2011年9月27日火曜日

葬られた「第二のマクガバン報告」下が届いた!



図書館でリクエストしていた


葬られた「第二のマクガバン報告」(下巻)

がようやく手元に届き、さっそく読み始めました。



葬られた「第二のマクガバン報告」(下巻)



目次は以下のようになっています↓








とても面白そうで、どこから読もうかぁー、と思案したのですが、

とりあえず出だしの「第3部」と、最後の「歴史から学ぶべきこと」以降を読みました。

訳がいいのか、もともとの文体なのか、とてつもなく読みやすく、分かりやすく、かつ為になるのには感動してしまいます。


印象に残った個所をピックアップしてみました↓


肉は食べないの?(著者の息子のエピソードが面白かった、、)




良いものはシンプルである




食べるべきものと避けるべきもの一覧




肉はどこまで排除すべきか




ここに書かれているように、基本はベジタリアンでありながら、

外食や出来合いの物を食べるときには肉を多少食べてもよしとする寛容さが大事だと思います。

私も家で料理するときは肉の類は買いません。ですが外で食べるときはなるべく肉がないものを選びまが、

入って出てきてしまうものに関しては食べるようにしています。


初めの頃は、かなり厳格に肉を除いたりしていましたが、

あまり意味がないし、食物を粗末にすることだし、何より食事を楽しめないことに気づき、やめました。

長く続けるには、おおらかさ、ある程度の"いい加減さ"が必要だと思います。


最後の章で、ソクラテスの対話が載っていて、とても興味深かったので載せておきます。









また読み進めていって面白い所、為になりそうな所があったらアップします。


あと食と健康関連で、前にブログで

100歳まで生きるには!?
http://mshiko.blogspot.com/2011/09/100.html


を紹介しましたが、


この記事の白澤卓二氏がNHKで連続番組に出演されていることを発見しました。

まだ始まったばかりです。


NHKまる得マガジン
長寿スイッチでアンチエイジング

http://www.nhk.or.jp/kurashi/marutoku/


(NHK教育 月~木午後9:55-10:00 再放送あり)


興味のある方は是非ご覧下さい。




参考:

アマゾン:

葬られた「第二のマクガバン報告」(下巻)

彦兵衛のブログ↓

葬られた「第二のマクガバン報告」 ~ その1 ~
http://mshiko.blogspot.com/2010/03/blog-post_07.html

葬られた「第二のマクガバン報告」 ~ その2 ~
http://mshiko.blogspot.com/2010/03/blog-post_09.html


葬られた「第二のマクガバン報告」 ~ その3 ~
http://mshiko.blogspot.com/2010/03/blog-post_12.html



2011年9月18日日曜日

ネット接続不良の原因は、、、



私はネットは、ソフトバンクのホワイトBBというサービスを利用しています。

電話回線を利用したADSLで、月額1980円という破格のサービスです。

価格が安いのはいいのですが、

初めからあまり接続状態が良くなく、時々途中で切れたり、また繋がったりということがありました。

まぁ、使っていて支障がないならいいかぁ、とある程度は放って置いたのですが、

一か月ほど前、いよいよ切断状態があまりに頻繁で、固定電話さえつながらなくなったので、

携帯からソフトバンクのサービスセンターの方に電話しました。


担当者曰く、回線の状態が悪いこととして一つ考えられるのは、

壁のモジュラージャック(電話線の受け口)からもモデムまでの距離が長いことではないかとの事でした。


確かにジャックからモデムまで6m近く伸ばし、

しかも途中に分岐つきのコネクターを噛ませていたので、それによって電波が減衰していることも考えられました。

とりあえず、ソフトバンクの方から一度回線の調整をしてみるとのことでしたので、お願いしました。

すると、24時間の調整後、またもとの状態に戻りました。

よかった、よかった、やっぱ向こうの調整(電波の発信が弱いとか)が原因だったのだろうな、、と思いました。


そしてまた平穏な日々が続いていたのですが、数日前にまた同じ症状が発生しました。

今度もネット接続の断続的な断線+電話回線が不通です。

ソフトバンクはいったいどうなってるんだ!?

とまたサービスセンターに電話してみました。

するとまた前回と同じ事を言われたのですが、

電話が不通というのはNTT回線の問題なので、NTTに問い合わせてみて下さいとのことでした。

うーん、NTTの電話回線に問題があるのか、、、

とNTTに電話する前に、一応最後の確認としてモジュラージャックから直で固定電話につないでみると、、、

ツーッ、ツーッ

音がするではないか!?

んん?

さっきはそれでも繋がらなかったのに、今回はなるぞ。使っていた電話線が悪いのか、、、?

よくよく調べてみると、どうもモジュラージャックの差し込み具合によって、通電したりしなかったりしているようでした。

犯人はコイツか!?

壁のモジュラージャックを開けてみると、、、

プラスチック部に微妙にカビが生えており、金属部分には青錆みたいなものもでて、かなり腐食が進んでいました。。。

完全にコイツの原因だな、、、


翌日、さっそくホームセンターで、埋め込み式のモジュラージャック一式を購入し、壁に取り付けて、接続してみました。

すると、、、

まぁ、まるで何もなかったかのようにネットは完全に復活したのであります。

(以前のような接続中の途中断絶もなく、電話が復活したことはいうまでもありません!)


ネットの接続が不安定な原因としては、

電話線・LANケーブルの不良、モデムの不良、基地局からの通電の不良しか考えていなかったので、

モジュラージャック自体が不良であることは完全な盲点でした。


新築の家ならまだしも、ある程度の年数が経っている家なら、モジュラージャックも疑って然るべきなんですね。

でも電気のコンセントと同じで、ここが悪くなるなんて事は、ハナからら考えてなかったです。


ソフトバンクのサービス担当者のアドバイスも、室内回線の長さを指摘するばかりで、

モジュラージャックの不良の可能性を指摘するものはありませんでした。


まず何かが不調になった場合は、

全体を眺め渡して、原因の可能性のある個所をひとつひとつ潰していくことが大事なんだな、ということを痛感しました。

たとえ当たり前に機能しているであろう箇所も。。。


今回の場合は、

パソコン→LANケーブル→モデム→電話回線→モジュラージャック→NTT回線→ソフトバンク基地局

という順になっているので、

手元でできるパソコンからモジュラージャックまでの間を、

線を新しいものに変えてみたり、モデムの位置をモジュラージャックの近くにしてみたり、

モジュラージャック自体をあけて調べてみたりするべきでした。


でもまさかモジュラージャックが腐ってるなんてなぁ、、、思いもよらなかったです。

今回モジュラージャックが原因であると分かったのも、

たまたま何回かのモジュラージャックへの差し込みの内たまたま一回が繋がったからわかったのであって、

ホント偶然といってもいいくらいでした。


何かが不調になった時は、まずは数学のように、関連する要素をすべて挙げて、

場合わけをしてひとつひとつを冷静に検討してみるということですね。


数学自体の知識はそんなに世に出ても役立たないかもしれませんが、

数学的な考え方というのは、極めて大事だと思います。


今回の事例、読者の皆さまも何かにお役立ていただけたらと思い、書いてみました。

またパソコンに限らず、何か新たに気づくことがあったら書いてみたいと思います。


おしまい




参考:

ソフトバンク ホワイトBB
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/white_bb/



彦兵衛のブログ:孫正義関連

理念、ヴィジョン、、そして計画 〔2010年9月11日〕
http://mshiko.blogspot.com/2010/09/blog-post.html


究極の自己満足とは、、、〔2010年9月14日〕
http://mshiko.blogspot.com/2010/09/blog-post_14.html


志高く、、、秋の空に思う〔2010年9月16日〕
http://mshiko.blogspot.com/2010/09/blog-post_16.html


真っ白にならない 〔2010年11月17日〕(ホワイトBBに関して)
http://mshiko.blogspot.com/2010/11/blog-post.html

孫さんはやはり桁違いだ! 〔2011年4月5日〕
http://mshiko.blogspot.com/2011/04/blog-post_05.html



パソコン関連

エラー切り 〔2010年10月27日〕(メモリの増設)
http://mshiko.blogspot.com/2010/10/blog-post_27.html






2011年9月11日日曜日

家庭で行う正しいエコ生活



最近、前から気になっていた武田邦彦さんの本をよく読んでいるのですが、

この本はとてもわかりやすく、かつ衝撃的でありました。

完全理解版 家庭で行う正しいエコ生活




内容は、ゴミの分別やリサイクルは本当にエコなのか

ということが主眼に書かれているのですが、

行政によって実にいい加減、とんでもないことが平気で行われていることに驚きました。


目次を見ると内容がざっとわかります↓






武田氏の出している数値やデータがどこまで本当なのか私にはわかりませんが、おそらく正しいだろうと私は思います。

リサイクルなどときれい事を言っていながら、

とんでもない無駄、むしろ環境を損なっている可能性もあるので、こういう意見にはちゃんと耳を傾けておくべきだと思います。


なぜこういうことが平気で行われ続けているのか、、、

そこにはやはり、利権や官僚の天下りなどの要素があり、

食の問題と同じく、真実が一般の市民に知られないようにされている、というのが真実のようです。


リサイクルは環境に悪い、などということを武田氏が独自のデータをもとに学会で発表すると、

なかには売国奴!だとかいう罵声が飛んでくるのだそうで、

それのどこが科学なのだろうと思ってしまいます。


リサイクル=環境に良いこと

ということを信じたいだけなのならば、それは信仰宗教と同じです。


また反論の仕方として、NHKが言っているから、行政が正しいと言っているから

アナタの方が間違っているという言い方をする人も少なからずいるそうで、

お上の決めたことに服従するという日本人の特徴がよくあらわれていると指摘しています。


ゴミやリサイクル、環境問題に興味のある方は、是非一読をオススメ致します。

そしてこういう事態が続いていることに関しては、市民の方からちゃんとNO!の声を上げなければならないと思います。


さて少し話が変わって、武田氏は最近よく

ホンマでっかTV
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/honma-dekka/index.html


という民放の番組に出演されているのですが、そこで面白いことが紹介されていました。


アメリカの研究で、日本人夫婦はどうして(アメリカに比べて)うまくいっているのだろうか

というものをまとめたものがありましたら。

その中の一つとして

共同作業と並行作業

について指摘されていました。


アメリカでは、夫婦あるいは家族で共に何か同じことをしなければならない

一緒に同じ事をしていなければ仲が良いとは言えないという強迫観念があるそうで、

それが離婚の大きな原因のひとつになっているのではないかというものでした。


日本はそれに対して、夫婦で並行作業ができる、

たとえば、一方がテレビをみていて、他方は別の好きな事に興じている

ということができるというのが、夫婦円満の秘訣なのではないかと指摘されていました。


これをアメリカの研究者は

「ふすま文化」
(ふすまで仕切るぐらいで完全に離れていず、お互いの気配を感じれる距離にいながら別のことが出来る)

と呼んでいましたが、なるほどそういうことはあるのかもしれないと思いました。

仲のいい事は同じ事を一緒にやっていることだ、

といつも思って日常生活を送らなければならないとしたら、お互いにとって相当な負担だろうと思います。

しかし現代の日本も、少しずつ、このような強迫観念にとらわれてきている傾向にあるのではないか、

とも言われていました。


環境問題でも、家族の問題でも、内向きの視点も当然大事ですが、

外の異なる視点から状況を捉えなおすというのも、自己をただし、自己を正しく再評価するいみで大切なのだろうと思います。

その時に大切なのは、思い込みをいったん脇に置いて、虚心坦懐に人の意見に耳を傾けてみるという事だろうと思います。


かつて河合隼雄さんがネイティヴアメリカンのシャーマンを訪れたときに、

シャーマンに必要な資質はどのようなものかと尋ねた時、

自信と謙虚さ

と答えたそうです。

人々に信頼され、安心を与えるシャーマンのような人でさえ、謙虚さが必要なのです。

私達も、相手にはっきりものをいう自信とともに謙虚さを忘れずにいたいものです。


おしまい








参考:

アマゾン:

完全理解版 家庭で行う正しいエコ生活

武田邦彦氏の著作


ホンマでっかTV
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/honma-dekka/index.html


2011年9月9日金曜日

脳がよみがえる ~脳卒中・リハビリ革命~



先日のNHKスペシャルで、

脳がよみがえる ~脳卒中・リハビリ革命~




というのをやっていたのですが、とても面白かったので紹介しておきます。


≪概要≫ --------------------------------------

(番組HPより
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110904.html


「4年間リハビリを頑張ってきても動かなかった指が、わずか10分の訓練で動き始めた」。

今、脳卒中の治療で新たなリハビリが次々に開発され、驚異的な効果を上げている。

280万人にのぼる脳卒中患者、医療の発達で命を落とすケースは減ったものの、マヒの問題は深刻で、介護が必要になる原因の第一位だ。

解決にはリハビリが重要だが、発症後6ヶ月を超えたあたりから効果が落ちるとされてきた。

しかし最近、脳科学の急速な発達により、傷ついた脳が再生するメカニズムが次第に明らかになり、時間を経過した患者でも、マヒを改善する手法が発見されている。

リハビリの効果を上げる誰でも出来る意外な方法や、脳波とマシンを連動させる最新科学まで、脳卒中リハビリの最前線で起きている急激な変化を取材、人間の脳に秘められた驚きのパワーに迫る。

キャスターは、これまでもNHKスペシャルで脳卒中リハビリを取材してきた、藤田太寅さん(自らも脳卒中を経験、今もリハビリを続けている)。


--------------------------------------


内容は上記のとおり、現代の脳科学や最新のリハビリによって、

それまで治らなかった身体の麻痺が驚くほど改善されるようになってきているというものでした。


手足の麻痺が、新たに開発された筋肉への刺激法脳波のトレーニングなどによって改善されるというは目を見張るものがありました。


これを見ていて思いだしたのが、その少し前に試してガッテンでやっていたマッサージの効果についてでした。


もみ出し&マッサージ ホントの実力大検証!
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110831.html


マッサージによって血圧が下がったり

痴呆症の人にマッサージをすることでその症状が劇的に改善するなどの効果があるそうです。

人体には未だ利用されずにいる未開拓の領域がまだまだあるようで、

私達は、最高のメンテナンス機能を備えたマシーンをもっていながら、

その使い方を知らずに日々を過ごしてしまっているのかも知れません。

なんとももったいない話しです。


少し話がそれますが、先日ある機会があってマッサージに行ってきました。

そこでは中国医学に基づくマッサージやツボを押すことの他に、気功もされているところで、

へぇー、こんなものか、と色々勉強になったのですが、

やってみて感じたのは、

時に第三者の視点から体全体を点検して貰うというのは大事である、ということでした。


私は毎日、運動やストレッチは欠かしません。

朝は朝食の前に、チベット体操を含む30分ほどの運動や柔軟をし、最近はその後両足に1Kg、両手に500gの重りをつけて10分ほどぷらぷら走ってます。

朝夕は腹筋・背筋・腕立てなどは20回ずつするし、週末には30-40分ほどのジョギングをしたり、プールで2時間程泳いだりしています。

全部単に気持ちいいから続けているだけなのですが、

自分としては、運動やストレッチをすることでその日の体の状態が手に取るように分かるので、

別にお金を払ってまで人に診て貰ったりする必要はないなと思っていました。

しかし実際にプロのマッサージなどを受けてみると、第三者からの客観的な意見が聞けるし、

ああこんな所にツボがあるのか、、などを知ることが出来、

また自分一人ではできない体のひねりや、マッサージ、あるいはツボを押してもらえたりして、とても体が活性化するのが分かりました。

その先生は、たまには体全体をオーバーホール(総点検)するのは大事ですよ、とおっしゃっていたのですが、

ホントその通りだと思いました。

今回行ってみて、ちょっと面白かったので、

年に何回か行ってみるのもいいなと思いました。(娯楽のいっかんとして)

今度はハリなどを体験してみたいと思っており、地元で探してみようと思ってます。


さて話しが逸れましたが、

今回の番組では、リハビリの研究として次のような事も紹介されました。
















患者にほめるということを意識的にしただけで、回復がまったく違ったそうなのです。

番組内でも言っていたのですが、これは患者だけでなく、子供や部下を育てるときにも共通する事ですよね。

脳はほめられたがっている

これは覚えておきたい言葉です。


さて、さらに褒めるにもポイントがあり、、、






具体的に、すぐその場でほめるというのが大事らしいです。

このほめることに関しては前に当ブログでも紹介しましたが、

とにかくほめる【2009年5月29日】
http://mshiko.blogspot.com/2009/05/blog-post_29.html

今回またあらたに取り上げさせてもらいました。


さらにリハビリの効果を高める方法として、、、







睡眠の重要性があげられていました。

当ブログでも何度となく昼寝・睡眠については取り上げて来ました。

学習の後、新しい運動を覚えた後、などは特に寝た方がいいそうです。


見えているものは、見えないものによって支えられていますが、

我々はともすると、見えているものばかりに意識がいきがちです。

しかし見えないもの、見えない領域を大切にすることではじめて見えている所が生き生きとしてくる、と私は理解しています。

従って、一見あまり有用でないような見えないところも疎かにしないというのが大事なのだと思っています。


今回の番組では、人体の驚くべき回復力とともに、

患者でない私達がより健康的に生きるためのヒントもたくさん紹介されていた様に思いました。


今回の番組は脳卒中などによって麻痺した体を如何に回復させるかに焦点が当てられていましたが、

本来ならば、日々の食事や運動にちょっと注意するだけで

こういう事態になることを避けるということの方がより大事であろうと思います。

少し前にやっていた試してガッテンの番組も参考になると思います。

脳血管が突然詰まる!あなたを狙う巨大血栓
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110824.html


大切なのは予防医学の視点でしょぅ。

なってしまってからの、費用・時間・労力はたいへんなものですからね。

日々のちょっとした心がけというものを大切にしたいものです。


今回の番組、再放送があるので見逃した方は是非!

2011年9月13日(火) 
午前0時15分~1時04分 総合 (12日深夜)
※徳島県地方では、9月18日(日)午後2時00分~2時49分の放送になります。


おしまい





参考:

NHKスペシャル:
脳がよみがえる ~脳卒中・リハビリ革命~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110904.html

NHK試してガッテン:

脳血管が突然詰まる!あなたを狙う巨大血栓
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110824.html

もみ出し&マッサージ ホントの実力大検証!
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110831.html


彦兵衛のブログ:

とにかくほめる【2009年5月29日】
http://mshiko.blogspot.com/2009/05/blog-post_29.html

選択のちから ~ ある脳科学者の涅槃体験 ~〔2010年1月6日〕
http://mshiko.blogspot.com/2010/01/blog-post_06.html

選択のちから ~ ある脳科学者の涅槃体験 ~ ≪続≫〔2010年1月7日〕
http://mshiko.blogspot.com/2010/01/blog-post_07.html

チョイ寝を習慣付けたい〔2010年6月30〕
http://mshiko.blogspot.com/2010/06/blog-post_30.html

Dr.新谷さん追加情報~パワーナップとカフェイン〔2008年7月30日〕
http://mshiko.blogspot.com/2008/07/dr_30.html

2011年9月2日金曜日

100歳まで生きるには!?



先日、ヤフーニュースを見ていたら以下のような記事を見つけました。


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100歳超の人に共通 納豆・オクラなどネバネバを食べていた

―NEWS ポストセブン 8月13日(土)16時5分配信―

白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。

アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏によると、

100歳を超える長寿の人々の朝食には明らかな傾向があるのだという。


* * *

私は以前、『長生きの秘密はインスリンをあげない朝食にあった』という本を書いた。

インスリンといえば、ほとんどの人が糖尿病を想像するだろう。

実は最近の百寿研究で100歳以上に糖尿病とパーキンソン病が極めて少ないことが分かったのである。

実際、糖尿病を発症すると平均寿命が男性で9・6年、女性で13年短縮、100歳まで生きられる確率は極めて低い。

糖尿病は血糖(血液中のブドウ糖の濃度)の値が慢性的に高い状態をいう。

インスリンというホルモンが血糖値をコントロールする役目を担っているが、インスリンの効きが悪い人は血糖を下げるために

たくさんのインスリンを必要とするため、空腹時のインスリンの濃度が高くなる。

逆にインスリンの効きが良い人は少量のインスリンで血糖をコントロールできるので、空腹時のインスリン濃度は低い。

今年100歳を迎える聖路加国際病院の日野原先生や、

100歳で元気にスキーを楽しんでいた三浦敬三さんの血中のインスリン濃度を調べたことがあった。

元気な百寿者は、インスリンの血中濃度が驚くほど低く、インスリンの効きが良いことが分かった。

更に、元気な百寿者の朝食を調査すると、

納豆やオクラなどのネバネバ成分玄米、食物繊維の多い野菜などインスリンの効きを良くする食材を豊富に摂取していた。

同じ炭水化物でも血糖が上がりにくい食材を低GI(グリセミック・インデックス)と呼んでいる。

百寿者の食卓には低GI食材がたくさんあった

※週刊ポスト2011年8月19・26日号


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最近わかってきてるのが、老化とタンパク質の糖化の関連です。

これは前にもブログで取り上げましたが、試してガッテンで紹介されました。

アンチエイジングだ!肌ホネ血管一挙に若く保つ方法
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110518.html


番組では、食事の順番として、初めに野菜を食べるだけで劇的に血糖値を下げることが出来ると紹介されていました。

実際私の職場の知人で、糖尿の気のある人がこの番組を見て実践した所、

血糖値が大幅に下がったといっていました。


今回の記事でへぇーと思ったのが、長寿者でインスリンの濃度が低いというのはなんとなくわかるのですが、

インスリンの効きが良い人、またインスリンの効きをよくする食材

というのがあるということでした。

私はインスリンは誰でもある一定の分量であれば同じ働きをするものと思っていたのですが、違うんですね。


当ブログでは、自分の読んだ本の関連で、長寿と食に関することを何度も取り上げて来ましたが、

(過去記事をご覧になりたい方は、左上検索窓で長寿などと入れてみてください。)

白澤卓二という方は初めて耳にしました。

彼の著書がたくさんでてるようなので、図書館でリクエストして読んでみようと思ってます。

また何か新しい発見があったらここで紹介しようと思います。


おしまい



参考:

アマゾン:

長生きの秘密はインスリンをあげない朝食にあった


白澤卓二氏の著作


彦兵衛のブログ:

血管新生~『がんに効く生活』より(食品のGI値一覧
http://mshiko.blogspot.com/2009/04/blog-post_23.html

三浦式・甲野式のトレーニング(三浦敬三さんのトレーニング
http://mshiko.blogspot.com/2010/12/blog-post_07.html

ファーストフード・ネイションを観てみた (日野原氏の食事内容
http://mshiko.blogspot.com/2009/10/blog-post_11.html


NHK 試してガッテン:

アンチエイジングだ!肌ホネ血管一挙に若く保つ方法
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110518.html





2011年9月1日木曜日

ゴローやるな!? 『コクリコ坂から』を観てきました



本日は映画の日、すべての映画が1000円で観れる日なので、

ジブリの最新作『コクリコ坂から』を観て来ました。


監督は宮崎駿さんの息子、宮崎吾朗氏です。

彼の第一作監督作品である

ゲド戦記

は映画館へ観に行きましたが、

ストーリーは中途半端、キャラクターには魂がこもっておらず、絵も全然ちぐはぐで、

ゲド戦記自体が好きだっただけにとてもガッカリしたのを覚えています。

この人才能ないな、ダメだコレャ、と思っていました。


で、今回もたいして期待していませんでした。。。


が、、、、なのであります。


この映画、素晴らしい出来でした。傑作です!

はとても美しく、色彩豊かで、特に光が差し込んでいる感じがとても印象に残りました。

またそれぞれの絵に重みがあり、魂をこめて描かれていることを感じました。

キャラクターもそれぞれに個性があり、ああこんなやついたなぁ、みたいな人もいてとても共感できました。

ストーリーは、もう素晴らし過ぎて、途中で何度泣きそうになったことか、、、。ホント。ヤバいです。

観終わった後、自分も彼らのように、まっすぐに、心正しく生きられたらなぁ、と思いました。



吾朗さん、才能大有りですね。今まで悪く言ってスミマセンでした。

これ、もしかしたらお父さんを超えちゃったんじゃないか、、

と思わせる出来でした。


私は事前にNHKで放送された、

ふたり

「コクリコ坂・父と子の300日戦争
〜宮崎駿×宮崎吾朗〜」

映画への情熱をたぎらせる父、
偉大な父と比較される宿命の息子、父と子の物語

http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=4520110809


を観ていたので、作品を生み出すことの大変さ、偉大な父との葛藤など

諸々のことがあったことをしっていましたが、

その刻苦努力を感じさせない(感じさせる?)、

さわやかで美しい、完璧な作品となっていました。

ジブリ作品に新たな名作が加わったといって間違いないでしょう。


ものこの映画を見に行くなら、カップルで観に行くことを強くお勧め致します。

もちろん一人でも十分楽しめますが。


涙腺がゆるい方は、ハンカチをお忘れなく!


いやー、映画っていいですねぇ。








参考:

コクリコ坂から 公式HP
http://kokurikozaka.jp/

NHK ふたり

「コクリコ坂・父と子の300日戦争
〜宮崎駿×宮崎吾朗〜」

映画への情熱をたぎらせる父、
偉大な父と比較される宿命の息子、父と子の物語

http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=4520110809


ゲド戦記
http://www.ghibli.jp/ged/