前に当ブログの、
で食についての映画について書きましたが、そこで紹介した
ファーストフード・ネイションを観てみました。
ブルース・ウィリスやイーサン・ホークなどの有名どころも出演していましたが、ストーリーはイマイチでした。
映画の最後に、前に紹介したのと同じようなリアルな牛の解体シーンがあり、この場面がどのシーンよりももっとも迫力と説得力がありました。
また今回も画像として取り込んでおきました↓
http://picasaweb.google.co.jp/mshikon/GuQRkK#
あの牛の脳天に打ち込んでいるのは何なのでしょうか。電撃なのでしょうか。
かつて極真カラテの大山倍達氏が闘牛と戦った時、あの鉄の拳をしても倒すの何発も必要だったのに、
プシュッという軽い一撃で牛を卒倒させてしまうというのは、科学技術のなせる無機的冷徹さを感じずにはいられません。
でもああいう過程を経て肉は大量生産されているんですよね。そういうところはちゃんと知っておかないとと思います。
さて、昨日も食について書きましたが、あそこで日野原重明氏 について書くのを忘れてしまいました。
日野原重明氏は聖路加病院で働く(?)現役の医師ですが、御年98歳、朝6時に起床して、寝るのは深夜2時とかだそうです。
働くで(?)をつけたのは、彼は医師としての給料をもらっていないからです。ボランティアなのだそうです。
日中はボランティアとして病院で診察や会議などをこなし、夜は家に帰って執筆にいそしんでいるそうです。
かつてNHKで彼の食事を紹介していました。
朝:牛乳一杯、オレンジジュース一杯+オリーブオイル4匙、コーヒー
昼:牛乳一杯とクッキー数枚
夜:一般の食事(肉なども食べる)
とこんな感じでした。
朝は90秒で済ませてしまうそうです。昼も一分ほど。
医者としての仕事や執筆が楽しいから、こんな生活を続けていても全然苦痛ではないのだそうです。。。
日野原さんの食事内容を見ても、必ずしも三食をしっかり食べなければならないということはないんだなと気付かされます。
ナチスの収容所体験を描いたV.E.フランクルの『夜と霧』を読んでも、
食事が極端に減ったのにも拘わらず、収容所のユダヤ人がそれまでより健康になっているという描写があるので、
小食や断食というのは、人間が本来持っている生命力を引き出すようなところがあるのではないかという気がします。
食は毎日の事なので、見直してみる価値は十分にあると思います。
参考:
日野原重明〔ウィキペディア〕
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%8E%9F%E9%87%8D%E6%98%8E
日野原重明氏の著作
フランクル氏著作
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