2009年9月23日水曜日
視力をよくする ⑤
④本を読む、パソコンの画面を見るときは、少なくとも40cmは離し、百円ショップで売っている穴あきサングラスをかける。
近くのものを見続けていると焦点位置がそこで固定してしまって視力は確実に悪くなります。
従って、近くのものを見なければならないときは、出来るだけ眼を離すことが重要です。
私は公文の宣伝なんかで、小学生が猫背になって眼から10cmぐらいのところでカリカリものを書いている姿をみると暗い気持ちになります。
あ~あ近視街道まっしぐらだな、と。
父は外国航路をまわる船の仕事をしていたこともあって、若いころから眼を大事にしていたと言っていました。
机に向かう時も、竹の30cm物差しをあてて、それ以上の間隔をとるようにしていたそうです。
こういう小さな習慣が、将来にわたって大きな違いを生むと思います。父はずっと裸眼で、メガネを必要としませんでした。
私は近くのものを見続けなければならないときは、単純に目を離すだけでなく、百円ショップで売っているサングラスをかけるようにしています。
前に説明したとおり、これをかけるとレンズで焦点を合わせなくても、小さな穴をとおってきた光が網膜に焦点を結ぶようなので、眼に負担をかけないようです。
これをかけるのと、かけないのでは、かなり違います。
パッケージなどには、眼のトレーニングになどと書いてありますが、
これは眼のトレーニングをしているわけでなく、眼の悪い人がレンズを使わずに眼を細めて景色を見ているのと同じ事です。
従ってこれは近視の人の場合、近くを見るときにのみ有効なのであって、遠くを見るときに使うものではありません。
百円ショップでは、下の二種類を売っていますが、
私の愛用しているのは、下のスポーツタイプです。
こちらの方が上のものに比べて穴が大きいので見やすいです。
私は家でコンピューターをやるとき、本を読むときは勿論、外出時に電車の中や図書館で(!?)本を読むときにもこれをかけます。
⑤寝る前に、熱い蒸しタオルで目を温め、ついでに目や目の周りのツボをタオルの上から刺激する。
これは何かのテレビ番組を見ていた時にやっていたのですが、
パイロットの人が視力を回復させるのにもっとも有効な手段としてやっているのだそうです。
私はたまたま図書館で、
という本を見つけて読んでみたのですが、
整体師だったかの著者によると、日本人の眼は蒸しタオルであたためることでかなりの人が回復すると書いてました。
この人も、先にあげたペパード博士の本を読んで実践していたらしいのですが、そのトレーニング法に疑問を持ってもいたようです。
著者は、一日に2、3回温めるのが良いと書いていましたが、私がやってみた感じ、一日に複数回やってもあまり効果は変わりませんでした。
寝る前に一回温めるのが私にとっては一番いいようです。
私はその時に、目の周りのツボを熱いタオルの上から気持ちい程度に押します。
これは結構お灸に似ているなぁとやっていて感じます。
またタオルの上から閉じた瞼を通して眼球をさわり、上下、左右に眼を動かします。
これはホント自己流なので、マネしない方がいいかもしれません。
でも私にとってはこれが気持ちいいのでやっています。
眼を冷やすのがいいというひともいるようですが、私は冷やしたいと感じないのでやった事がありません。
どちらが自分の眼にとっていいかは、色々試してみてください。
⑥寝る時はフリース製のアイマスクをして眼球を温める
これは「なんじゃもんじゃ」さんに教わったことなのですが、
私自身これをやって視力がよくなったという実感はありません。
ただ「なんじゃもんじゃ」さんは、老眼はこれによってかなり回復した、
小さい字がだいぶよく見えるようになったといって喜んでおられたので、老眼には効果があるようです。
考えてみると、夜中眼は瞼一枚で保護されているだけなので、特に冬などはかなり眼球は冷えていると思うのです。
これで半分まぶたがあいていたりしたら、乾燥も加わって眼によくないことは明らかです。
これを逆手にとって、寝ている間中ずっと目を温めてやれば、眼球内の循環もよくなって眼がよくなると思われます。
私は気持ちいいので、夜は眼を蒸しタオルで温めた後、これをつけて寝ます。
これはフリースのハギレで作ったものです。(フリースは二重にしてあります。)
ふつうのアイマスクだと細いゴムなので寝返りを打つとずれてしまいますが、これは面で頭を覆う感じになっているので、ずれません。
後ろはマジックテープでとめるようになってます。(ちなみに非売品です。簡単なものなので作ってみましょう!)
安い材料で出来てしまい、夜寝ている間につけておくだけという何の努力も必要としない視力回復法なので、
ためしてみる価値は十分あると思います。
続く、、、
参考:
眼筋を脱力すれば視力は甦る 岡村諭著 文芸社 2000
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