先日の土曜の朝、近くの公園にいつもの朝食前の散歩に行くと、大きなトラックや建設作業員のような人たちがぞくぞくとやってきていました。
普通は公園に車が入ることはないので、
なんだ、ナンダ、何事だ?!?
と思ってみていると、どうも公園の樹々の剪定に来てくださっている方々のようでした。
その中には、日本人の作業員に混じって、アフリカや東南アジアからきたと思われる方々もいるようで、
アフリカから来たと思われる方は、散歩をしている私に向かって、
「おはよごじゃいまーす」
と人懐っこい笑顔であいさつをしてきたので、私も「おはよございーます」とお辞儀をしながらあいさつを返しました。
思えば、何気なく使っている公園、春になると満開の桜が咲き誇るこちらの公園も、人の手入れがあって初めて成り立っているんだよな、、と。
それもわざわざ、アフリカや東南アジアなど外国からきた方々の手助けがあって初めてこのような綺麗な公園が維持されているんだよな、、と思うと、歩きながら、
ありがたいことだ、アリガタイ、有難い、、
と涙が出そうになり、心の中で彼らにもう一度お辞儀をしていました。
これから急速に高齢化が進み、若者が減って人口減少が進行していく日本において、外国人の方々の助けは必ず必要になってくるし、
そういう方々が働いてくれないと、いままで当たり前だと感じていた生活も維持できなることでしょう。
先日は、クローズアップ現代で、大工さんがいなくて家が建たない、、ということをやっていましたが、
建物にしろ、公園にしろ、道路にしろ、ゴミにしろ、水、ガス、電気にしろ、
当たり前と思っている生活が送れているのも、こうした見えないところで働いてくださっている方々がいて初めて成り立っているものであり、
しかも、この異常な猛暑の中、室外で働いている方々には本当にもう頭が下がります。
時に、そういう方々がいて自分たちの生活が成り立っていることに思いを馳せてみる必要があると思うのです。
日本は難民や移住してくる外国人に対して極めて冷淡だといわれ、国連からも指摘されている所ですが、
これからは、日本人だけで今の生活を維持していくのはほぼ不可能であり、
私たち一人ひとりが、外国から来てくださっている方々がいてはじめて今の暮らしが成り立ちうることを考えてみる必要があると思います。
朝の散歩をしながら感じたことでした。
おしまい
<(_ _)>
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