2012年10月31日水曜日

にっこり、ゆっくり ~なぜ、「これ」は健康にいいのか?

 
 
この前、図書館にリクエストした本がようやく来て、ひと通り読み終えました。
 
ナルホド~と感心する箇所がたくさんあったので、今回とりあげてみたいと思います。
 
図書館のリクエスト自体50件くらい入っていたのですが、読んでみて、どうしてそんなに人気があるのか納得できました。
 
さて、コチラがその本です↓
 
 
 
 
 
 印象に残ったページを順に紹介していきましょう!
 
まずは、季節の変わり目に風邪をひくのはなぜかというテーマです。
 
 
 
 
 
昔私は、風邪のひき始めは却って運動などして免疫力を高めた方が、風邪のウイルスを撃退できると考え、
 
体を休ませるのではなく、運動などをしてみたことがあるのですが、良くなることは有りませんでした。。。
 
いまこの本をよんで、なぜそれが良くないのかがよく分かりました。
 
運動する=交感神経が高まる=顆粒球が増加
 
休息をとる=副交感神経が高まる=リンパ球が増加
 
風邪ウイルスを退治するのはリンパ球の方で、それは副交感神経と連動しているので、ゆっくり休む方が風邪対策にはいいのですね。
 
運動するというのは、まったく逆のことをやってました!(笑)
 
 
 
 日本人はせかせかしがちで、交感神経が常に高ぶっている方なので、ゆっくり動くことを心がけた方がいいようです↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自律神経の調子を狂わせるのは、睡眠不足のようです↓
 
 
 
 
 
私はこれを読んで、日馬富士が優勝した時に放送された映像を思い出しました。
 
彼は、練習する事もそうだけど、食べる事も寝る事も仕事の内、と語っていました。
 
やっぱ横綱になるような人は違うな、感じました。
 
 
たとえば勉強するとしたら、何時間、どの位の量勉強したかに目がいきがちですが、
 
実は記憶に定着されるためには十分に睡眠をとる必要があるのです。
 
陽は陰に支えられているのです。すべてはお陰様でなりたっているのです。
 
したがって、目に見えない“陽”を支えているところを疎かにしてはならないのです。
 
むしろ、“陽”をしっかり出すためには、“陰”を意識的に大事にしなければならないと思うのです。
 
たとえば社会で言えば、ゴミの収集とか、交通整理とか花形の職業とは言えませんが、
 
そういう場で働く方々がいなければ、日常生活はあっという間に支障をきたします。
 
私は通りすがりにゴミ収集をされている方々やガードマンの方々をみると、
 
いつも心の中で「ありがとうございます」と感謝の念を送るようにしてます。
 
それだけのことをされてますからね。ホント感謝です。
 
 
さて話しが逸れました。
 
 
あせった時ほど、ゆっくり早く!?
 
 
 
 
あせった時は、つい急げぇー、急げぇー、となりがちですが、
 
そこで敢えてゆっくり、ということを心の中で唱えると、心に余裕が生まれるようです。
 
 
ゆっくり早く、というのは面白い表現ですね。
 
 
また出来る外科医は、どんな細かい作業においても決して呼吸をとめないというのも書いてありました。
 
呼吸を止めると、細かい作業をやれそうですが、
 
毛細血管から血がいっせいにひき、交感神経も優位になってしまい、逆に細かい、丁寧な作業が出来なくるということでした。
 
有能な外科医は、自分の呼吸の振動にあわせて手を動かすのだそうです。
 
 
さてコチラが本日の表題にとった“にっこり、ゆっくり”です↓
 
 
 
 
にっこりして、ゆっくりやるのが物事をうまく進めていくコツのようですね。
 
私は何事に対しても常に、
 
「笑いと感謝」
 
だと思っているのですが、それに通じるなぁ~と思いました。
 
 
 

自律神経を整える日記↓

 

 


 

 

 
 
一日の終わりに、
 
その日の反省、
 
その日の良かったこと、感動したこと、
 
明日の目標
 
 
を書くといいそうです。
 
 
これはホントその通りだと思います。
 
いままでこのブログで取り上げてきた人たちが言っていることとも共通します。
 
 
そして最後に、アフターユー!
 

 
 
 
 
相手に譲る気持ちをもって毎日を過ごしていると、
 
すべてにおいて余裕が生まれて、ものごとがスムーズに流れていくようですね。
 
 
今回本に書いてあったこと、いろいろ実践してみたいと思いました。
 
皆さんも、何か心に引っかかるものがありましたら日常生活の中で実践してみて下さい。
 
 
 
おしまい
 
 
参考:
 
 
小林弘幸 (著) サンマーク出版 (2011/4/21)
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』

 
 
 
 

0 件のコメント: