先日、ビデオレンタル屋に行ったら、こんな映画を見つけました。
これは、私たちが日ごろ口にしている食べ物がどのような過程を経てつくられているかを映像にしたドキュメンタリーです。
音声解説など一切なく、ただ作物を収穫しているシーンや、動物を飼育、解体している場面が淡々と流れていきます。
エンターテイメント的にはあまり評価できませんが、この映画が取り上げている視点はとても大事だと思います。
というのも、野菜や果物はいいにしても、鳥やブタ、牛たちがどのように飼育され、加工され、解体されていくかをしっかりととらえているからです。
鳥やブタの解体シーンはそれほどでもありませんでしたが、映画の最後にあった牛の処理シーンは衝撃的でした。
私達は肉を食べるときに、スーパーにきれいにパック詰めにされたお肉のカタマリを見て買うわけですが、 (私は肉は食べませんが)
そのような"お肉"がどのような過程を経てきているかを、もし肉を食べるなら少なくともしっかり知っておくべきだと思うのです。
私はこのブログで再三にわたって紹介してきた食に関する名著
を読んで、
この映画に出てきていること、あるいはそれ以上の家畜たちの置かれている状況、そしてそれにともなう環境への負荷を知っているので、
それほどショックは受けませんでしたが、それにしてもやはり映像でこうして見せられると、
改めて人間はスゴイことを平気やっているんだなぁと思わずにはいられませんでした。
ここに、その映画のシーンを画像として貼り付けようと思いましたが、かなりグロテスクなので、ピカサにアップしておきました。
興味のある方は覗いてみてください。
というのもあるようなので、いずれ見てみようと思っています。
食は毎日のことなので、その積み重ねとそれをする地球規模の人間の数が及ぼす影響は測りしれません。
またその食の習慣によって、私達自身の体を(あるいはガンを)日々作っているのだから、
食に関しては、一度原点に戻ってしっかり考える必要があると思うのです。
おしまい
参考:
いのちの食べかた〔画像:ピカサ〕
いのちの食べかた [DVD]
ファーストフード・ネイション [DVD]
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