2012年9月30日日曜日

ジュリアの音信



昨日は逗子に行って参りました。

逗子の文化会館で

ジュリアの音信」映写とお話の会
http://yamanami-zaidan.jp/saishin/2012_09_29_julia.pdf

というのがあり、その講演を聞きに行ってきました。


内容は、英国で学問として霊の存在を探求しようとしたスピリチュアリズムの研究のなかで

不朽の名作といわれる『ジュリアの音信』が題材でした。







これは今から120年ほど前に実際に起こったことなのですが、

亡くなった親友(ジュリア)が向こうの世界からコンタクトを取ってきて、死後の世界について報告するというものでした。

私はこの本をだいぶ前に読んでいたのですが、その内容にとても感銘を受けたのを覚えており、

現在でもここで語られてる原則にそって自分は生きているといえます。


今回の講演は、この本の絵本版をもとに、その音読と映像を映写機で見るものでした。



 
 
 
全体の進行は、ネオ・スピリチュアリズムを提唱されている熊谷えり子さんがされ、
 
映写の前後には解説もあり、とても分かりやすいものでした。






今回の講演のなかで印象に残ったのは、

むこうの世界に行くと、物がすかすかに感じる事人の心があけすけになって誰でもありのままの心が分かってしまう事

生前の財産、名誉、地位など全く関係なく、それまでに育んできた人格のそものが価値をもつ世界であることなど、

私にとってとうの昔に了解済みの基本的知識ではありましたが、改めてまた違った角度から説明されるととても参考になりました。

合間にネオ・スピリチュアルの流れの中でうまれた“リラ音楽”が流されたのですが、

これがまたとても美しく、透明感のある力強い歌声にはとても癒されるものでした。

リラ自然音楽
http://www.lyra.co.jp/


場所の浄化された雰囲気からなのか、私が夜勤明けの疲れまなこで参加したからなのか、

講演されている熊谷えり子さんのまわりに透明感のある濃いブールの光がずっと見えていました。

あれ~、目がおかしくなったのかな~、

と何度も目をしばたいたり、目をこらしたりしてみたのですが、やはり見えるんですね。

うーん、これはオーラだなと思いました。

これほどまでにハッキリ見えたのは初めてでした。今までもたまに見えることはありましたが。

ご本人は、当日ジャケットの下に淡い紫系のブラウスを着ておられたのですが、

その色の系統とグラデーションをなしているようで、とてもキレイでした。

おそらく本人の好みの色とオーラって対応しているんだと思います。


少し話しがずれましたが、たまにこういう“真実”の話しを聞く事、そしてレベルの高い人たちに接することの大切さを実感しました。

講演がおわったあと、私はある本を思い出しました。

それはスピリチュアリズム研究において一翼をになう存在であったコナン・ドイル氏

が向こうの世界からメッセージを送って来たという本です↓




 
 
 
この本も私にとっては自分の生き方の指針を提供して貰った素晴らしいのひとつ本で、
 
滅多に本は手元に置いたりしないのですが、この本は蔵書のひとつとして今でも持っています。

 
コナンドイルは、いうまでもなくシャーロック・ホームズシリーズで有名ですが、心霊研究もされていました。
 
興味のある方は是非読んでみて下さい↓

 



いや~、たまにこういう会に参加して話しをきくって大事ですね。

このお話し会は

山波言太郎総合文化財団
http://yamanami-zaidan.jp/

が主催するものでした。

また機会があったら、こちらが主催する何かの催しに参加してみたいと思いました。


おしまい





参考:


ネオ・スピリチュアリズム―21世紀霊性時代の生き方

ネオ・スピリチュアリズムは、桑原啓善師が創始、唱導する人生指導原理。近代心霊研究の霊魂説に立脚した、知識と理論によって体系化され、構築された一つの学問体系です。本書を通読すればネオ・スピリチュアリズムの概略が分かります。理解を助けるために、図表を多数掲示しました。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
熊谷/えり子
武蔵大学大学院人文科学研究科修士課程修了。リラ自然音楽セラピスト。自然音楽研究所副所長。月刊「リラ自然音楽」編集。「でくのぼう宮沢賢治の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


ジュリアの音信―不朽の霊信 (スピリチュアル新書)

「ジュリアの音信」とは、今から100年ほど前(1891年)に亡くなったジュリアという女性から送られてきた霊界通信である。英国人ジャーナリスト、ウィリアム・ステッドが自動書記で受信したこの通信を紹介する。


ジュリアの音信―人は死なない

これは、120年前にあった、有名な本当にあったお話です。人は死んでも死なない?あの世と、この世をつなぐ不思議な、本当にあったお話。

コナン・ドイル―人類へのスーパーメッセージ
【コナン・ドイル】ConanDoyle
1859年生まれ。イギリスのエディンバラ大学医学部卒業。開業医となるが32歳で執筆活動に専念。『シャーロック・ホームズ』のシリーズは世界的に有名。歴史小説、科学小説でも知られる。20代のときから心霊学に関心を抱き、長年研究を続ける。1918年以降は心霊主義者として執筆、講演などに活躍。1930年没。

「シャーロック・ホームズ」の作者コナン・ドイルは、心霊主義者としても有名です。この世を去ったドイルは、生前に考えていたことの多くが訂正を要していることを知り、地上に戻って真実を伝えてきました。
ほぼ2年にわたる霊界通信の中で、ドイルは「人間はどこからやってきたのか」「なぜ地球に存在しているのか」「死後どこへ行くのか」といった人類の秘密を明かしています。
年を追うにつれ、そのメッセージには限りない叡智が秘められ、そして癒しの力をもっていることが認められてきました。ドイルは、世紀末の大変動を前にした人類が「いま、何をなすべきか」をも知らせています。

コナン・ドイルの心霊学
内容(「BOOK」データベースより)
ドイルは、シャーロック・ホームズの作者である以上に、人生の探求者で、また、心霊学の熱心な開拓者であった。研究者たちの成果を持ち前の推進力を駆使して点検する一方、直接の面会や交流を通じてその真実性の確信を深めていった。その経過をたどりながらスピリチュアリズムの起原と思想を平たく解説したのが、本書に収められた二編である。
内容(「MARC」データベースより)

ドイルは、シャーロック・ホームズの作者である以上に心霊学の熱心な開拓者であった。「死後の世界の実在」への揺るぎない確信をもとに、それが有する時代的意義と宗教的意義を世に問うた2編を収録。新潮社92年刊の新装版。


リラ自然音楽
http://www.lyra.co.jp/

山波言太郎総合文化財団
http://yamanami-zaidan.jp/

ジュリアの音信」映写とお話の会
http://yamanami-zaidan.jp/saishin/2012_09_29_julia.pdf

2012年9月23日日曜日

ストラスブール美術館展 in Yokosuka



先月のことになるのですが、

地元の横須賀市美術館でストラスブール美術館展というのがあり行って参りました。

どうせ市の美術館が開催するものだから、それなりのものだろう、、

などとタカをくくっていたですが、

如何せん、とんでもない誤り、嬉しい誤算でありました。


美術館にいくと、たいてい行った人とNo.1-No.5を決めて最後に照らし合わせて、

それらの作品のどこら辺に惹かれたかを2周目まわりながらお互いに解説しあう、

というのが私の美術館見学の楽しみ方なのですが、

今回私の目にとまった作品を挙げてみましょう。


まずダントツの第一位はコチラ↓


ロタール・フォン・ゼーバッハ 『リラの花束』 1894年


でありました。私はこれを見た瞬間、

お~、これこそまさに芸術!!

と心の中で叫んでいました。

近くで実物を見ていると、花の香りがしてきそうで、花粉がとんできそうな、そして蜜蜂が間違ってその絵に止まりそうな、

そんな雰囲気を漂わせる絵でした。

こんな素晴らしい絵なのに、作者も絵自体も私にとっては初めてでした。

いや~、これはよかったです。帰りにショップでA4のポスターと友人用に数枚の絵葉書を買っちゃいました。。。


他、あとは順位は特にないのですが、




ポール・シニャック 「アンティーブ、夕暮れ」 1914年



これは点描で、少し離れてみるととても綺麗でした。

夕暮れ時の日が桃色に染まって行く感じ、そして水面に写る建物など、みていて心和む絵でした。



不思議な感じの下絵がコチラ↓



エド・パシュク「商業的主義的」1980


実物はもう少し色鮮やかで、グラデーションが美しく、幻想的な雰囲気を漂わせていました。

どうしたらこのような構図になるのか、色の感じとか、とても不思議な絵でした。


帰宅してからエド・パシュクを検索してみると、彼のHPがありました!


エド・パシュク オフィシャルHP
http://www.edpaschke.com/home.php


やはり同じような絵をたくさん描いておられる方のようですね。

ちょっと意識が普通の人とは違うと感じました。


意識がちと違うと言えば、ピカソもありました↓


 

パブロ・ピカソ「編み物をする女とそれを見る人」1970


もう、ホント落書きにしか見えないのですが、どこか惹かれるものがあるんですよね。

特に私には緑の鮮やかさが際立って見えました。

実は、先日、上野で開催中のベルリン美術館展を見に行ったのですが、やはりピカソの絵があり、

同じ緑を使っていてとても印象にのこりました。(こちらは常設展にありました)


 
「男と女」


あとひとつ目をひいた作品がコチラ↓



ロベール・エイツ(Robert Hietz)
「自画像」(Autoportrait) 1928


というのがありました。

力強さとともにどこか憂いに満ちた表情で、どんな人物なんだろう、他にどんな絵を描く人なのか興味を覚えました。


画像をひろったサイトでは、彼の作品としてこんな絵を同時に載せていました。


 
La Bugatti


ちょっと赤茶けた感じの色が特徴なんですかね。ちょっと心に引っかかる絵です。



さて、横須賀美術館では帰りにポストカードを買ったのですが、

実物の絵よりよかったのでここに載せておきます。


 
アルフレッド・シスレー「家のある風景」1873


美術館に展示されていた絵は、とても暗い所にあり、

この太陽が照ってほのぼのとした感じがまるで潰されていてとても残念でした。

この雰囲気のまま展示されていたら、間違いなくNo.5の中に選ばれたことでしょう。



あとおまけですが、ポストカード売り場で、ルネ・マグリットが描いた猫の絵があり、

構図といい、ネコの表情といい、とても惹かれるものがあったので載せておきます。



 
ルネ・マグリット「RAMINAGROBIS」1946


絵って面白いですね。

また何かの展示観にいったらアップしようとおもいます。


おしまい



 


参考:


ストラスブール美術館展 巡回情報
http://www.museum.or.jp/modules/jyunkai/index.php?page=article&storyid=53


エド・パシュク オフィシャルHP
http://www.edpaschke.com/home.php





2012年9月16日日曜日

食関連で最近気づいたこと、知ったこと



最近関連で気づいたこと、知ったことを書いてみたいと思います。


について

私は水は、水道水を大きな瓶に汲み置き、最低一晩は置いて塩素を抜いてから使っています。

これは昔、金魚をよく飼っていたのですが、

金魚に使う水は、井戸水か、水道水を使うなら必ず半日以上汲み置いたものを使わなくてはならないのです。

つまり、金魚が棲めない水など人間が体に入れていい筈がない、というのが私の考えであり、

おそらくこれは間違っていないでしょう。


ということで、水は必ず汲み置いてから使っているのですが、

最近、東側の窓から朝日がよく入るので、そうだ水を日に当ててみようと思いたち、

朝の日の当たるうちだけ汲み置いた水をおいてみたのです。


すると、水がなんともまろやかに美味しくなることに気づきました。

これはふつうに飲んでも美味しいし、

みそ汁に使うと、材料そのままなのに、アレ、何かレシピ変えたっけ、今日のみそ汁めっちゃうまいやんけ!

となったのでした。

水の味って大きいんですね。


私は水を朝日に当てる事に関して、昔読んだ本をふと思い出しました。

それは、ネイティヴ・アメリカンのシャーマンについてかかれた本なのですが、


 
ローリング・サンダー
―メディスン・パワーの探究 (mind books)


最高のメディスンマンと謳われるローリングサンダーは、

水を朝日にあてるだけで、その水は治療水となる

というようなことを語っていたのを思い出したのです。

朝日に当てた水を飲んで、うん、そういうことはあるかもな、、、と感じました。

太陽の光には、科学で分かっている以上に生命を育む何かあるのではないか、という気がします。

興味のある方は是非やってみて下さい。漬物などをつける瓶は容量があってうってつけです。

水を瓶に入れて日に当てるときは、瓶がレンズになって、火事にならないように気をつけましょう!


☆ バナナ

私は一日一本以上はバナナを食べるのですが、

夏の時期、痛むスピードがとても早くて困っていたのです。

南国のフルーツは冷蔵庫には入れない

というのは常識ですが、

いや、やはり温度が下がれば熟するスピードも遅くなるだろう、、、

と思い冷蔵庫で保管することにしたのです。

すると、夏の常温で置いておくより、ずっと長持ちしました。

ただ、冷蔵庫内でも熟してくると、皮全体が浅黒くなってくるのですが、味はいい状態のままでした。

思い込みはいかんな~、と痛感した出来事でした。

色々と試してみないとね。

あと、バナナは、皮をむいてラップで包み、冷凍庫にいれておくと、アイスのようになってオイチイです。

たくさんバナナがあって処理しきれないときなどは、冷凍してバナナアイスにしてしまうというのも一つの手です!


☆ クルクミンと大豆レシチン

世界一受けたい授業という番組で、

前にも当ブログでとりあげたアンチエイジングの白澤 卓二先生がでてきて、

脳を活性化する食べ物に関して講義していました。

インド人に認知症が少ない(アメリカ人の1/4ほどだったか)らしいのですが、

それはインド人がよくカレーをたべるからじゃないかということで、

ネズミにクルクミン(ターメリックの成分)を与えた続けた所、認知症のときにでる脳のシミが消えたというのです。

ここら辺の所までは知っていたのですが、

クルクミンは大豆レシチンと一緒にとると吸収率が300倍ほどになる

そうなので、きな粉を一緒に食べるといいということをやっていました。

これは初耳でした。

世界で一番受けたい授業:
 食べるだけで脳を修復!?老化予防!?
集中力アップ!?医者も食べている驚きの「ブレインフーズ」の秘密
http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/120908/03.html

で、レシチンは熱に弱いので食べるときにきな粉を入れるのがいいと言っていましたが、

きな粉自体、まず大豆を煎ってから、それを粉状にするらしいので、

既に加熱処理されてるんじゃないのかな~とおもうのですが、そこら辺のことはよく分かりません。

とにかく、クルクミンは大豆レシチンと組み合わせて食べるのがいいらしいです。

納豆にはレシチンをたくさん含んでいるので、納豆にかけるというのはアリです。結構イケます。納豆がカレー味になって美味しいです。

また納豆は、キムチと一緒に食べると乳酸菌が増えて非常にいいそうなのですが、

キムチ納豆に乳酸菌の餌であるオリゴ糖を多く含む玉ねぎのみじん切りを一緒に加えると更にいいということもやってました。

実際やってみると、玉ねぎのシャキシャキ感も加わってナカナカ良いです。


クルクミンの話しに戻って、カレー自体、私は週に2回は食べており、食べる前にルーに自分でカレー粉をサラサラと掛けてから頂くのですが、

番組でも、週に2-3回カレーを食べることをオススメしていました。


しかし一つ手落ちだと感じたのは、脳の老人斑がどうしてできるかについて何も説明がなされていないことでした。

加齢によって増えてくるのはしょうがないことですが、もう一つの原因として糖の摂取があります。

甘いものをとると、以前当ブログでも紹介したタンパク質の糖化というのが起こり、それが体全体の老化に繋がり、

脳においては老人斑として現われるのです。

だから、もし認知症を避けたいと思ったら、甘いものを控えめにし、

かつクルクミンをとるようにするという両面から攻めるべきだろうと思います。


以上、最近知った食に関することでありました。


おしまい


参考:

ダグ ボイド (著)、 北山 耕平 (訳)、 谷山 大樹 (訳) 
 平河出版社 (1991/01)
ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 (mind books)

≪内容紹介≫

ローリング・サンダーは、アメリカ・インディアンのメディスンマンであり、チェロキー一族およびショショーニー族を代表するスポークスマンとしても広く認められている。

彼は、何世代にもわたって伝えられてきた秘密の知恵を守護してきた。病気の癒し方、薬草の扱い方、雨を降らせる方法、悪魔祓い、時空を超えたコミュニケーション―こうしたメディスンマンの力は、「大地の精霊」との特殊な絆から生まれてくるものなのである。

世界で一番受けたい授業:
食べるだけで脳を修復!?老化予防!?
集中力アップ!?医者も食べている驚きの「ブレインフーズ」の秘密
http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/120908/03.html




2012年9月12日水曜日

"相談援助"の研修で学んだこと



先日、湘南国際村というところで4日間"相談援助"に関する研修を受けてきました。

相談援助というのは、簡単にいえば、人と接する技術で、

面接、カウンセリングの技術といってもイイと思います。

演習が中心でしたが、授業自体とても面白く、講師陣が優秀で、内容の濃いとてもタメになる授業でした。


せっかくなので、授業を受けた中で、おっ!と思ったことを

今後の自分のためにも箇条書きにして書いておきたいと思います。


☆ 共通点をみつける

人の話しを聞く技術として、

合図槌をうつ、相手の言葉を繰り返す(おうむ返し)、批判しない、共感的態度できく、など色々ありますが、

人と共感する方法として相手との共通点をみつけるというのを教わりました。


たとえば、趣味でもいいし、生まれ故郷でもいいし、応援しているスポーツチームでもいいし、

話しの中で何がしかの相手との共通点を見つけるだけで、その人との間で心理的な繋がり(ラポール)ができるということでした。

実際、人と話している中で共通点を見つけられると、とても親近感が湧くことを実感し、とても有効な方法だと感じました。

まぁ、普段、初対面の相手とは知らず知らずのうちに共通点を探る作業はやってることだとは思いますが、

意識してやるとまた少し違うようです。


☆ 対立概念と対で学ぶ

これは授業の中で、ある概念を説明するときに先生がおっしゃってたことなのですが、

何か新しい概念を学ぶ時は、そうではないこと、それと反対のものと対で覚えるようにする

とより明確に覚えられるということでした。

これは確かにその通りで、その概念のアウトラインをハッキリさせることが出来るとともに、

反対の概念も一緒に覚えることが出来て、一石二鳥であります。

人に説明するときにも、反対の概念と対で説明した方が分かりやすいかもしれません。


また同じ文脈で、逆説的な学びも有効である、ということをおっしゃっていました。

これは俗に言う、反面教師、他山の石、というやつですね。

敢えて悪い見本を見ることで、イイもの知ろうということです。

私は、教育の中では、敢えて悪いこと、

たとえば、効率の悪い勉強法や、本人が正しいと思いこんでいる(無駄な)努力も、

敢えて正しい方法を言わずやらせてみる、というのも大事だと思ってます。

悪いことをしてみることで、正しいことのありがたさが身にしみてよくわかる、ということがあるからです。

自分自身、こんなことの繰り返しばかりでしたからね。(笑)


☆ 先手先手を打つ

仕事は、なるべく先手先手を打ってやったほうがいいということでした。

後回し、後回しにすることで、問題ややるべきことが段々大きくなりますが、

先に、先にやっておくと、物事が小さいうちに処理できるうえに、周りの人からの信頼も得られるということです。

これは、なるべく実践していきたいなぁ、と思いました。



☆ 時間じゃない

仕事は、時間じゃない。何時から何時まで与えられた時間だけ働けばいい、という態度でなく、

相手が満足する事、周りの人が楽しくなることに主眼を置いて仕事をすると、

仕事自体が楽しくなということでした。

まったくその通りだなと思います。


楽しい事をしていると、時間が経つのもあっという間だし、長時間やっていても不思議と疲れないんですよね。


私は最近コチラの本を読んだのですが↓






こちらにとりあげられていた方々が語っていたことと共通するなと感じました。

いまやっていることが、どんなに自分にあっていないと感じたとしても、

それを楽しんで、一所懸命にやっていると、やがて卒業できる日がきて、

やがて自分にあった仕事、自分にあった場所にスルスルっと移行できるようなのです。

それをいやだから手を抜いていると、いつまでも卒業できなそうなのです。


とりあえず、いま与えられている目の前のことを楽しんで、一所懸命にとりくむって大事なんでしょうね。


私はまだ読んでませんが、この本には続刊が最近出たようなので読んでみようと思ってます↓。







☆ 守護天使をイメージする

相談援助の研修で、守護天使の話しがいきなり出てきたのでちょっと面喰ってしまったのですが、

これは、自己肯定感をもつための方法として紹介されていました。

様々な、特に問題を抱えている人と接していると、

相談を受ける側が疲れてしまい、また自分の中にブレが生じてきそうになるそうですが、

そういうときにこの方法を使うといいのだそうです。


自分の上方に守護天使がいるとイメージし、その守護天使が、

いまのあなたは、それで大丈夫、そのままでいいんだよ!

と言っているとイメージするのだそうです。


少しやってみると分かるのですが、

まず視点の移動、自分を客観的にみれるところに意識が移動できるのは大切なポイントなのかなと思います。

もうひとつは、自分のいまのありようを、あるがまま肯定的に見れる視座をもてるという事です。

ちょっとたいへんになった時などには、使ってみようかなと思います。



☆ 偉くなればなるほど、人は話しをきかなくなる

一般に、こういう傾向はたしかにあると思います。

でもホントのプロフェッショナルは、

実れば実るほど頭を垂れる稲穂かな

のように、おそらく謙虚になるんだろうなという気がします。


自分もいくら立場が上になったとしても、

常に学ぶ人であり続けたいし、人の話しに耳を傾けられる人でいたいと思いました。


また、先に紹介した最高齢のプロフェッショナルの方々のように、

生涯現役でいたいなぁと思います。

生涯現役、いい言葉ですね。

自分が援助を受ける側になったと思った瞬間、おそらく自分のもっている力の大部分が衰えるだろうなと感じます。


生涯現役でいられるように、

食・運動・睡眠といった基本的な所もふくめ、毎日の生活を着実に積み上げていきたいなぁと思うのであります。



おしまい




参考:

最高齢プロフェッショナルの教え

最高齢プロフェッショナルの条件 ~これができれば、好きな仕事で一生食べていける! ~







2012年9月9日日曜日

ヴィジョン・トレーニング



このところ、忙しく更新が出来ませんでした。

とりあえず優先順位の高い話題をアップします。


最近TBSの番組で、

アカルイミライ
http://www.mbs.jp/a-mirai/


というのをみているのですが、そこで先月放送されたに関する情報はとても有意義でした。

目に関わる3冊の本を紹介する形で薦められたのですが、

2番目に紹介されたビジョン・トレーニングの方法はとても参考になりました。


アメリカには、目のトレーニングに関わる専門資格があるそうで、

日本人で数名しかもっていないといわれるその資格をもつ著者が、目のトレーニング法を解説していました。


人さし指を30cmの程の感覚に広げて、横・縦・斜めを数十回ずつ、

親指を立てて、それを体の前方でまわしながらその指先を追うトレーニングも数回、

そして親指を立てて、近くと遠くを交互に見るトレーニングなど

全部やっても5分位だそうですが、それをやるだけでかなり目が鍛えられるということでした。


番組の中では、巨人軍が練習の中に取り入れて成果を上げていることや、

子供たちがそれをやることで、学力が上がることなどか紹介されていました。


私も高校の時に、目が0.8になって以来、目のトレーニング、目を大切にする習慣はずっと続けてきていて、

現在でも視力は両眼とも1.2-1.5をキープしています。

今回のトレーニングも自分の日課に組み入れてやってみているのですが、とてもイイ感じです。


視覚は人の感覚の8割くらいを占めると言われているので、なるべく大切にしたいと思うのです。


以下HPの番組説明。--------------------------------------


◆放送日:2012年8月19日(日)

 今回は、私たちの「目」に関わるとっておきの情報を紹介していく。

「老眼鏡をかけても新聞が見難くなってきた」「目にゴロゴロとした異物感がある」など、目を酷使せざる得ない時代に、悩みをかかえる人は多い。     

「ドライアイ」が急増する一方、同様な不快感の原因の一つに、目の「シワ」があると言う。 東貴博が、先端技術について書いた本をとりあげ、その著者がスタジオで出演者の目のシワをチェック。最新の治療法や対策を説明する。

視界を広げたり、ピントを合いやすくすることで、勉強や仕事の効率も向上させることが出来ると言う。 優木まおみがそんな「ビジョン・トレーニング」を紹介した本を取り上げ、マシンを使った実験で、トレーニングの効果を測定する。 スポーツ選手も実践しているという「ビジョン・トレーニング」には驚きの効果が。

さらにスタジオにはヨガ界の第一人者・龍村修先生が登場。目の緊張をほぐし、リラックス出来るという「眼ヨガ」を紹介、効果を体感してみることに。



1日5分! 大人のビジョン・トレーニング 勉強も仕事もどんどん楽しくなる! (健康ライブラリー)
著者:北出勝也 出版:講談社
 
眼ヨガ―龍村式ヨガ健康法 疲れ目、近視、乱視、老眼、ドライアイ、眼精疲労などの悩みを改善!
著者:龍村修 出版:日貿出版社


で、本日もこの番組で老眼に関わる内容を放映するようなので、取り急ぎアップしました。

目に興味のある方は是非ご覧くださいませ。

◆放送日:2012年9月9日(日)--------------------------------------

 刺激が強く、お腹に優しいというイメージはないキムチ。キムチに含まれる植物性乳酸菌には、腸を元気にする作用があるという。腸のスペシャリストがキムチ知られざるパワーと効果的な食べ方を紹介する。美肌効果の高い食材として韓国でも注目されているという食材も登場する。

治らないものとしてあきらめがちな「老眼」。番組では、老眼の進行を止め、回復法を指導する本を取り上げる。著者自らがスタジオに登場し、スタジオ出演者が実践。老眼に効くという食材を紹介するなど、老眼に関する様々な疑問に答える。

血液を循環させる上で重要な働きを持ち、「第二の心臓」とも称される「ふくらはぎ」。血液が滞ることで重要な病気をひきおこすこともあり、ふくらはぎのエクササイズをすることで生活が改善することもあるという。看護師でフットセラピストの先生が、スタジオで出演者のふくらはぎをチェック。自分で出来るマッサージの方法を指導する。

病気が逃げていく ふくらはぎ力 もんで鍛えて自然治癒力を引き出す
著者:小池 弘人、市野 さおり 出版:世界文化社

驚異の老眼回復法: 眼精疲労・白内障・緑内障・加齢黄斑変性にも効果絶大!著者:中川 和宏 出版:三笠書房
 
味噌、しょうゆ、キムチ 植物性乳酸菌で腸内改革 (主婦の友新書)著者:松生 恒夫、矢嶋 信浩 出版:主婦の友社



参考:

アマゾン

先端技術が応える! 中高年の目の悩み (集英社新書)

1日5分! 大人のビジョン・トレーニング 勉強も仕事もどんどん楽しくなる! (健康ライブラリー)

眼ヨガ―龍村式ヨガ健康法 疲れ目、近視、乱視、老眼、ドライアイ、眼精疲労などの悩みを改善!


病気が逃げていく ふくらはぎ力 もんで鍛えて自然治癒力を引き出す

驚異の老眼回復法: 眼精疲労・白内障・緑内障・加齢黄斑変性にも効果絶大!

味噌、しょうゆ、キムチ 植物性乳酸菌で腸内改革 (主婦の友新書)