2012年6月15日金曜日

宮崎・阿蘇巡り ~最終回~



阿蘇の一日目は、やはり早朝のジョギングから!


走って10分くらいでいける阿蘇神社を訪れました。


肥後の一宮だけあって、つくりは立派です。









さすがに早朝は誰もいません。


阿蘇神社は昔から、神水と称される地下水がこんこん、というより、じゃばじゃばといった感じで湧いており、


その水を少し飲んでから、清々しい空気に満ちた境内を参拝しました。




その帰りの道に豆腐屋を発見しました。


豆の匠
http://www.office-web.jp/mamenotakumi/pc/contents15.html



豆の匠と自ら称しているということは相当美味いのでは、、、


と思い朝食時に聞いてみると、ふだんそこの豆腐買うから今晩はそれを出そうという事になりました。


やった!




で本日の予定は、まず阿蘇神社のことをロバートさんに話すと、是非見てみたいという事で、


まずはともに歩いて阿蘇神社へ。


彼は私とまた違う視点で神社をみるので、

こんなとこもあったのか、こんなものもあるのか、などと新しい発見がいっぱいありました。


違う視点をもった人と一緒に行動するって勉強になりますね。




さてここからおばさんの運転で阿蘇山の火口へ!











煙もくもくでも、下のエメラルド色の水がよく見えました。


係の人の説明によると、昨日は風向きが悪くここまで近寄ることが出来なかったそうな。




こちらは火口の周辺↓















火口から下のロープウェイを望む↓









火口の展望所から火口付近に群がる人たちを一望できる↓





手前のトーチカみたいなのは、緊急の避難所。


緊急時には、手前のランプが点灯するものと思われます。



こちらは、帰る途中の中腹にある草千里とよばれるところ。








ずっと平原が続いていて、馬に乗れたりします。

牛も方々で放牧されています。










阿蘇神社、火口、草千里とひと通り阿蘇観光の目玉をみた我々は、昼時になったので阿蘇の道の駅に行きました。

そこでそれぞれ好きな弁当を購入して食べました。

ロバートさんは和食系の弁当を躊躇することなく選び、箸で食べていました。

ここでも箸のレクチャーが行われたのですが、すごく上達しており、近くに座っていた中年夫婦が、

この方はどちらから?日本長いの?

などと聞いてくるので、アメリカの人で日本に来てまだ1週間位だと説明すると目をまん丸にしていました。

箸の使い方うまいね~、、、と。

でも本当に、数回教えただけでうまく使えるようになってしまうというのは、スゴイです。


彼は阿蘇のあとは、臼杵の大仏と高崎山のモンキーパーク、

佐賀の吉野ヶ里遺跡、島原半島、熊本市内で宮本武蔵由来の地など、

この先1週間くらいで訪問したい所がたくさんあったので、昨晩調べておいた昼過ぎの電車で大分に向かうことになりました。

別れ際にはちゃんとメルアドの交換しておきました!



旅を終えてから来たメールによると、その後すべての目的地を回れたとの事、ただ、ただ グレートです。

アメリカの諺に、車を走らせてからガソリンを探せ!

なるものがあるらしいのですが、まずは行動!

というその勢い、バイタリティは見習うべきものだなと感じました。


さて、ロバートさんを見送った後、

叔母と私は、地元の人たちが主催する外輪山の散策ツアーに参加しました。

 








普段ひとの入れないような所を特別に入らせて頂き、どのような植物、生き物がいるかを調査するものです。

あたりはいちめん緑、また緑です。











結局、3時間くらい歩きました。


私も生き物は色々見つけましたが、こんな山中でトノサマガエルがいたのには驚きました。

(他の人たちも私のつかまえたトノサマガエルをみてびっくり、、、)


その後、下山していくと、美しい水田の風景が、、、。










帰りは、ちょうど国造神社の付近をとおるということで、

昔、昔、自分が小学生の頃、今は亡き叔父が連れていってくれて、

ちょーー美味しかった川魚の店まだやっているか寄ってみることにしました。


国造神社のすぐ手前を左に入ると、その店はまだありました!!

阿蘇淡水魚センター
http://itp.ne.jp/shop/KN4300060600131088/


釣り堀があって、そこで釣ったものを調理してくれるのです。

あー、そうだ、こんなとこだった。

でも小さい時にはとても大きく感じたコンクリートで固めた釣り堀の池も、

すごく小さく見えました。


そこで今夜のおかずにヤマメやアユなどの焼き魚、揚げたもの、南蛮漬けを買いました。

といっても注文してから調理するまで時間がかかるので(まずは泳いでいるやつをつかまえなければならないので)

いったん家に帰って、おばさんに再度取りに行って頂きました。


(帰り道に見えた阿蘇山↓)









長い道のりをお手数をお掛けしました。

有難うございます。

m(_ _)m

この魚、いずれも一匹数百円なのですが、やはり記憶の通り、激ウマでした。

実は今回の阿蘇の旅は、ここの魚をなんとしても再び食べたい、というのが一つの大きな目的だったのです!

店がまだやっていることも確かめられ、また祖母も含めて皆で魚を美味しく食べられて良かったです。

夕方から両親も合流しての大人数での夕食となりました。

食卓には、豪華な数々の魚と共に、豆の匠の豆腐もありました。

これが味が濃厚。

豆の甘みを感じることが出来て、こちらもメチャウマでした。

さすが、匠を自称するだけのことは有ります。

イイ豆を厳選して、丹精をこめて作っているというのはあるのでしょうが、

近くでこんこん(じゃばじゃば)と湧きでる阿蘇の名水があることも美味しい豆腐ができる一つの要因だと思いました。


翌日、これまた私のわがままで「美味しい蕎麦が食べたーい」、ということで皆で波野にある蕎麦屋に行きました。

味はふつうだったかな、、、。

祖母は蕎麦のだご汁なるものを注文しました。これは蕎麦が団子のようにしてはいっているものなのですが、

麺が入っていない、としきりに探していました(笑)。


そば処 岩戸開 神楽苑
http://r.tabelog.com/kumamoto/A4302/A430201/43001013/dtlmenu/



そんな、こんなで、宮崎、阿蘇巡りは、半分グルメの旅のような感じで終わりました。


昼過ぎのフライトで熊本空港から羽田へ!






私の席は翼の後ろだったのですが、翼の先端についたハートマークが目にとまりました。








思えば、心温まる数々の出逢いに満ちたいい旅でした。。。

羽田につくと、向こうの機体には、スペードが付いてました。

(なんなんでしょうかね、コレ)





こうして宮崎、阿蘇巡りは無事終わったのであります。


めでたし、めでたし。


参考:


阿蘇淡水魚センター
http://itp.ne.jp/shop/KN4300060600131088/


豆の匠
http://www.office-web.jp/mamenotakumi/pc/contents15.html


阿蘇神社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%98%87%E7%A5%9E%E7%A4%BE


阿蘇 国造神社
http://www.yado.co.jp/kankou/kumamoto/aso/kokuzouj/index.htm





2012年6月10日日曜日

いざ北斎展! ~その弐~


先日の休みに、北斎展の後期の展示を見に行って参りました。

北斎展 後期:5/15-6/17
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/schedule.html


今回も前期に引き続き、印象に残った絵をアップしておきましょう。

見ていった順番に


「江都駿河町三井見世略図」↓




凧が舞っているということは、正月なのでしょうか。清冽な張りつめた空気の中にも風を感じます。

凧のひとつは鳥のような形をしています。青を基調とした中でこの凧が唯一赤で、北斎のいたずら心を感じます。

横の富士山と同じ形をした屋根の上では作業をしている人たちがいて、なんともユーモラスです。

富士を主体とした美しい風景と、人の動き、人工物が調和していて、北斎らしさを感じた作品でした。



「山下白雨」 (さんかはくう)↓





こちらの作品は一つの目玉として展示されていましたが、いまいちピンときませんでした。

右下の鋭い線は、カミナリを表しているそうです。快晴の山頂と下界の雷雨を対比させて描いたものだそうです。



「甲州石班澤」(こうしゅうかじかざわ)↓




この作品は有名で、みたことがありましたが、実物を見るとその迫力は段違いでした。

富士はゆるやかな曲線で描かれているのに対し、下の崖や波は荒々しいく描かれています。

そんななか、一人の漁師が網を引いているのです。崖と人と網の紐が富士山の形と相似形をなしています。

この青一色で描かれた世界には引き込まれるものがありました。

何がそんなに人を引き付けるんだろうか?

と、この絵を前にだいぶ思案したのですが、構図がいいのはもちろんあるのですが、

雄大で荒々しい自然を相手に、ひとり人が生きるために奮闘している姿に、

その生きる迫力みたいなもの伝わってくるのかな、などと思いました。




さてその近くにあった絵で気に行ったのがコチラ↓


「飛越の堺つりはし」↓




このシリーズには、実際にある橋やどこにあるのか特定できない、おそらく想像で描いたものもあるそうです。

私はこのつり橋のマンガチックなたわみ具合、そして背景の雄大な景色がいいなぁ~と感じました。

見ていると物語が湧き上がってくる気がします。これはまさにマンガの原点だな、と感じました。


前回も橋シリーズとして似たような絵がありました。

「足利行道山くものかけはし」↓




こちらもマンガチック、で見てて面白い絵でした。


他の橋シリーズとして気に入ったものは、


「すほうの国きんたいはし」↓




山口の岩国にある錦帯橋です。後ろにあんな富士山のような山が実際あるんでしょうか?
構図が美しいな、と感じました。


もうひとつ、橋シリーズとして印象に残ったのは、

「かうつけ佐野ふなはしの古」↓




船橋という地名がありますが、これは本当に船をこのようにして橋のようにつないだことから来ているんだろうな、

とこの絵をみて理解しました。(実際はどうか知りませんが)


橋シリーズの次に、百人一首を描いたコーナーがありました。

本来ならば、百枚あるべきなのでしょうが、

北斎が百人一首の歌に対して、あまりに独自の解釈で絵を描いたため途中で中止になったのだそうです。

私はその解説を読んで思わず笑ってしまいました。

その中でいいなぁ~と感じたのは、

「天智天皇」↓




秋の稲の刈入れの様子です。いかにも秋らしく、ほのぼのとした気分になります。


もう一つよかったのが、

「山邊の赤人」↓



田子の浦にうち出でてみれば白妙のふじのたかねに雪はふりつつ

この歌を絵にしたものです。

北斎の海の波というと、荒々しいものを想像しますが、

夕焼けの富士を背景に、この丸い穏やかな波もまたいいなぁ~と感じました。



百人一首の中で、一緒にいった友人イチオシの作品がコチラ

「権中納言定家」↓


私は特に印象に残らなかったのですが、

よく見ると、構図とか、人の動きなどが面白いです。

これは海水をやいて塩を作っている場面だそうです。



今回も瀧シリーズがあったのですが、印象に残ったものをひとつあげるならコチラ、


「下野黒髪山きりふりの滝」↓





樹の根っこのようにうねる水の筋が生命感にあふれていて、

題名のようにみているこちらまで水のしぶきが飛んできそうな圧倒的な迫力がありました。



以上が今回印象に残った絵でしたが、、、

HPにアップするにあたって北斎の画像を検索をしていたら、またまたスゴイ絵に遭遇してしまいました↓





「鳳凰図屏風」


どうやら、これは下の屏風の一部のようです↓








北斎は猛禽類を描くのが得意だったそうで、

試しに北斎、鳳凰で検索してみたら、他にも鳳凰図がいくつか出てきました。
















構図の大胆さ、色使いの美しさ、細部の緻密さ

北斎はやはり天才だな、と感じました。


今回も美術館のはしごをして、この後ブリジストン美術館を見てきたのですが、

西洋美術を見て、北斎のデザインの洗練された美しさがより一層際立って感じられました。


また印象に残る展覧会などにいったら、画像をアップしたいと思います。


おしまーい


参考:

北斎展 後期:5/15-6/17
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/schedule.html

ブリヂストン美術館:あなたに見せたい絵があります。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/


彦兵衛のブログ:いざ北斎展へ!http://mshiko.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html




2012年6月8日金曜日

緊急告知!池上彰スペシャル 6/9(土)



緊急告知、というほど大げさなものではないのですが、


明日6/9(土)に池上彰スペシャル


が放映されます。


彼のニュース解説は、本質をつくものでありながら、極めて分かりやすく、


それは必ず現場に出掛けてリポートしているというところにもあるように感じます。


明日の21時~23時10分に放映されるのが、こちら↓


お金が分かればニュースのナゾが解ける!
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2012/120601-191.html


以下、番組説明


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ギリシャの財政危機問題、日本の消費税増税、金の高騰、中国人民元の通貨圏拡大…

日本を含め国際社会の重要ニュースを解く全ての鍵は、“お金”にある!! 


そこで、今回池上彰が緊急取材を行った国は、国際ニュースの鍵を握る中国・カザフスタン!! 


現在ものすごい勢いで経済が拡大中である中国で、池上彰が見たものとは? 


そして旧ソ連圏であった中国の隣国カザフスタンの市場では意外な現実が…

“お金”を理解することで、いままで見えなかったニュースが見えてくる!! 


ぜひ、じっくりとご覧いただきたい。


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そして何を隠そう、同日16:00-17:30に再放送されるのがコチラ↓


池上彰スペシャル
~宗教がわかればニュースのナゾが解ける~
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2012/i/120105-i001.html




かつてこの番組を録画して見ていたのですが、何かとダブってしまったようで、途中で消えてしまっていたのです。。。


しかしその途中までの内容が実に素晴らしかったので、また再放送してくれないかな~、とずっと切望していました。




私が見た内容は、一般観光客や取材をほとんど受け付けないサウジアラビアへの潜入取材、


またアメリカ大統領選挙と宗教との関わりなど、


とても核心をつきながら、わかりやすく、かつ臨場感のある内容でした。


今回はちゃんと録画重複のチェックをして、内容をじっくり見るつもりでいます。




世界の流れを、表面的な事件だけでなく、より本質的な所から理解したいと思う方には、


こちらの番組、是非オススメです。




以下、池上彰スペシャル~宗教がわかればニュースのナゾが解ける~の解説


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あなたは宗教の事をどこまでわかっていますか? 


今回の池上彰企画は、『池上彰スペシャル~宗教がわかればニュースのナゾが解ける~』。


世界を揺るがすパレスチナ問題、今年行われるアメリカ大統領選挙、テロが続くイスラム社会…いま世界のニュースを解く全てのカギは、宗教にある!!
そこで、池上が世界の聖地を緊急取材! 


200万人のイスラム教徒が訪れる“サウジアラビア”、キリスト教最大教派カトリックの総本山“バチカン市国”、そしてイスラエル“エルサレム”。


それぞれの聖地で宗教の本質に迫ることから、池上が表面上では見えてこないニュースを紐解く! 


世界的ニュースから私たちの生活まで、宗教に関わる今さら聞けなかった疑問がスッキリとわかる!

~なぜキリスト教徒とイスラム教は対立するの?
~一神教の神様はキリスト教もイスラム教も一緒ってホント?
~武力衝突の絶えないイスラエル…そもそもパレスチナ問題とはなに?
~なぜ、アメリカはイスラエルを支持するの?

世界の紛争も私たちの生き方も宗教がわかれば見えてくる。番組をすべて見終わった3時間後、アナタが今まで疑問に思っていた答えが出ているはず。乞うご期待!!



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緊急告知でありました。











2012年6月6日水曜日

宮崎・阿蘇巡り ~その参~



高千穂の朝、また朝食の時間より少し早く起きて、ジョギングに出ました。


朝日が眩しく、空気が澄んでいてとても清々しい朝でした。


高千穂ユースの近くには旧高千穂駅があり、5-6年前まで電車がきていたそうですが、現在は廃線となっています。


少し走ると、その線路の高架橋が道の上を横切っていたりして、

その下をジョギングして向こうの方まで行ってきました。朝のジョギングはやっぱいいです。


この高架橋、緑の山々をバックにして、朝日があたってとても絵になる景色だったのですが、カメラを忘れたので撮れませんでした。。。




この日の朝食は、ユースで食べました。

土地のものメインの純和風の料理で、ロバートさんとともに食べました。


彼は箸の使い方がぎこちなく、トラディッショナルな和食も初めてということでしたが、


食べかたを教えると生卵をごはんにかけ、なっとうもちゃんと食していました。


外国の文化からすると、生卵を食べるのはヘビと日本人だけだと、

といわれるぐらいゲテモノ食いらしいので、少し心配してましたが、珍しげな顔をしつつもすべて食べていました。




宿の方に再びバスセンターまで送って貰い、私達はまず昨夜神楽で見た岩戸開きの舞台である天岩戸神社を訪れました。


地図参照↓
http://takachiho-den.com/uploads/mydownloads/kankomap1.pdf


ここは高千穂観光の中でも、少し離れた所にあるため、

昨日見ておいたバスの時刻からも朝一で見ておいた方がいいと思い、最初に訪れることにしました。


バス停付近には、地元の小学生の見学と思われる集団もいたりして、ロバートさんをみては、


「外人がいる~、アメリカ人だ~」などと、口々に言ってました。興味半分、怖れ半分といったところなのでしょう。


ロバートさんに、彼らが言っていることを通訳してあげると、彼の方から「コンニチハ」といかにも外国人的な発音で挨拶していました。


すると子供たちの方も喜んで、「こんにちは」とニコニコ顔で挨拶を返してきます。


高千穂、そして阿蘇でもそうでしたが、地元の人たちは誰にでも挨拶をしてきます。


私は最初、観光で成り立っている地域なので、観光客を見たら挨拶するようにいわれているのかと思ったのですが、


町で人に会ったら、知っている人でも知らない人でも挨拶をするように小さいうちから学校で教育されているとの事でした。


これはすごく些細な事ですが、とても大事な事だと感じました。声をかけられるだけで、あたたかい気持ちになります。




さて、そんな小学生の集団とすれ違いながら、私達は天岩戸神社に到着しました。


私は高千穂には一回来たことがあるのですが、高千穂の中の数ある神社のなかで、この天岩戸神社がダントツで好きです。


境内に入ると、とてもやわらかい、やさしい空気に包まれ、なんとなく懐かしい、家に帰って来たという感じさえするのです。


私はここではその空気を思う存分感じたかったので、写真は一切撮りませんでした。


神社の裏手には、例のアマテラスがお隠れになったと言われる洞穴があり、社務所で頼むと神主さんに案内して貰えます。


洞穴自体は、樹が生い茂っていてほとんど見えないのですが、とても神聖な感じのするところです。




境内をひと通りみたあと、歩いて近くの賽ノ河原に行きました。


ここはアマテラスがお隠れになり、神々が相談したとされる場所です。




ここでは小石を積むと願いがかなうとされており、周り一帯には、石を積んで塚のようになったものが無数にあるのですが、


私はここがあまり好きではなく、というより気持ち悪くて、いると頭が痛くなってきます。


天岩戸神社の境内の清浄さとはあまりに対照的なのです。


ということでここは早々に辞し、ひと気のない静けさに満ちた東宮を参拝した後、またバスで市内に戻りました。




もう12時近くなっていたので、バスセンター近くの名所を幾つかみたあと、












ユースで美味しいと聞いていた手打ち蕎麦屋に行きました。


神代庵
http://r.tabelog.com/miyazaki/A4505/A450502/45000789/



ここはふつうの民家のような店で、高千穂で唯一十割そばを出しています。


私達は天ぷら蕎麦を頼みました。


蕎麦はふつう以上に美味しかったのですが、圧巻は天ぷらでした。


地元で取れた様々な山菜をてんぷらにしたものがてんこ盛りで出てくるのです。

その一つ一つが実に滋味でありました。


ロバートさんも、ぎこちない箸をあやつりつつ、民家のような店で、蕎麦と天ぷらを十二分に堪能されたようでした。




腹が満ち足りた所で、近くの槵触(くしふる)神社(天孫降臨がなされたされる地)を参拝したのち、













歩いて、高千穂峡に向かいました。


高千穂峡は、昨夜の高千穂神社の裏から自然遊歩道を歩くのがいいとユースで教えて貰っていたので、


そこから自然の中を歩いて行きました。










緑が眩しく、歩いていて元気の貰える道です。


途中、美しい渓谷の景色を堪能しつつ、よく写真でとられる高千穂峡に到着。










前回来た時と同じようにボートに乗ってもいいな、と思っていたのですが、

30分で2000円というのはあまりにも高すぎるだろう、ということで乗りませんでした。




おのころ池↓









この池にはなぜかサメも泳いでいました。

といっても、海のサメではなく、キャビアのとれるチョウザメです。

そんなのが鯉に混じって泳いでいるのでちょっと見ビックリです。


こちらを参照↓

http://www.pmiyazaki.com/takachiho/nw/log/eid19.html



これでひと通り、高千穂を見学し終え、私達はバスセンターに戻りました。


私はココから熊本行きのバスに乗って高森で下車、そこから電車を乗り継いでぐるっと回って阿蘇にいくのですが、

阿蘇周辺地図 by Google Map


彼はそのバスで終点の熊本に行く予定にしていました。




16時半のバスに乗って私達は西に向かいました。

道中、隣に座ったロバートさんに阿蘇のことを色々と話しました。


世界一のカルデラで、中心にはいまだ噴煙をあげている火口があること、


山々の景色が美しく、ずーっと向こうまで続く草原が見物であることなどなど。




もしよかったら祖母の家に連絡とってあげるから祖母の家に泊まるという手もあるよ、


などという話しをしていました。




ロバートさん自身、阿蘇は知っていたらしく、外国人の間でも有名な観光スポットらしいのです。


しかしロバートさんは他に、熊本市内、大分、佐賀の吉野ヶ里遺跡、島原半島など、観たい所がたくさんあり、悩んでいたようでした。


しかし次第に、せっかくのチャンスだし阿蘇も寄らせて貰おうかな~という感じになったようです。


本当は観たい気持ちがかなりあったようなのですが、アメリカ人には珍しく(?)かなり遠慮もあったようでした。


阿蘇も観てみたいというのなら、今からメール入れとくから、泊まるぐらいならなんとかなるよ!


と祖母の家にメールをいれ、返信を待ちつつ私達は一路、一緒に阿蘇の祖母の家に向かうことになったのでありました!




高森のバス停で下車してもまだ祖母の家から返信がありません。


ま、いっか、ダイジョブ、ダイジョブみたいなノリで、電車に乗りました↓
















この電車で立野というところまでいき、今度はぐるっと回って阿蘇へいきます。




こちらは立野に止まっていた熊本行きの電車↓













私達は、コチラの大分方面行きのボロッちい電車にのります。(単線・ディーゼル)









このフルッちい、ボロッちい感じがいかにも阿蘇に戻って来た、という感じがして実によいのであります。


立野から40分ほど電車に揺られて、祖母の家の最寄り駅に到着しました。


「アメリカ人の人も一緒ですが大丈夫ですか」、と打ったメールに対する返信もなく、とうとう家についてしまいました。




まぁ、なるがままよ、とロバートさんともども玄関をくぐりました。




「失礼しまーす。」「コンニチハ」(外国風アクセント)


ドアを開けると、おばさんがいました。


えーと、メール読んで頂いていると思うのですが、、、


というと、え、ナニソレ?


みたいな感じでした。


やっベー、読んでねえや、、、と思いつつ、高千穂から一緒に旅をしているアメリカ人の人も一緒なんだけど、だいじょうぶですか、、、




と話すと、へーそうなんだ、、別に大丈夫、あがって、あがって、、、


という事になりました。


家に上がると、奥に祖母がいました。88にもなって少し縮んだ感じがしましたが、笑顔は昔のままでした。


「お久しぶりです」、「ホント何年振りかね~」


なんて会話をしていると、後ろから外人さんが現われたので、目をまん丸くしてびっくりしているようでした。


えーと、友人のロバートさんです、、、と紹介すると、


祖母も、マイネームイズ、、、


とカタことの英語で自己紹介していました。やるじゃん!




あー、とりあえず無事泊まることが出来そうで良かった~と安心しました。


祖母は、「食事はまだだから、近くの温泉でも言ってきたら」


というので、車を借りてロバートさんともども、旅の汗を流しに、近くの温泉に行きました。


これまた日本で公共浴場に入るのは初めてということだったので、ひと通りマナーを教えました。


湯船につかると、「あち~」といっていました。(英語で)


日本のスタンダードでは普通なのかもしれないけど、自分達にとっては熱いといってました。


そういえば、向こうの人たちは風呂に入るといえば、たいていシャワーなんですよね。


私はじっくりつかっていたのですが、ロバートさんは早々に上がって、休憩所で大の字になって横になっていました。(笑)


夕飯は、祖母の家で一緒に食べました。


ロバートさんは箸の使い方をまたみっちり指導されていました。。。




こうして高千穂、阿蘇と、てんやわんやの珍道中の一日は更けていったのであります、、、






つづく、、、






参考:


高千穂ユースホステル
http://ww6.tiki.ne.jp/~takachiho-yh/#area_yh