2011年2月24日木曜日

ドラッカーの金言 その弐



ひきつづき、前回紹介した



ドラッカー 365の金言 ダイヤモンド社 (2005/12/2)



からのことばをご紹介いたします。


人はコストではなく資源である






このことに最初に反応したのが日本企業だった

というのは日本人としてちょっと嬉しい気がします。


もし人材人財と捉えているなら、

こういうことになろうかと思います↓


経営陣が大金を懐に入れつつレイオフを行なうことは、社会的にも道義的にも許されない





組織内の所得格差20倍以内とする

というのも具体的な数字が出ていて、

そんなものかぁ~と思いました。

(私は20倍でも多いんじゃないかと思ってしまいましたが、、、どんなものでしょう)



仕事が出来る人は、仕事を楽しむ





仕事が出来る組織は、仕事を楽しんでいる





やはり、何事においても、

楽しむ

ということが最大のポイントなんですね。

楽しいときは、関わっている人たちからエネルギーが湧いてきますからね。

仕事の効率というのは、やはり、そこに関わっている人たちの心理的な側面をも含めて考えるべきで、

ふつう仕事というとエネルギーを消耗するというイメージですが、

楽しい時は、エネルギーを生み出すジェネレーターとしての機能ももつので、

楽しいか否かというのは、とても大切なポイントだと思います。


最近、結局はすべてエネルギーの問題だよな~

と思います。

人の心の満足や幸せの問題、人のやる気、煩悩(負とされるエネルギー)、食糧や運動、日々使うエネルギー(太陽→石油、お金)などなど

これらをまとめて、エネルギー問題としていつかブログにまとめられたらと思ってますが、

総じて、エネルギーが淀むことなく、ほどよく流れている状態

自然に湧きあがってくるエネルギーを利用する

というのが理想で、

私達がどのようなエネルギーなよって動き、あるいは動かされているか

を普段からよく見極めておくのは大切なことだと感じています。

意外と日常の中で見過ごされているエネルギーの源泉というのがあるように思います。

エネルギーの源泉に気づけないと、様々な努力が必要になってきます。

本当は、勉強などもあまり努力することなくできるように思うのですが、世間では勉強=努力を要するものという公式が出来上がっているように思います。


さて、話しがだいぶずれてしまいました。


仕事のできるものは、まず時間に手をつける





時間を如何に使うかというのは、大事なんでしょうね。

誰にでも与えられている時間は同じですから。

でもあまり時間を気にしすぎるのもどうか、、という気がしないでもありません。


社会についての理念は、哲学あるいは形而上学の領域で見つけねばならない





やっぱ理念て大事ですよね。

まず、何を目標として、何をしたいのか、をはっきりさせないと、

日常の行動にハリが出て来ませんからね。


妥協に関して面白いたとえがあったので載せておきます

半切れのパンでもないよりましである

半分の赤ん坊は奪われるより悪い








私はこの最後のたとえに、

今、中東で怒涛のように起こっている民主化を求めるデモが重なりました。

今までは、半切れのパンでも・・・という心境で多くの民衆は抑圧された状況を我慢してきたのでしょう。

しかし今回のデモは、もうやるか、やられるか、

失敗に終わったら粛清される、やるなら最後まで!!

という必死さがビンビン伝わってきます。


しかしこのデモが、フェイスブックやユーチューブによって広まって行ったというのは驚きでした。

NHKスペシャル:
ネットが“革命”を起こした
~中東・若者たちの攻防~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110220.html


時代は確実に変わっているんですね。

これからは、驚くべきことが、あっという間に達成されるということが、

次々に起こってくるのかもしれません。

さて、どんな時代になって行くのやら、、。


まぁ少なくとも、個のレベルにおいては、

自らの良心に従って

毎日を楽しく感謝の気持ちをもって送っていけたらと思ってます。


生きているだけで、有難いことであります


おしまい



参考:

アマゾン:

ドラッカー 365の金言 ダイヤモンド社 (2005/12/2)





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