2013年9月27日金曜日

穂高に登ってきた! ≪その壱≫ 〔Climbing Mt. Hotaka -day 1-〕

 
 
私はここのところ毎年富士山に登っているのですが、
 
今年は世界遺産に登録されたこともあり、
 
登ろうか、登るまいか考えていました。
 
 
一つには観光客が殺到しているということで、
 
地元のひとは、今年は富士山には近づかない、
 
とまで言っていました。
 
  
二つ目には、
 
富士山にはすでに何度も登っており、
 
すべての登山道も通っているので、
 
今度は日本アルプスに登ってみたいなぁ~
 
日本の3000m級の山を順次登って行きたいなぁ、、
 
などと思ったのです。
 
 
 
そんなことを考えている内に、
 
富士山の登山シーズンは終わりを告げ、
 
それなら今年は日本アルプスに挑戦するチャンスではないか!
 
と思い立ち、急遽、アルプスの穂高岳に登ることにしたのであります。
 
 
なぜ穂高かというと、一つはその標高ですね。
 
富士山は言わずと知れた、日本で1番高い山ですが、
 
 奥穂高岳3190m
 
で日本で3番目に高い山だからです。 
 
 
 
 
 
 
 
もう一つは、穂高は上高地から登っていくのですが、
 
上高地がどんなところか見てみたかったというのがありました。
 
 
というわけで、連休を利用して穂高に登ってきたのであります。
 
 
さっそく図書館で借りたのがこちらの本↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 穂高には、北穂高、前穂高、奥穂高、西穂高などあるのですが、
 
今回登るのは3番目の高さの奥穂高が目標です↓
 
 
 
 
 
 歩行時間24時間30分、歩行距離40km
 
中・上級者向けとあります(笑)
 
 
ルートはこんなかんじ↓
 
 
 
最初は、上高地まで夜行バスで行こうと思っていたのですが、
 
天候などを見ている内に座席がなくなってしまい、
 
松本で一泊し、早朝出発することにしました。
 
 
予定としては、一日目で北穂高山荘に夕方頃つき、
 
二日目早朝出発し、奥穂高、前穂高に登り、重太郎新道を通って、
 
もとの上高地バスセンターに16時頃戻る
 
というプランを頭の中に描いていました。
 
 
で、上高地に戻ってきたら、
 
松本の温泉宿に泊まり、旅の疲れを癒して、
 
翌日は松本城観光などを考えていました。。。
 
 
 
というわけで、まずは特急あずさで松本を目指したのであります、、、。
 
といきたかったのですが、
 
あずさに乗るために八王子に行ったところで、
 
なんと台風の影響で大月あたりで不通になっているらしく、
 
あずさは運休していたのであります!
 
 
ひょえ~、どないしましょ、、、
 
しょっぱなから、、、
 
 
 
駅員さんに聞いてみると、
 
その特急の切符で大宮から長野新幹線で長野まで行き、
 
そこから松本を目指したらいいよ、
 
と言われました。
 
 
八王子から大宮にはどうやって行くんですか、
 
と聞くと、
 
中央本線で西国分寺まで行き、
 
そこから武蔵野線で武蔵浦和まで行き、
 
埼京線で大宮にいけます。
 
 
とのこと。
 
さすが、JRマン!
 
行先の最短ルートを瞬時に言ってしまうあたり、
 
やっぱプロだね~、、
 
などと感心しておったのですが、
 
いきなりそんな乗り継ぎ早口で言われても、ワシ覚えきれんわい!
 
といった感じでありました。
 
うわ~、たいへんですね、乗り換え、、、
 
というと、東京出て、長野新幹線でいってもいいよ、
 
と言われました。
 
で、分かり易いそのルートで行こうと思っていたところ、
 
 
おお、そうだ、ワシ、全国の路線図もってたやんけ~、
 
とリュックから取り出してまじまじと見ると、
 
大宮にいく最短距離は、
 
まさに駅員さんのおっしゃったルートだったのです!
 
これを見ながら行けばいいや、
 
と八王子から大宮に向かったのであります。
 
 
私はちょっと遠方に電車で出かけるときは、
 
いつも時刻表の最初にある路線図を切ったやつをもっていくのですが、
 
これにはホント助かりました。
 
まあ、今時の人はスマホとかで、
 
ポンポーンって調べちゃうんだろうけどね、、。
 
私はガラケーですから、ケータイで検索はしません!
 
 
で、路線図を見ながらスムーズに
 
大宮駅とーちゃーーく!
 
  
 
 
こちらが私の乗る長野新幹線
 
かっちょいいーー!
 
たぶん初ですね、長野新幹線に乗るのは!
 
(^_-)v  イェーイ!
 
 
時間は有効に使わんと、、
 
ということで、新幹線の中で食べるための駅弁
 
大宮駅でゲットしておきました↓
 
 


 
 
これがかなりうまかった。
 
ごはんには松茸のっちゃってますよ!
 
 
はい、こんなのパクパク食べて、本など読んでますと、
 
あっという間に、長野に着いたのでありました。
 
 

 
 
外はもう真っ暗です!
 
 
 

 
 
しかも、ちょっと寒いし、ヤバ!
 
 
さて長野に着いて、次は何乗ればいいのか駅員さんに聞くと、
 
松本まで特急があるからそれに乗ってくださいとのこと。
 
 
どうやら、乗る予定の特急が不通になった場合は、
 
他のルートで優先的に特急乗り放題になるようなんですね。
 
ちょっとVIPになった気分、
 
色んな特急乗れて
 
らっーきーー!
 
なんて感じで、松本行きの特急を待っていました。
 
 

 
こちらは待っている間に来た別の特急↑
 
 
ワッシの乗る特急はこっちだよ↓
 

 
 
ふつーの電車タイプかよ!!(笑)
 
 
でこれに乗って、松本に到着したのであります。
 

 
 
 
松本に降りてまず感じたのが、
 
木の匂い、山の香りが町全体を覆っており、
 
木のぬくもりというか、
 
自然に守られているような
 
そんなとてつもなく優しい感じを町全体から受けました。
 
こんな町に住んでみたいなぁ~
 
などと夢想しつつ、本日の宿に向かったのであります。
 
 
この日予約を入れていたのが
 
 
 という所です。
 
 
登山者の為に素泊まり2500円という部屋があり、
 
そこに予約を入れていました。
 
 
 
 
部屋は2段ベッドがどかっとおかれており、
 
 
 
 
 
 
 
スペースは少ないのですが、
 
ちゃんとユニットバスもあって、
 
値段の割になかなか良かったです。 
 
 
部屋に置いてあった本を見て初めて知ったのですが、
 
このホテルの社長さんかなりユニークな方のようで、
 
日本百名山を66日で登るという最短記録を持っているなど、
 
色々なことに挑戦しているようで
 
松本ではちょっとした有名人のようでした。
 
 
日本百名山連続登頂最速記録
 
 
こんな本も出しているようです↓
 
 
日本百名山―輝ける連続登頂最速66日間達成の記録
 
 
 
 
 
(図書館で借りてみようと思ったのですが、県内に一冊もありませんでした、、、)
 
 
 私が泊まった部屋は、この社長が自らの登山経験から、
 
登山客のために一部屋だけこのような安い部屋を作ったのだそうです。
 
 
この日は、明日の早朝のバスに向けて
 
早めにベッドに入ったのであります。
 
 
(-_-)zzz
 
 
 
 
つづく、、 
 
 

 
 
参考:
 
 
 
 
日本百名山連続登頂最速記録
 
 
 





日本アルプス (山歩ガイドシリーズ)



2013年9月17日火曜日

オリンピック招致に思う



つい先日、2020年のオリンピック東京で開催されることが決定しました。

日本全体がなんとなく浮かれムードに浸るなか、

私はひとり、

大丈夫なのか???

と思ってしまいました。

7年後において、はたして健全な国家としての日本が存在しているのだろうか、、と。


それは何度も当ブログでとりあげているように、日本の財政赤字です。

安倍首相になって財政出動の名のもとに、赤字が急拡大しています。

財政赤字は1000兆円を超え、来年度初頭には1100兆円に達するといわれています。

1000兆円の借金を返そうと思ったら、毎年10兆円ずつ返済しても100年かかるんですよ!


歳入は40兆円程しかないのに、返すどころか更に借金をすることで100兆円近くの支出を予定しています。



ふつうの一般家庭に置き換えて考えてみましょう。

まず、借金が1億円あります。

年収は400万円ですが、毎年借金して1000万円近く使うという浪費生活です。

こんな家庭があったら、そんなバブリーな生活すぐに破綻するだろう、

と誰もが思うはずです。


では日本はどうして破たんしないのか。

それは主に国債を国内で買っているからです。

しかし日本の貯蓄は1400兆円と言われており、

財政赤字がそのラインに達するあたりが

一つのターニングポイントになると言われています。

7年持つのだろうか、、と私は思ってしまうのです。

外国のヘッジファンドの人たちは、

それ以前のそう遠くない未来における破たんを予想して、

色々画策しているようです。


最近目にとまったニュースとして、

新しく出す自動車の燃費の競争が激しさを増しているというものがありました。

企業の本分としては、それでいいのですが、

その努力の数パーセントでも、日本の財政赤字をどうするのか、

日本という国が財政破たんしないようにするにはどうしたらいいのか、

ということを考えるのに費やされていいのではないかと思うのです。


聖書の中には、砂の上ではなく、岩盤の上に家を建てる話しが出てきます。

企業が存在しているのは、その地盤に国が存在しているからです。


前回までの勉強の話しになぞらえて、

ピラミッド構造と網で魚をつかまえる話しを使ってみましょう。

企業が存在するのは、まず地球があって、国があって、地域社会があってはじめて存在している。

一企業をピラミッドの頂点とするなら、その下を支えているのは、地球や国や地域社会なのです。

従って、企業が環境にいいことをしたり、地域社会に利益を還元したりするのは、当然のことであり、

その延長として、国が健全な状態であることために、なにかしらの努力を払うことは、

これもまた、企業のすべきことなのではないかと思うのです。

なぜなら、国が破たんしたら、通貨の価値も暴落し、利益がどうのという事態ではなくなるからです。


網の例えを使うなら、

利益を魚とすると、網全体をまんべんなく強化することが大切です。

しかし多くの企業は自分たちが得意とする分野の箇所に集中して網目を強化しますが、

環境面を疎かにしたり、地域をないがしろにしたり、国の財政を見て見ぬふりをしていれば、

その大穴から魚はするりと逃げていってしまいます。


大事なことは、私たちひとりひとりがちゃんと目を開き、自分たちの頭で考え、行動するということだと思います。

なんとなく、日本の財政の問題と、原発事故の問題は、同根のような気がするのです。

原発は危ないかもしれないけど、電気を安く使えるならいいや、みたいなノリで無関心でいて、

いざ、爆発してみて初めて青ざめて、原発反対を一斉に唱える。

本当は原発がこれほど普及する前に、何かしらすることがあったのではないか。

私は少なくとも、原発のことに関しては勉強し、

たとえば日常レベルでは、電気をあまり使わないように、

夏はクーラーをかけないなど実践してきました。(今年の夏も使ってません)

本当は、もっとなにかしらのアクションを起こしておくべきだったのかもしれません。


地球温暖化にしても、同じです。

私は車はもたず、もっぱら自転車か公共の交通機関を利用しています。

これだけ異常気象が頻発しているのに、ついそこまで行くのに車を使う、というのもどうなのかな、と思うのです。



原発と同じで、日本の財政問題も、

政府がお金をじゃぶじゃぶ使って、一時的に景気が良くなったように感じているうちは、

まあいいか、と問題の本質をみないようにしているように思えるのです。

原発の爆発と同じで、財政が破たんしてから声をあげても後の祭りです。


私たち一人ひとりがしっかり考え、しかるべきアクションを取らないといけないと思うのです。


オリンピック招致のニュースをみて感じたことでした。


おしまい










2013年9月5日木曜日

彦兵衛の勉強法 ≪その四≫ ~バランスなど~




受動勉強と能動勉強


勉強には受動勉強と能動勉強があるように思います。

受動勉強というのは、人に教えてもらうような受け身の勉強で、

能動勉強というのは、自ら机に向かって勉強するスタイルをいいます。

 もっとも効率がイイのは、能動勉強です。

自分の興味に応じて、自分のスタイルで勉強をするとき、

最も知識が身につくように思います。

でも能動勉強にはエネルギーがいりますね。ガッツが必要です。

 
受動勉強のいい点は、自分はほけ~としていても、

向こうがエネルギーを使って知識を流してくれる点です。

私は息抜きという観点、また知識に触れる頻度を増すという点からも、

能動勉強と受動勉強をうまく組み合わせることが大事かと思います。

これは特に語学の勉強なんかで強く感じるのですが、

ラジオの語学番組を聞くというのはとても有効です。
 

 

効率・費用対効果

 

勉強において、常にこの費用対効果の視点は重要です。

費用というのは、何もかけるお金だけでなく、

時間や労力というのもそれに入ります。

自分の投入したお金、時間、労力に対して、

それに見合うだけの効果が挙げられるか、

という視点を持っておくことは大切です。

 

例えば、よくわからないことをノートにきれいにまとめるということをするかもしれません。

しかしそれに掛ける時間と労力が膨大だとすると、

あまり効率のいい勉強法だとはいえません。単なる自己満足かもしれません。

そういうわかりやすくきれいにまとめた参考書というものが売っていたりして、

お金で解決した方が効率がいいこともあります。

 

また模試をどうするかというのもそうです。

丸々一日という時間と、1万円程(?)の費用をかけて、その投入したエネルギーに見合うものが得られるのか、

ということを考えておく必要があります。

 

試験の場で、限られた時間内に如何に高得点をとるのか、そのことに焦点をあて、

の試験までの限られた期間に、出来るだけ効率よく勉強するという視点を常にもって

おくことは大切だと思います。

 

 

バランス

 

私の勉強法の重要なポイントの一つが、このバランスという視点です。

先の費用対効果のバランスもそうですし、勉強と息抜き、遊びのバランス、

勉強と体を動かすことのバランス、覚醒と睡眠のバランス、

試験における時間の配分や、難しい問題と易しい問題に対処すときのバランス感覚など、

バランスをとるという視点はとても重要です。

 

逆にいうと、偏りすぎるとよくないということでもあります。

勉強を飽きるほどすると必ず次に響きますし、

逆に勉強をしないで遊び過ぎても、

強のことが心に引っかかって心行くまで遊ぶということができません。

時にハメを外すことがあってもいいのですが、常にバランス感覚を持って勉強し、

験に臨むことが大事だと思います。

 

脳トレ

 
最後にハード面のことを述べておきましょう。

ハードというのは、“”のことです。

 
やはり10代の人たちに比べて、大人の脳機能、記憶力は落ちているといえるでしょう。

 

若い人はがむしゃらに勉強するかもしれませんが、大人の強みは、

今までの経験を生かし、物事の法則に則って勉強できるという利点があります。


また最近の研究で分かっていることは、人間は脳細胞の数パーセントしか使ってないとも言われ、

また大人になっても新しい脳細胞ができるらしいのです。

 

したがって、鍛えれば、筋肉と同じで脳機能もアップするようなのです。

ということで、補助的なトレーニングとして、

脳トレを勉強と並行してやってみるというのも、勉強の手助けになるのではないかと思います。
 

私がやっている脳トレを紹介しておきましょう。

 

百マス計算

1-9の数字を縦と横に配して、出来るだけ早く足し算、掛け算を行います。

私は毎朝、食事の前にやってます。調子のいい時だと、足し算なら45秒、掛け算なら

60秒フラットでできます。脳がスッキリする感覚がありますね。

食事前に勉強するというのは、脳機能的にいいそうです。

私は食事前に脳トレをし、1-2コマ(15-30分ほど)タイマーで計って勉強してます。)

 

音読

これも朝食前や風呂で()やってます。もともと読書が好きなので、

いま読んでいる本の見開き1-2ページを部屋を歩きながらなど数分間、出来るだけ早口で読みます。

 

運動

運動ばかりやる人は脳も筋肉だ、などといったりしますが、

運動ほど脳を活性化させるものはないそうです。

また血流という観点からも、勉強した後は適度に体を動かしたりする方がいいようです。

適度に定期的に運動することは、脳にとても大切です。勉強法と同じで、

自分に合った運動というものを毎日続けるのが大切だと思います。

私は自分の運動というものを毎日、主に朝と夕やってます。

 

 

以上が勉強法に関して私が考える所です。

 
皆様方の勉強において、何がしかの力添え、参考になるとし

たらうれしい限りです。

ここに挙げた原則、たとえば、心に負担をかけない、

自分の主観を大切にする、自分のスタイルを見つけるなどは、

勉強だけでなく、自分が身に着けたい習慣

(たとえば、ダイエットや運動などなど)を継続させる為にも役立つものです。


幾つかでも興味のあるものがありましたら、実践してみてください。

 
 

では~!