書きたいことは山ほどあるのですが、とりあえず優先順位で今一番自分が感じていることを書きたいと思います。
豊かであること
これは誰でもが望むことでしょう。
これはまた、
余裕があること
と置き換えてもいいかと思います。
お金に関して、精神的、肉体的な面で、
時間的、空間的に余裕があると、人はゆったりした気分、豊かな気持ちを味わう事が出来ると思います。
これの逆で、上にあげた点で余裕がないと、あまり豊かであるとは言えないでしょう。
いくらマネーリッチでも、タイムプアーだったら豊かさを味わっているとは言えないし、
マネー & タイムリッチだったとしても、健康を害していたら豊かさを享受しているとは言い難いと思います。
つまり豊かさを味わうためには、人間の持つ様々な側面における余裕のバランスを考える必要があるように思います。
お金がない、心にゆとりがない、肉体的に疲弊している、、
時間に追われている、自分の占める空間にスペースが無い状態、
これらは余裕が無い状態、豊かではない状態と言えるでしょう。
では豊かになるためには、余裕がたくさんあればいいのでしょうか。
“豊かさ”を味わうために、戦後の日本人は猛烈に働いてきました。
そして便利で快適なグッズをたくさんもって、“豊か”になったはずなのに、なぜか私達は依然として忙しいままです。
これはなんなのでしょうか。
その一つの要因は、
モノが多すぎること
に由来するのではないかと思います。
戦中、戦後は食糧は勿論のこと、あるゆる物資が不足しており、そのようなモノのない時代を体験してきた世代の人たちは、
“豊か”になるために、身の回りにモノをたくさん所有することを目指してきたように思います。
確かにモノが足りない状態というのは豊かであるとは言えませんが、
今度はモノがあり過ぎると、かえって豊かになれないという現象が起こって来るように思います。
何かを所有するということは、まずお金を消費し、ある空間を占拠し、それに対するメンテナンスのコスト、労力、時間がかかってきます。
モノの所有は有る程度までは幸福度を上げますが、ある点からは、モノが増えるにつれて煩雑さが増し、幸福度を下げるような気がします。
それは、モノの維持にお金、労力、気力、時間、空間を取られるからで、
所有するモノが増えれば増えるほど、あらゆる面で自分の使える余裕がなくなっていくように思います。
シンプル イズ ザ ベスト
という言い方がありますが、私はもうちょっとゆるやかな
シンプル イズ ベター
だなと思います。
‘ザ ベスト’
と言い切ってあまりストイックになるのも豊かとは言い難いし、
一人ひとりにとってのシンプルというのがあると思うからです。
戦中、戦後に育った世代の人たちは、
モノがなくてたいへんだったという話しを知らず知らずのうちに繰り返してきました。そして
モノがたくさんあること=豊かであること
と脅迫的なまでに思い込んでいるような所があるように感じます。
しかし今の時代はおそらく逆でしょう。
モノを如何に減らすかに、豊かさを取り戻す鍵があるように思います。
私は前にも紹介したことのある 、
という本に書いてあったように、
何かを買う前に、持っている同じようなものを処分する
ということを心がけ、常々、シンプルさを心がけてきたつもりでいたのですが、
最近古い地層から昔のコレクションなどがワンサカでてきたりして、
まだまだだなぁ、、
と思わされました。
そんななか、ネットをしていたら、たまたまある本に遭遇し、
また心新たにモノの少ないシンプル生活を心がけよう、と思うに至りました!
つづく、、、
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