階段を登ろう♪♪

先日、ギズモードの記事に次のようなものがありました。

映画Bigのトムハンクス気分になれる階段

まずはともあれ、そこに載っていた動画をどうぞ！





階段をピアノの鍵盤のように音がでるようにするだけで、多くの人がエスカレーターでなく階段を使うようになるというものです。

私は階段とエスカレーターが両方並んでいたら、断然階段をガシガシ登ってく派ですが、

こうして遊び心を少し(？)加えるだけで、ほとんどの人が階段を使うようになるというのは面白いと思います。

何かをする、しなければならないことをさせるのでも、ただ機械的にやりなさいというのではなく、

こうしてひと工夫して、やっている人たちが楽しいと感じるようにするだけで、多くの人が自発的にやるようになるんですよね。

こういう発想ってこれからの社会にどんどん必要になってくるのではないかという気がしています。

社会にもっとこういった遊び心が増えていったら素晴らしいなぁと思うのです。

明日も、もう一つこれと似た話題を載せようと思っています。


さて話題がかわり、本日は所要があり、いつも使わせて頂いている新生銀行に電話をしました。

電話に対応して頂いた担当の人がとても丁寧だったこともあり、用件はすんなり解決したのですが、

ついでに前々から感じていたことをやんわりと提案しました。

それは、新生銀行から送って来る封筒の住所の部分がビニールであることに対してでした。

他の金融機関などから送られて来る通知は、最近はほぼすべて透ける紙でできているので、

封筒はそのまま資源ごみに直接出せるのですが、

新生銀行から来たものだけは、ビニール部分を切り取ってビニールゴミへ、

封筒は資源ごみ、封筒とビニールがくっついて取れない部分は不燃ごみと、とても面倒くさいのです。

しかもこういうことを平気で続けているということは、企業の環境に対する意識も低いということを自らアピールしているようなものです。

私はこのことについて、今回の電話のついでに、「クレームではないのですが、、、」

と言って、この状況を話しました。

すると担当の方はすんなりと、上の方に伝えますのでと言って、有難うございますと丁寧にお礼まで言われてしまいました。


新生銀行は、他行への振り込みや他行からのお金の引き出しに手数料がかからないので、とても重宝しているのですが、

最近株価も下がり気味でダイジョブかな？と思っいたのですが、

電話口のあの謙虚な対応、お客さんからの苦情を宝として積極的に生かそうとする姿勢を見ると、

まだまだイケルかなと感じました。


私はクレーマーではありませんが、テレビなども見ていいと思ったものには、ＨＰを通じてよく投稿しますし、

これはちょっとおかしいんじゃないか、取材が足りないんじゃないかと感じてるものに対しても、具体的にどこがおかしいと感じたかを書くようにしています。

日本には、昔からおカミのやることに対しては黙って従うというような風潮があるように思うのですが、

そうしていると、企業や社会はみんなこのままで満足しているのだと思って、よくなっていかないと思うので、私は感じたことは積極的に発言するようにしています。


英語のことわざに、

The squeaky wheel gets the oil.

というユニークな表現があります。

これは、「キーキーいう車輪は、オイルをさしてもらえる」つまり"ゴネ得"を意味しています。

アメリカ社会をよくあらわしているように思えて、なかなか忘れがたい私のお気に入り(？)のフレーズのひとつなのですが、

やはり何かしらレスポンスをしていかないと、社会は変わっていかないと思うのです。


企業などにとって、一個人の意見など蚊の鳴くようなものかもしれませんが、

それでも夜の蚊の音に大の人間が目を覚まされることもあります。

ということで、社会が少しでもよくなる方向に意見を発する必要があると感じた時は、なるべくするようにしているのです。

千里の道も一歩からで、レスポンスしなければまったくのゼロですが、

一人でもレスポンスすることで、大岩の下にはさまる小石ぐらいにはなるかと思います。


出来たら皆さんも、身の回りでこれはいいことだ、あるいはこの点は改善した方がいいと感じたものは、

これだけネットの発達した現在、メールやＨＰなどから積極的に発言してみてはどうでしょうか。

(相手の立場を思いやって、やんわり丁寧にいうのがコツです)

意外や意外、そういう意見を待ってましたとばかりに、がらりと変わることがありますよ。


さて、今回の新生銀行の封筒の件、どうなることやら、、、。