先週末に、久しぶりに百名山登山に行ってまいりました。登った山は、笠ヶ岳(2898m)という山です。
当ブログの最後の‘おまけ’で、画像などをご紹介していけたらと思っています。
(先行してちょっちだけご紹介↓)
久しぶりに登山に行って、旅行というのは頭と体を使うなぁ~と感じました。
まずは旅行の計画というものが結構たいへんですよね。
ルートを考え、宿や乗り物を予約するのってかなりの段取り力が要求されます。
そして、それに合わせて行動する力(気力・体力)が必要で、総合格闘技みたいなものです。
数日生活できるだけの荷物をリュックにつめて背負って移動なんていうのは、一人引っ越しみたいなものだなぁ~、、と歩きながら時に考えたりしていました(笑)。
今回の旅のお供に、以前から当ブログで紹介している、『菜の花の沖(六)』(最終巻)を携えていきました。
宿や電車の中などで結構読み進めることができたのですが、その中の描写で、主人公の嘉兵衛(かへえ)が、ロシアに5人の従者とともに拿捕されるというシーンがありました。
彼らはロシアに連れて行かれるのですが、彼の地で、従者のうちの3人が次々と亡くなっていくのです。
その原因が、もっていった白飯をずっと食べていたことによる脚気だそうです。
ロシアでも医者に診てもらったそうですが全く治らず、3人は亡くなってしまうのです。
白米を食べることによる脚気は、玄米を食べていた地方では起こらず、白米を食べていた江戸に来ると人が脚気になり、地方に戻るとまた治ることから、江戸病などと呼ばれていたそうで、
病気の原因が栄養不足からくるものだという知識のある我々からすると、こんな単純なこと一つで知識不足から病になり、亡くなってしまうというのはなんとも残念なことだと感じます。
しかし翻って、栄養の知識が十分にある現代において、確かに体を維持するのに必要な栄養素が何かということは知っていますが、
現代はむしろ栄養過多によって、食事自体が体の毒になっているという状況にあるのかもしれない、と私は思います。
あと、もう一つは、未来の人が現代の人たちの医学の知識に対して、
ちょうど私達が江戸時代の人たちを見るような視点で、こんな単純なことに気づかないで生活しているなんて、残念だなぁ~、、と思うかもしれません。
それは心のビタミンとでも呼ぶべき考え方だと思います。
必須栄養素であるビタミンが欠乏すると、脚気などの様々な病を引き起こしますが、それと同じで、心にもビタミンが足りないと当然、病になりますよ、という視点です。
一般的に、ネガティヴなストレスの状態が長く続くと、人は病気になるという認識はあるかと思います。
心にストレスが過多になった状態によって、胃に穴が空いたり、髪の毛が抜けたり、様々な症状が出てきます。
これらは、心にネガティヴな思いが募って起こるものですが、心の状態をポジティヴにしてしまえばいいことです。
ではその心の状態をポジティヴにするもの、いうなら心のビタミンとはなんぞやというと、それは恐らく斎藤一人さんの説くところの天国言葉だろうと私は思います。
まずは、逆の地獄言葉とはなんぞやというと、
不平不満、グチ・泣き言、悪口・文句、心配ごと、ついてない、 許せない、、
などなどです。
この地獄言葉を地獄思いと置き換えてみると、ネガティヴな心の状態そのものということになります。
心はコロコロ変わるからこころと言われるという説がありますが、
心の状態が、地獄思いに傾きそうになった時に、まさにそういうときにこそ、一人さんの説く天国ことばを口にすることによって、心をポジティヴな方向にもっていってしまうのです。
天国言葉
ありがとう、感謝してます、愛してます、許します、
嬉しい、楽しい、しあわせ、ついてる
これらの言葉によって生み出される天国思いに心を変えてしまえば、心がポジティヴになり、いつまでも心がネガティヴな状態に留まらなくなります。これらは、まさに心のビタミンと言えると思います。
別に一人さんの説く天国言葉でなくとも、自分にぴったりくる天国ことばを口にすることで、心が地獄思いに傾きそうになったときに、天国思いの方に切り替えてしまうのです。
そういう自分にあった天国言葉をたくさんストックしておくととても心強いです。私は常々その威力を実感しています。
心は見えないため、科学の対象にはなりにくく、必須栄養素のように、目の前に、これとこれとこれを摂取しましょうなどとは言えません。
ですが、人間は体と心からできていて、それぞれの状態が人間の健康状態を規定していることを考えると、
心のビタミンを普段からしっかりとっておくこと、心のビタミンを日頃から摂る訓練しておくことは、健康にとって極めて大事なのではないか、、と私は「菜の花の沖」の該当部分を読んで考えたりしていました。
一人さんは、自分の機嫌は自分で取ること、心の舵は自分で操作できるということ、
それはすなわち、運勢というものも、実は我々自身に委ねられており、我々自身が決めているということを述べています。
せっかく1度きりのこの人生なのだから、体のビタミンだけでなく、心のビタミンもしっかり摂って、健康で生き生き、楽しく生活していきたいな~と思います。
タイトル:心のビタミン、、!?
でありました。
おしまい
<(_ _)>
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