2023年4月16日日曜日

言葉はパンだった!?


 今、NHK 100分で名著で新約聖書についてやっているのですが、

前回の第二回はとても興味を惹かれる内容でした。


100分de名著:“新約聖書 福音書” (2)魂の糧としてのコトバ〔2023/4/10放送〕






















人はパンだけで生きるのではない。

というのは、とても有名な言葉ですよね。
この言葉に続いて、

神の口から出るすべての言葉によって生きる。

つまり、人は食べ物だけで生きているのではなく、
言葉という精神にとっての糧を栄養にしても生きているのだ。

つまり言葉と食べ物は、同じくらいの作用を人間にもたらし、
それによって人は生きている、というのです。










私は、健康というものを考えるとき、
肉体半分、心半分と大きく捉えています。

肉体に関しては、食べ物、運動、睡眠と考えています。

心に関しては、常に感謝して、明るく、楽しく、優しく、だと思っています。


この体と心の2つの事柄が実践できれば、人は概ね健康でいられると思っています。

その心を、感謝をもって、明るく、楽しく、優しくするために大事なのが、実は言葉なのです。

常日頃、他者、そして自分自身に

感謝をもって、明るく、楽しく、優しくなれるようなポジティヴな言葉をかけることで、人は心もポジティヴな方にもっていくことができます。


私は、今回の新約聖書の回を見て、

自己啓発の大本は聖書だったんだ、

自己啓発の提唱者は、イエス・キリストだったんだ、、と実感しました。。



言葉に関するエピソードはまだ続きます。。





井戸の水を汲みに来た女性に、イエスは言います。





















また、言葉と食べ物に関して、次のエピソードも紹介されました。













またパンと魚の奇跡に関して、、








































イエスが、5つのパンと2匹の魚を増やして5千人が腹いっぱい食べられるまでに増やしたという有名な奇跡のお話です。

こういうことが実際に起ったかもしれませんが、

これは比喩として捉えることもできて、





イエスの言葉によって、それを聞いていた人々の心が食べ物で腹が満ちるのと同じくらい、心が満たされた、

と捉えることもできるのではないか、と紹介されていました。


なるほど、そういう解釈もありうるな、、と感じました。


またイエスは、ご自身をパンに例えてもいるそうです。











また、言葉というものをイエスに置き換えることも可能だそうです。










まとめると、言葉とは、食べ物と同じくらい、人にとって大事な栄養となるものであり、

また言葉は、人を幸せに導くものでもあるということです。


私はここで、斎藤一人さんが提唱している天国言葉というものを思い浮かべました。

一人さんは、言葉は心を導くものだから、常日頃から天国言葉を使うようにすると幸せになれるよ、と言っています。

天国言葉というのは、

ありがとう、感謝してます、
愛してます、許します、
嬉しい、楽しい、幸せ
ついてる

の8つです。

別にこの8つに限るものではなく、自分も人も、明るく、楽しく、優しくなる言葉全般が天国言葉と言えるでしょう。

これと対を成すのが地獄言葉と呼ばれるもので、

不平・不満、愚痴・泣き言、悪口、恐れ、不安などだそうです。

食べ物も、量や質によって体を害するものになりうるのと同じで、言葉もまた、心の糧にも毒にもなり得ると言えるでしょうか。


一人さんは、普段から天国言葉を使うことで、ワイパーのような作用が働き、

天国と繋がりやすくなり、いい
ひらめき、インスピレーションを得やすくなるといいます。


幸せになりたかったら、普段から

私は幸せです

を口癖のようにいっているといいそうです。


確かにこれを言っていると、いかに自分が恵まれているかに気づきやすくなります。

例えば、靴屋さんがないかな、、といえば歩いていて靴屋が目につくようなもので、

ことばは心を導く作用があり、

それ故、常にポジティヴな言葉を使うことが、人の幸せにつながるようです。


一人さんによると、人は死ぬときに2つの事柄をきかれるそうです。

一つは、この人生を楽しみましたか?
二つ目は、人に親切にしましたか?

だそうです。

自分を楽しませ、そして、人に親切にする、このバランスが大事ですよね。

人のことお構い無しで自分だけが楽しいというのは、わがまま、自分勝手、我が強い、と言われますよね。

一方で、自分を押し殺して人に親切にするのも、間違ってますよね。

たとえば、寄付をするのに自分の生活を無視して寄付すれば、自分の生活が成り立たなくなって、自分が寄付を受ける側になってしまいますよね。

要は、このバランスをうまくとることが人生を楽しくする秘訣であり、そのために果たす言葉の役割というのは大きいと感じます。

神様というのは、愛と光だそうです。

もっと簡単に言うと、やさしさと明るさ(陽気さ)です。

自分を常に、明るく、優しくを心がければ、物事も自ずとうまく運んでいくのではないでしょうか。

一人さんは、なにか問題事が起こったときは、常に

愛と光と忍耐

で考えるようにするといいよ、と言っています。

この問題に対して、愛と光と忍耐でもってどのような答えがでるか考えると、
いい対処の仕方がわかるというのです。


言葉という道具をうまく使って、

自分に、そして他者にポジティヴな言葉、天国言葉をかけ、

心を常にやさしさと陽気さで保つようにして、

人生を楽しく、幸せに過ごしたいなと思います。

これが多分幸せになる秘訣であり、魂の向上というものとも繋がっていると思います。


色々もり過ぎちゃいましたかね、、

何回か読んでみてください。

言葉はパンだった!?

でした。

m(_ _)m


参考:






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