2024年7月20日土曜日

後ろに転んだ時は顎を引く!

 

先日、いつもの朝の散歩をしていたら、公園の近くの坂のところで、見かけないおじいさんが自宅の敷地から道路の方に出てきていました。


へー、あんな人も住んでいるだな~、と思って視線を逸らそうとした瞬間、


そのおじいさんが、敷地の外に段差をなくすために敷いているプラスチック製のスロープに足を乗せたまま、ずるっと滑って、見事に後ろに転倒していました。


見ていると、後ろに倒れた瞬間、本能なのか顎を引いていたので頭を打つことなく、そのまま立ち上がって、


この段差はだめだな~、、


などとつぶやいて、そのまま家の中に入っていきました。。


これを見ていて、合気道をやっていたときの後ろ受け身を思い出しました。そうか、受け身って、こういう転んだ時にも役立つのか~、、と思いました。


まだスノーボードが流行り出したばかりの時に、よくスキー場で、特に初心者の女の子が緩斜面であるにも関わらず、スノーボードをやっていて転倒して頭を打ち、重症になったり、亡くなるということを聞きました。


後ろに倒れた瞬間に顎を引くような習慣がない、またその筋力もないと、もろに後頭部を打ち付けてしまうということになるようで、重症になることが多かったようです。


そのおじいさんは、武道をやっていたのか、本能のなのか、自然と顎を引いたいたので綺麗にステンっと転んだあと、何事もなく立ち上がって歩いてました。


こういう習慣は、年を取るほど大切になってくるのかもしれません。


この関連で思い出しのが、以前、高齢者が転んだ時に大けがをしないようにと、実際に転ぶ練習をさせる講習をやっていた時、


その練習をしていた高齢者が大腿骨を骨折してしまうというアクシデントが発生してしまうということがありました。


年を取ってから練習するというのは危険を伴うので、やはり小さいうちから身にしみこませておくことが大事なのかと思いました。またその動きを出来る筋力の保持も大切だと思います。


転ばないようにすることがまず大切ですが、転んだ時にもどのような体勢になるかをたまにシミュレーションしておくことも大事かと思います。


どの本だったか、江原さんの本に、転んでもただでは起きない、落ちている餅を拾うぐらいの気概でいよう、というようなことが書いてあったのですが、(笑)


転ぶことを恐れない気持ちをもって好奇心を忘れず、日々生き生きと生きていくことが大事なのかもしれませんね。



少し話しがそれて、、


最近、アメリカの大統領候補が演説中狙撃され、うずくまったあと、顔に血が付いたまま拳をあげて叫んでいる映像がニュースで流れていました。


Fワードを何回か叫んでいるように見えましたが、、、


打たれ、倒れても、立ち上がって拳を掲げるというのはもの 凄いアピールになったのではないかと思います。


というより、咄嗟にそういうことができるというのは、相当なガッツの持ち主なのだろうと思います。


最近知ったのですが、このガッツ(guts)という単語は内臓という意味で、日本語で言う所の腹が決まっている、腹が座っているということで、内臓と意志の相関関係が英語にもあるというのは面白いですね。


それにしても、あれほど狙撃されながら、SPたちが体を張って止めているというのに違和感を感じました。


少なくとも盾ぐらい用意しておいて、守るようにして車まで移送すべきではないのか、、。なんか前時代的な感じがしました。


これで、同情票が相当集まるだろうと思いますが、私はなんとなく次の大統領は、現副大統領のハリスさんかな、、と思います。


朝のひとときに起こった出来事、プラスアルファでありました。


おしまい


<(_ _)>


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして、Yama と申します。
本日、興味深い内容の記事をいろいろ読ませて頂きありがとうございます。
トランプ氏の襲撃事件を3か月前に正確に予知していたという牧師の紹介動画を見
たのですが、この予知について彦兵衛様は本物の予知能力者と思われますか。

トランプの暗殺未遂を3か月前に正確に予知したと騒がれている牧師
https://youtu.be/4oIQpUuX3aw

失礼ながら、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


匿名 さんのコメント...

この話を読んで、昔読んだ 三木成夫「内臓とこころ」河出文庫 を思い出しました。内容は忘れましたが(笑) by岡ちゃん