりする時に大きな問題、大きな誤差として立ちはだかるのと似ているかもしれません。


私たちは、生きていく中に、小さな変化も大きな変化もあるものとして、それなりの備えをして生きていけば、

いざという時に、そう慌てることもないのかなと思います。


ただ、人は見たくないものは見ないようにする習性があるようなので、こういう人間の持つ癖もよく知り、

色々な変化に富む山あり谷ありの人生を、ジェットコースターを楽しむように生き生きと楽しく生きていきたいものです。


百年兵を養うは、ただ一日の乱を治めるためなり


でした。


おしまい



2022年7月2日土曜日

佐治先生だぁ~! ~佐治晴夫先生、Eテレ SWITCHインタビュー 達人達に出演!

 久しぶりに、佐治先生を拝見しました。

まだご存命だったんですね~、、御年87歳とのこと。

佐治先生は、1/fゆらぎ扇風機を開発された方で、そのご著書からフラクタルの世界を存分に教えていただきました。


そのたたずまいだけで、広大で神秘に満ちた宇宙を感じさせる、不思議なセンセイです。

その静かに訥々と話しをしている様子は、広大な河の表面に似ていて、

穏やかに見えて、その内側で大量の水が滔々と流れて行っているようなものを感じます。


科学者でありながら、宇宙の神秘に常に触れている人なんだろうなぁ~、、と見ていて思います。


NHKのEテレ『SWITCHインタビュー 達人達』で、2回シリーズで出演されているので、興味のある方はぜひご覧ください!

なにがしかえるものがあるかもしれませんよ。。

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西本智実×佐治晴夫 EP1

初回放送日: 2022年6月27日〔再放送:7月6日(水)午前0:25

世界を舞台に活躍する指揮者・西本智実と、宇宙の法則を人生に照らし、易しい言葉で伝える理論物理学者・佐治晴夫。北海道美瑛の大自然に包まれ、音楽・宇宙・平和を語る。


西本が美瑛町にある佐治のアトリエを訪れると、優しい音色が…。佐治が自らオルガンを弾き西本を出迎える。若い時から音楽に造詣が深く、専門である物理や数学と音楽の類似性に魅せられるという佐治。1977年にアメリカで打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーにバッハの音楽を搭載するよう提案したことでも知られる。宇宙から送られる「音」とは?御年87歳、「わかることはかわること」と語る佐治の思いにせまる。

https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/42PV56R2WL/


西本智実×佐治晴夫 EP2

初回放送日: 2022年7月4日午後10:50~


世界を舞台に活躍する指揮者・西本智実と、宇宙の法則を人生に照らし、易しい言葉で伝える理論物理学者・佐治晴夫。EP2は西本の楽曲分析や音楽に対する思いにせまる。


対談の舞台は、以前佐治が講演を行い北海道に活動拠点を移すきっかけになった旭川市のクリスタルホール。その音楽堂で西本が、指揮者を目指した背景や、体力勝負の面もあり女性が少ない世界でどのような気持ちで指揮台に立ち続けてきたのか語る。「もっと進化・深化したい」と語る西本に佐治が見せたのは昼間に輝く1等星シリウスの光。時空を超える存在に西本は何を感じるのか。音楽・宇宙・人類をめぐり二人のトークが深まる。

https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/28PYLPGQ5P/



2022年6月5日日曜日

大股で歩くと認知機能が改善するらしい、、

 

さてさて、久しぶりの更新となります。

あっという間に6月になっていましたね、、、。



マルタンの絵を見に美術館に行ったり、

何したり、かにしたりで充実した休日を送っており、

どうもアウトプットが疎かになりがちです。


これから見たい映画もたくさん出てきたし、山も行きたいしでやることいっぱいであります。。


身近なところの近況としては、

庭のカサブランカが今年も元気に咲き始めています。





↑第一号のピンクのカサブランカ↓



香りはほとんどありませんが、

キレイで見ていて元気を貰えます。






↑今咲き始めたのが、カサブランカ 黒↓









黒といっても、濃厚なワインレッドですね、、。



ランタナも困るほどに咲きまくっています、、




さてさて、テレビ情報の紹介です。


今年度から、試してガッテンにわって


あしたが変わるトリセツショー



という番組が始まっていますが、

先日放送された、


はナカナカ興味深いものでした。

お尻の筋肉を鍛えて見栄えをよくする、というのもいいのですが、

目を引いたのが、

大股で歩くことで、認知機能が相当改善される

ということでした。




普通に歩くだけだと、脳はそれほど活性化しませんが、

大股で歩くことで、体の色々な部位が働き、それが脳への刺激となり、認知機能の改善に役立つ

ということでした。

番組の中で、実際にお年寄りに一か月ほど大股で歩いてもらったところ、

多くの人の認知機能が大幅に改善し、専門家も驚くほどの結果が出ていました。

こういう少し意識して注意するだけで効果があるものは、積極的に生活の中に取り入れたいものですね。

ついでに、美尻になって、姿勢もよくなり、若々しくなれば、最高ですね。

こちらの番組に関しては、まだ再放送があるようなので、興味がある方はぜひご覧ください!


NHK総合
6/9(木)午後3:10~


(@^^)/~~~  ではでは~






2022年5月1日日曜日

夜の散歩、、♪


最近、生活習慣の中で大きく変わったこととして、夜の散歩があります。


これの良さに気づいたのは、年賀状の時期にさかのぼります。 


年賀状を出していなかった人の返信を書いて、早めに出しておくか、、と

夕食の後、歩いて近くのポストまで出しに行ったのですが、これがメチャメチャ気持ちよかったのです。


私は夕方から夜にやることはほぼ決まっているのですが、この日課に夜の散歩が組み込まれることとなりました。


帰宅→夕食の準備、温めつつ軽い運動または筋トレ(音読・目の体操含む)

→1.5倍速で録画したテレビを見ながらの夕食、

→軽い筋トレ、夜の散歩

→入浴(冷水で体と頭を洗い、熱めのお湯につかり電気を消す)

→食器洗い、トイレ掃除、歯磨き、就床となっています。


それまでは、いかに早く寝るか、いかに何もしないで床に就くかに心血を注いでいましたが、そこに夜の散歩、およそ20分ほどを割り入れました。


今では、雨の日もカッパを着て、歩いています。(笑)


現在このパターンで夜はぐっすり眠れています。夜目覚めることなく、7-8時間眠っていることもあり、朝は爽快な気分で目覚めます。


夜の散歩の何がいいかというと、体を動かすことで消化を促すというのがあるようなのですが、

瞑想に近い状態になって、心が穏やかになり、また内から湧いてくる色々な思い、アイデアを受け取り、消化できるような気がしています。


私は食事中にテレビを見るのですが、夜の散歩は、まったくその逆になることを感じています。


夕食=栄養の摂取、電気をつけた部屋の中で、座ったままテレビの光を受けつつ外からの情報を受け取る


夜の散歩=栄養の消化、暗くなった外の空気を吸いながら、体を動かしつつ湧き上がってくる内なるアイデアを受け取る。


すごい対比をなしています。


夜の散歩が瞑想状態に近い感覚となり、あまりに気持ちいいので、時間があればもっと歩きたいのですが、いまは何とか20分(1.5kmほど)で収めています。


1月頃は、夜空に浮かぶ星座がとてもきれいで、

オリオン座や、その周辺の冬の大三角形や冬のダイヤモンド、

双眼鏡を使ってスバル(プレアデス星団)やオリオン大星雲、ヒアデス星団、などを見ていました。とても豊かな気持ちになれます。


食後に歩くことについての効能については、そういえば、貝原益軒さんが言葉を残していることを思い出しました。


食後には300歩ほど歩くのがよく、時にはもっと長く(5-6町≒5~600m程)歩くとよい


ということを述べています。

実際に長生きした貝原益軒さんを見ると、やはり食後の散歩の習慣はいいのでしょうね。


知識を入れつつ、実際に自分で体験してみながら、

生活習慣にマイナーチェンジを繰り返し、自分にとっての最良の生活習慣を築いていきたいと思っています。


夜の散歩、めっちゃ気持ちいいよ、という話でした。


おしまい!




2022年4月24日日曜日

睡眠は最高の薬!? ~『成功する人ほどよく寝ている』


あれれ、もう4月の下旬になっていましたね、、。

前回ブログを書いてから一か月が経っていました~、、
時がたつのは早いですね。。

書きたいことはいっぱいあるのですが、とりあえず優先順位の高いと思うものから書いておきます。

最近、本を読んで影響を受け、自分の生活の中で大きく変えたのは睡眠です。

読んだ本はこちら↓





図書館でリクエストして借りて読んだのですが、手元に来たときは、どこでこの本を見つけたのか忘れていました。

読んだのも何か月も前になるのですが、印象に残っているのは、

睡眠をとることによってあらゆる疾患の最大の予防になること、

アメリカの企業では、睡眠をよくとった人にボーナスを与えるところもあり、

またアメリカの企業で睡眠を推奨している企業の業績は、あのs&p500の企業の上をいくとの研究結果があること、

イギリスの研究者によると、十分な睡眠は2000万円の宝くじに当たったのと同じくらいの幸福感を人に与えこと、

逆に睡眠不足である場合、それが自身に認識されないが、仕事の効率は飲酒後のような頭の働きになっていること、

などなど、睡眠を十分にとるこによる効能、取らないことによるデメリットが説かれていました。


私も今までも睡眠は大事にしてきたつもりでしたが、これを読んだ後に改めて睡眠を見直してみました。

だいたい7時間は寝ているつもりでいましたが、

実際は、就床出来る時間というのは日によって違うし、

7時間のつもりでいつも起きる時間をセッティングしても、実際は7時間を切る睡眠しかとれていない、ということもあったように思いました。


そこで、睡眠時間を8時間確保できるように調整し、7-8時間の間で自然に目が覚めるタイミングで起きるということにしてみました。

すると、頭の働きがメチャメチャクリアーになりました。

私はいつも仕事を始める前に、利き手でない左手で100マス計算の足し算・掛け算バージョンの二つをやっているのですが、

それまで3分以上かかっていたものが、2分30秒くらいでできるようになりました。

本に書いてあったように、寝不足は本人に自覚されないというのは本当だと思いました。

また、なんとなく眠気を感じていた朝会も眠気を感じることがなくなりました(笑)。

そうかー、睡眠が足りているつもりでいたのに、足りていなかったんだぁ~、、と実感しました。

7時間寝ればいいから、と単純に寝た時間から7時間足せばいいというものではないようで、

7時間から8時間、プラス、自然に目覚めるタイミングで起きるというのが、自分にとって最高の睡眠を確保する方法だったんだー、、と実感しました。

睡眠を確保するだけで、あらゆる疾患の予防になり、心が豊かになり、頭も働くなんて、こんないいことづくめのことはなかなかありません。


そもそも睡眠は削ろうと思えば、いくらでも削れてしまいます。しかしそれを恒常的にすることによって、体や心に相当な負担を与えているようです。

睡眠というのは人間における自然の部分です。

この自然の部分を削って活動に充てるというのは、人類が地球環境を損ないながら文明を発展させようとすることとパラレルなのかもしれないな、、と感じました。

そこには常に無理があり、いずれは行き詰まり、破綻が待っています。。

睡眠を頭で考えて人為的に削るって本当によくないことだと感じており、最近は夜は睡眠を最優先にして、なるべくなにもしないで寝るようにしています。

人によって適度な睡眠時間というのは違うので、色々自分で実験して、自分にあった睡眠時間、睡眠方法というのをものにできると最強です。


ついでに、睡眠と関連することで、長沢オリゴのその後にも少し触れておきましょう。

長沢オリゴは、スプーン1杯を朝昼晩に飲むというものでしたが、私は飲み続けていく内に、夜、2、3時に一回目覚めた後の寝つきが悪くなりました。

日中も、最初のうちは、妙にハイになって、すごく前向きな感じになっていたのですが、そのうち常に切迫感を感じ、イラつく感じになっていきました。

そこで、朝と昼だけ、朝だけ、、と変えてみたところ、朝スプーン一杯で十分花粉症も抑えられ、日中も前向きになれ、夜もぐっすり眠れるようになりました。

このオリゴ糖も人によって作用の仕方が色々違うようなので、自分にあった取り方というのを見つける必要があるように思いました。

自分にとっては、カフェインのような覚醒作用が強く働くようです。

周りの人に長沢オリゴを勧めてみましたが、私のように睡眠に影響をきたしている人はいないようですが、皆さん一様に花粉症をはじめ、色々ないい効果が出ているようです。

心の作用としては、家に引きこもりがちだった方が元気に外出できるようになったという、心を積極的にする作用も多数報告されているそうで、私の場合はそれが過剰に働きすぎたのかな、、?などと想像しています。



そもそも、米や小麦のような炭水化物を十分にとるようになったのは、人類にとってこの数千年の間であって、

それ以前の数百万年は、オリゴ糖を含んだ根菜類や木の実、肉や魚などを取って生活していたのであり、そこで共存していたのは酪酸菌であったようです。

その酪酸菌を腸内で優位にすることで体調がよくなるというのは、とても理にかなっているように感じました。原始の体を手に入れるということになるのでしょうか。


さて、睡眠の話に戻り、参考として、本の目次を載せておきますので、ぜひご覧ください↓