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2009年8月10日月曜日

仮のハカセさん来たる!



このブログで時々載せて頂いている「
仮のハカセ」さんが、我が家にいらっしゃいました。

東京で研修があったついでに、足を延ばして寄って頂いたのであります。

私は駅にお出迎えに上がり、改札口を颯爽と出てくる姿を想像し、眼を皿にして直立不動の姿勢にてお待ちしていたのですが(笑、、ウソです)、

「仮のハカセ」さん、せっかく買った切符を車中にて失くされたとのことで、駅員のいる出口から出てきたとのこと、

私の予想しない方角からスーツケースを引きつついきなり現われ、不意打ちをくらってしまいました。

さすが出来る方は、凡人の予想を上回る行動をおとりになるようです。


家へ案内する途中に、「もしビールでもお飲みになるのでしたら途中で買っていきましょう」と提案したところ、

ビールをお飲みになるとのこと、お店にて「仮のハカセ」さんはお好みの銘柄を一瞬で指定され、

「アイ、アイ・サー」とそのビールをひっ抱え、レジで支払いを済ませて、家に帰ったのですが、

すぐ飲むにも拘わらず、冷えたビールでなく常温のものを買ってきてしまった事に気づいたのであります。

おお、またも失態、急遽、井戸水に氷を投入して急速冷蔵しました。


普段長崎にいらっしゃる「仮のハカセ」さんは、そんななか持ってこられたお土産を陽気にいろいろ説明してくださりました。






左上から、長崎のアオサ、宮古島の雪塩、平戸夏果のジュース、長崎の中華菓子「よりより」、 五島手延べうどん、、、

とたくさん頂いてしまいました。

宮古島の雪塩は、



ギネス認定品とあり、

「ナニ、ナニ」と説明を読むと、検出された成分が世界一多いそうで、裏に様々なミネラルがずらーっと表示されていました。

雪塩とあるように、本当にパウダースノーのような塩で、さっそくうちの定番、野菜サラダにサラサラと粉雪のごとく散らしてみたのですが、

まろやかな味にとてもサラダが引き立つように感じました。


中華菓子「よりより」は遺伝子の二重らせん構造を思わせる形態で、さすが学者さんが購入されるお菓子なのであります。

三時のおやつ時に食べてみたのですが、ポリポリと歯ごたえがあり、素朴な味がしてとてもおいしかったです。



「アチョー!」とこんな感じに元気になれそうなおやつです。


夏果のジュースの口をよくよく見てみると、




優秀賞受賞の文字が黄金のシールの中に輝いていて、「へへーー」と思わず平伏してしまうような威厳を漂わせておりました。

これは自分たちだけで飲んでしまってわ罰が当たるわいと、今度、
妹夫婦家族が来たときにでも出して、みんなで有難く頂きましょうということになりました。


夕食を食べつつ、歓談に花が咲いたのですが、私が今回もっとも興味をそそられたのがコレ↓




「仮のハカセ」さんが研修の現場で売っている様々な本の中から、その慧眼にて一瞬の直感にて購入を決意された本なのだそうです。

ぱらぱら内容を見せてもらったのですが、ヤバイ、、かなり面白そうです。

アマゾンでは以下のように紹介されていました。

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?


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内容紹介

〈文字・読書は、脳を劇的に変える!〉
古代の文字を読む脳から、ネットの文字を読む脳まで、
ディスレクシア(読み書き障害)から、読書の達人まで、
脳科学 x心理学 x教育学 x言語学 x文学x考古学をめぐり、解き明かす。
*マーゴット・マレク賞受賞

●主な内容
・古代の文字は、どのように脳を変えたのか?
・脳は成長につれて、どのように読み方を学ぶのか?
・熟達した読み手の脳とは?
・オンライン・リテラシーの進展によって、何が失われるのか?
・ディスレクシアの4つの原因と早期発見の方法・最新教育とは?
・英語・外国語はいつから、どのように教えるべきか?
・日本語脳・英語脳・中国語脳の違いとは?

……優れた業績により数々の賞を受賞した著者が、
その卓抜な成果を凝縮させた待望の論考!

●メアリアン・ウルフ
タフツ大学のエリオット・ピアソン小児発達学部教授、読字・言語研究センター所長。専門は認知神経科学、発達心理学、ディスレクシア研究。優れた業績により、アメリカ心理学会、国際ディスレクシア協会、アメリカ国立小児保健・人間発達研究所などより数々の賞を受賞している。本書も、読字に関する最良図書として「マーゴット・マレク賞」を受賞。


●目次
■ Part 1 脳はどのようにして読み方を学んだか?
第1章 プルーストとイカに学ぶ
第2章 古代の文字はどのように脳を変えたのか?
第3章 アルファベットの誕生とソクラテスの主張

■Part 2 脳は成長につれてどのように読み方を学ぶか?
第4章 読字の発達の始まりそれとも、始まらない?
第5章 子どもの読み方の発達史脳領域の新たな接続
第6章 熟達した読み手の脳

■Part 3 脳が読み方を学習できない場合
第7章 ディスレクシア(読字障害)のジグソーパズル
第8章 遺伝子と才能とディスレクシア
第9章 結論:文字を読む脳から「来るべきもの」へ
・・<日本語版向けオリジナル・テキスト追補>

レビュー
週刊文春、日本経済新聞ほか
立花隆ーー週刊文春「私の読書日記」
非常に面白い。
・・・文章を読んでその意味を取るという行為は、全脳をフルに使う驚くべく複雑な知的作業である。そのプロセスがミリ秒単位で明かされていく。

●山形浩生ーー『ビジネス スタンダード ニュース』
大プッシュ・・これはすごい本。
読む、という行為は、単純な情報獲得手段じゃない。この能力を身につけるために、人間の脳自体が変化する。
そしてその能力が新しい視点や深い思考の獲得を可能にすることで、ぼくたちの文化をも形成する。それを脳科学や児童心理学、歴史学、教育学など多岐の分野を縦横に使って説明した驚異的な本だ。

養老孟司ーー毎日新聞「日曜書評欄」より
一般人向けに書かれたものなので、脳に関するさしたる予備知識はいらない。言語系の教育に携わる先生たち、学ぶ生徒、さらに読書が苦手な人はいうまでもなく、多くの人に読んでもらいたい書物の一つである。そうすれば、安易に小学校で英語教育を、などといわなくなるだろうと、私は思っている

●竹内薫(サイエンスライター)ーー日本経済新聞・「目利きが選ぶ今週の3冊」
「読む」ことで人間の脳はどう変わってきたのか? 本好きにはたまらない疑問に明快かつ詳細に答えてくれる。★★★★(読みごたえたっぷり、お薦め)

●粉川哲夫(東京経済大学教授)ーー東京新聞・中日新聞「日曜読書欄」
・・ディスレクシアは、だからケータイメールを読むが本を読まない世代を否定しないのであり、かえって、そのようなデジタルテクノロジーと「分析と推論ができ、自分の考え方で文字を読む」ことが接合された場合には、まったく新しい表現や創造性が生まれる可能性を示唆しているわけだ。

●アルベルト・マングェルーー『読書の歴史 あるいは読者の歴史』などの著者
脳によって、いかに私たちが言葉の魔術師になりうるのかついての、面白く、包括的で、楽しく明快な記述が、ここにある。


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これは読まねば、、、と図書館の検索をかけてみると、市内に一冊あったのですが、「貸出中」の表示。

しかも7件も予約が付いていました。

私はすぐにその後の8番目に予約を入れましたが、まわってくるのはいつになることやら、、、。

う~、はやく読みてぇ~、とはやくも禁断症状気味の私は、買う事も視野に入れつつ検討しているのであります。

内容紹介にある、ディスレクシア(読字障害)というのは、字は読めるけどそれが意味とつながらないという障害で、

はじめて知った時は、「へぇーそんな障害があるのか、」と妙に感心してしまったものですが、ウィキペディアにもあるように

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2

結構有名な俳優(たとえば、トムクルーズやキアヌリーブス)や、著名人の多くが実はこの識字障害であることを知って私はさらに驚いたのであります。

そこらへんがどうなっているのかも書いてあるということなので、とても心ひかれる一冊なのであります。


「仮のハカセ」さんのお勧めしてくださる本は、いつも私の興味のドンピシャのところを突いてこられるので、思わずう~む、、とうなってしまいます。


少し前には、『思い出のマーニー』という本




を紹介してくださり、「どんなもんかな~」と軽い気持ちで借りて読んでみたのですが、読み進めていくにつれ、どんどん引き込まれ、

ノンフィクション派で、小説の類をあまり読まない私も、そのストーリーの緻密さ、深さにとても感動しました。

たかが児童文学と侮ることなかれ!実に深い内容で、考えさせられる主題がいくつもありました。
河合隼雄さんもご著書のなかで、この物語に関してコメントをされているそうです。

もしこの夏、なにか物語を読もうかと考えておられる方は、ぜひ、この「マーニーの思い出」読んでみてください。お勧めします。






2009年6月16日火曜日

ネオテニー化した日本人の脳 ≪part.1≫



以前のブログの記事「
とにかくほめる 」のところで紹介した、「ハカセさん」からメールを頂き、

ペンネームは「仮のハカセさん」にして欲しいとのこと。

ご本人さん曰く、

「今の時代、博士号の取得は成人式のようなものと言われていて、結局はこれから、業績を上げて行かなきゃいけないので、、」

ということだそうです。

う~ん、謙虚ですね。

前の記事内で、発達障害児の教育において「ほめる環境」の有効性を示されたと紹介しましたが、

これが、ムチでビッチン、バッチン叩いて、教育効果がありました~!

( ^O^)v ヤッホー!

なんていう研究だったら、あーそうですかぁーとちょっとブルーになってしまうのですが、

それとはまったく反対の「人をほめる」という手法で効果があったということだったので、素直に素晴らしいなぁと思っていました。

しかしご本人はどうしても「仮のハカセさん」にして欲しいというご要望なので、以降登場させて頂くときはそうしようと思います。


さて前置きが長くなりましたが、

この「仮のハカセさん」より、私のブログの記事の内容などから、こういう本を読んでみては、と一冊の本を紹介して頂きました。

それがコレ↓


『平然と車内で化粧する脳』 扶桑社 2000



本の主題は題名の通り、

なんで車内で平然と化粧するようになったのか?


ということなのですが、これを文化的な方面からではなく、日本人の脳の特徴から説明したもので、とても面白かったです。

簡単に内容を説明すると、

①人間はサルの仲間からネオテニー化した存在である。

(
ネオテニーというのは幼形成熟のことで、人間の形態はチンパンジーの幼児に近い)

②人類の中でも、そのネオテニーの傾向が強いのが日本人である(だから見た目も幼い)

③従って未熟の期間が長いため、その間の教育や食事が「成熟した大人」になるために極めて重要である

④「車内で平然と化粧できる脳」というのは、羞恥心を感じることのできない一種の脳の発達障害であり、これは戦後急激に西洋化した生活様式(食や人間関係、地域社会のあり方)のためではないか。

とだいたいこんな流れです。

哲学や心理の方面からでなく、第一線で活躍されている脳科学者からの提言ということで、とても新鮮で興味深かったです。


目次はこんな感じです↓







このブログで何回かに分けて、内容の面白かった個所を取り上げていこうと思います。

今回は

日本人にうつが増えたわけ


をとりあげてみます↓






ここで指摘されているように、「魚を食べなくなったことがうつの増加と関係しているのではないか」という指摘は、とても面白いと感じました。

このブログでは、ずっと食に関して取り上げてきましたが、いままで述べてきたこととも共通するように感じます。

『乳がんと牛乳』の本の紹介のところで訳者の山梨医科大学名誉教授 佐藤章夫氏が述べていたことをここでもう一回引用します。

---------------------

プラトン教授の勧める乳がん予防の基本は、

乳製品(乳牛の肉を含む)を食べない、

大豆製品をたくさん食べる、

新鮮な野菜・海藻・果物を食べる

という3点に尽きる。

<中略>

日本人の食生活は、元来、

穀物+大豆+野菜・海藻(+魚)」

であった。戦前までの一般家庭の食卓に乳・乳製品がのぼることはめったになかったのだ。

<中略>

もう一度くりかえす。乳がんの再発を防ぎ、乳がんを予防する最良の食生活は

穀物+大豆+野菜・海藻(+魚)」

からなる日本人の伝統的な食事である。

---------------------


また、上にあげた見開きの最後の方に、欧米人の新奇探求性について書いてありましたが、

これは
前にも取り上げた ように、人間の遺伝子にしっかり刻み込まれているようですね。

新奇探求性というと、色々なことにチャレンジしていくというポジティヴな側面がある一方、

心の不安定性―犯罪や自殺の多さ―ともつながってくるんですね。


こんな感じで、以降も内容をピックアップして行こうと思ってます。



つづく、、、



参考:

〔アマゾン〕
沢口俊之著 南伸坊著『平然と車内で化粧する脳』扶桑社 2000

〔彦兵衛のブログ〕

人間を規定するもの~文化と遺伝子~

〔彦兵衛のブログ〕
乳がんと牛乳【Part.3】




2009年5月29日金曜日

とにかくほめる



ブログに書きたいなぁと思う事が常に湧いてきて、書いても書いても毎日10件近く抱え込んでいるので、

だいぶ前に書こうと用意しておいたネタがそのままになっていることも、しばしばであります。


今日は在庫整理ということで、

だいぶ前になりますが、NHKためしてガッテンでやっていて面白いな、と感じたことを書きたいと思います。

2009年04月08日放送放送された、

歩けた!話せた!脳がめざめる新発想介護術

の中でやっていたのですが、

介護の現場で、とにかくほめることがとても重要であることがわかったというのです。


アメリカの研究によると、少しでもできたらほめるということを続けたら、

機能回復にかかった期間が2/3に短縮されたというのです。




しかしこの褒め方にもコツがあって、










できた時にすぐほめる、②具体的にほめる

ということがポイントのようです。


これは介護に限らず、子供の教育や社員の教育でも同じことがいえると思います。

誰だって出来て褒められたらうれしいし

逆に怒られてばっかりだったら萎縮しちゃって意欲が萎えちゃうと思います。

でもこういうふうに数字でバシッと結果が示されると、やっぱ褒める事って大事なんだなぁと実感します。


私が時々メールをさせて頂いている方で、作業療法士でかつ博士号までとられた努力家で、かつ人間的にも素晴らしい方がいらっしゃって、

ここでは仮に“ハカセ”さんと呼ばせて頂きますが、

その“ハカセ”さんによると、発達障害児の教育においても、

やはりまわりの「ほめる環境」がとても重要であるそうです。


博士論文の内容は、

≫発達障害をもった子どもへ直接ではなく
≫その子どもにとって重要な役割を担う人的環境である
≫小学校の先生へ「ほめて育てる」事ができるプログラム(勉強会)を
≫作業療法士である私が実施し、有効性を示しました。

というものだったそうです。う~ん、素晴らしい。。。


(勝手にメールの内容を掲載させていただきましたことを

m(_ _)m お詫び申し上げます )


どんな分野でも褒める事って大事なんですね。

そしてたまには、じゃなくて常にかな?

自分を褒めることも忘れないようにしないとな、と思います。


さて、褒めることからは少し外れますが、介護関連でついでに載せておくと、

(痴呆)老人との接し方で大事なのは、情緒的なつながりだそうです↓




話の内容が全然つじつまが合ってなくて、あっちにとんだり、こっちにいったりしても、

とにかく否定しないで、

ああそうだね、そういうこともあったねと、

とにかく表面的な事を否定しないで話しを受容し、

情緒的に常につながっていることが 大事なのだそうです。


そうすることで、老人の方は自信につながり、自分は衰えたと落ち込ませてしまう事がないそうです。

この本はかっちさんに紹介していただきました。

かなり面白く、かつためになる本でした。

m(_ _)m ご紹介いただき、有難うございました

(この本、もう一度借りようと図書館に行ったら、予約が6件も入っていて全然借りられません。すごい人気ですね。)


私はこの本の情緒的なつながりの部分を読んで、前に読んだ



すべては「単純に!」でうまくいく


という本を思い出しました。

この本の中で、男女の会話に対する見解の違いが述べられていました。

男性は、話の内容を解決することに主眼が置かれているのに対して、

女性の方は話すこと自体が目的であることが多いとのことでした。

そしてこの違いが男女のすれ違いを引き起こす大きな原因であると述べられており、

ナルホド、そんなものかなぁーと思いました。

この本の中では、男女の会話に対する違いをよく知ったうえで、それぞれが相手を思いやるように努力すべきだという事が書いてありました。


さて介護に関して、最後に載せておきたいと思った本がこれです↓




介護もただがむしゃらに体を抱えたりするのではなく、

古武術の身体技法を利用することで、ほとんど力を使わずに体を起こせたりするそうです。

私は自分の周りにそういう人がいないので試す機会がありませんが、

こういう介護が必要になった時は、是非参考にしたいなと思ってます。


というより、はやくやってみたいので、誰か倒れてくれないかなぁ~、、、

いや、いや、そんなこと思っちゃいけないですね。


しかし一番大事なのは、

倒れないようにすること=予防医学

でしょう。



おしまい





参考:

ためしてガッテン 歩けた!話せた!脳がめざめる新発想介護術
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20090408






2014年6月22日日曜日

アメリカ人と一緒にあちこち、、、その参~お台場編~ (Wandering around with Americans,,,3~Tokyo Again!~)



静岡でロバートさんたちと別れてから一週間後、

東京の羽村にホテルを取ったのでそこで会おうというメールがきました。

ホテル リブマックス羽村東京羽村駅前


まあ、よくこんな郊外の安いホテルを見つけたものです、、。


彼らの話を聞くと、トラブルは幾つかありながらも、無事近畿地方の旅を終えてきたとのこと。

よかった、よかった!


羽村駅は中央本線の端っこの方なので、

日本のアニメなどにも興味のある彼らを、

ちょうど東京と羽村の中間にある三鷹の

ジブリ美術館


に連れて行けたらと思っていたのですが、

なんと展示入れ替えの為か、1週間程休館とのことでした。。。

残念、残念。



では他にどこか行きたい所があるかと聞くと、

東京にあるガンダムの博物館に行きたいとのこと。


調べてみると、お台場にガンダム フロントというテーマパークがあり、

そこか?と聞くと、確かにガンダムフロントという名だということで、

一路お台場を目指すことにしました。

ガンダムフロント


私もガンダム世代で、

噂に聞いていたこのテーマパークには一度いってみたいと思っていたので、いい機会でした。

新橋から無人のゆりかもめに乗ってお台場にいくと、、、



見よ、このそびえ立つ1/1ガンダム!




まず目に入ってきたのが、この1/1ガンダムです!

圧巻!


見上げて、

すげぇ~~~っ、といいつつなぜか笑ってしまいました。 

スカイツリーを見た時の感激に似たものがありました。


この1/1ガンダム、その大きさに加え、

ディーテールが細部まで丁寧に作りこまれており、まるでひとつの芸術作品でした。

ひと通り、この1/1ガンダムを堪能したあと、ガンダムフロントに行きました。


ここは、プラモデルなどが展示してある無料区域

映像やその他の展示が見れる有料区域にわかれていました。

無料区域のメインは、お歴々のガンダムのプラモデルの展示です。

これを見ているだけでもワクワクしてきて、相当楽しめます。


有料区域では、3Dの映像を観れたり、ガンダムの歴史などが展示してありました。



ちょうどこの時期、これまでのガンダムのヒストリーを総括して更に新たなガンダムワールドを展開して見せたガンダムユニコーン

の最終話が劇場で公開されており、

ガンダムファンの私は、彼らと会う数日前に、それを見たばかりでした。

ガンダムユニコーン


ガンダムフロント内にも、ガンダムユニコーン関連の展示が多く、




↑有料区域に展示されていた人の背丈ほどのバンシー



このガンダムは何だ?

という話になり、色々と説明しました。


彼らもガンダムをそれなりに知っていましたが、

アメリカには、日本の最新の映画などは半年以上遅れてつくようで、

このユニコーンが作られていること自体知らなかったようです。


宇宙世紀(UC)の始まりから、ファーストガンダム、

そしてその後の展開もひっくるめた壮大な話になっていることを説明すると、

アメリカに来たら絶対に見るよ!

と興奮気味に!?語っていました(笑)。


さて、ガンダムフロントを出ると、外は暗くなっていました。


ライトアップされた1/1ガンダム↓




この日は、東京で、またまた彦兵衛お勧めのインドカレーを食べ((笑))

羽村のホテルに戻りました。。。


翌日は、私たちが会える最終日です。

東京にある庭園を見たいということで、ガイドブックに載っていた

浜離宮恩寵庭園



という所に行きました。

ここは新橋駅から歩いていくことのできる臨海の庭園で、

まわりに高層ビルが建っているなかに、ポカンと日本庭園が広がっています。



ここはもと江戸時代の大名の庭園で、潮の満ち引きを考慮した池などがあり

なんとも不思議な空間でありました。


















庭園を満喫したあと、ちょうど昼時になりました。

この日の昼食は、あるお店に決めていました。

それは、彼らが調べていた“ざうお”という店でした。

ここは店内で魚を釣って、その魚をその場で調理してくれるというスタイルの店だそうです。

ざうお



へぇ~、そんな店あんのかぁ~、、

ということで、わざわざ新宿までいったのですが、、、

ナント、ナント、ついてみると改装工事中。。


せっかく来たのにあ~あ~だなぁ~

などと私はすごく残念に思っていたのですが、

旅にアクシデントはつきものということで、

彼らはそんなに落ち込んでいる様子もなく、

すぐにプランB、プランCに移行し、別の店で食べることにしました。

(今度ぜったい行ってみよーと思ってます)


さて、午後はどうしよう?

ということで、私はひとつの提案をしました。

彼らは日本のお土産を買っておきたいというので、

ではまた鎌倉に行かない?と提案しました。


鎌倉の小町通りには日本的なお土産のお店がたくさん並んでいるし、その中の一つは

前回行けなかったジブリのグッズを公式に売っているお店があり、

どんぐり共和国 鎌倉店


また前回見れなかった円覚寺も見れるので、一石三鳥ではないか、というと、

おお、いいねぇ~

ということで、すぐに新宿から鎌倉に向かいました。

北鎌倉で降りた私たちは、まず円覚寺を見学。



円覚寺



私はこの寺に入るのは、おそらく20年ぶりくらいだろうと思います。

こんなに境内が広く、またこんなデカい仏像があったのか、、、

と初めて訪れた人のような感動を覚えていました。。。

















もう一つ、隣の建長寺も見れたらと思ったのですが、

建長寺





こちらは拝観時間が終了しており、

仕方なく、門の外から中の建物を眺めるだけとなりました。。。


建長寺の前を通り、トンネルを超えて進み、小町通に入りました。

両側にたくさんのお土産屋さんが並んでいます。


それらをぶらぶら眺めながら、

鎌倉名物の紫芋のソフトクリームなどをなめつつ、

目に留まったお店にはいっては、お土産を買っていました。


通りの最後の

どんぐり共和国 鎌倉店



には、ジブリ映画に出てくるグッズがたくさん並んでおり

見ているだけで楽しくなりましたが、

彼らにはピンとくるものがなかったようでした。


そう、ジブリといえば、

この夏に

思い出のマーニィー


という映画が公開されるようです。


実は、当ブログで思い出のマーニー、とても面白いよ!と紹介したことがあるのですが、

仮のハカセさん来る!〔2009/8/10


絶対、この話しはジブリだろぉ~と思った私は、

こんな面白い話がありますよ、とジブリスタジオにメールしていたのです。

スタジオ ジブリ


どういう経緯でこの作品がアニメ化されたのか分かりませんが、

もしかして、私のメールが一つのきっかけになって、

このアニメが制作されていたら、ちょっとうれしいなぁ~なんて思いました。

なにかいいと思ったことは、だめもとでも何かしらアクションを起こすことって大事なのかもしれないな~

なんて思います。



さて、そろそろ日も暮れて、分かれる時間が近づいてきました。

私たちは横須賀線のホームにいました。


彼らは東京方面、私は反対方向に行きます。

ロバートさんが、スモールプレゼントだといって、何か小さなものを差し出してきました。

それはいつの間に買ったのか、小町通の店で売っていた、ひとつのヨモギ餅でした。

休日を使って、色々と案内してくれてありがとう!

と、そのお餅を私にプレゼントしてくれたのです。


私たちは、会ってそんなにたっていないのに、まるで旧知の仲のように打ち解け合い、旅をし、

色んなことを話しました。

私は、小さなヨモギ餅を手にもちつつ、一緒に体験したことがぶわーっと脳裏を流れていきました。

こちらこそ、あなた達と一緒じゃなかったら行けないところ色々と訪れることができて、わたしの方こそ感謝ですよ、

と、私はその感謝の気持ちを辛うじて言葉にしました。


私の乗る電車が先に入ってきました。

私たちは、最後に固い握手を交わしました。


ロバートさんは、いつも好奇心にとんだ澄んだ目をしていましたが、

私の乗った電車が去っていくのを、最後までその澄んだやさしい目で見送っていました。


彼らと出会えてよかったなぁ、、、

またいつか彼らと旅ができたならなぁ、、と

私は小さなヨモギ餅と、彼らとの楽しかった思い出をかみしめつつ、

車中ずっと温かい気持ちで満たされていました。



おいまーい。





参考:


ホテル リブマックス羽村東京羽村駅前


ジブリ美術館

ガンダムユニコーン



思い出のマーニィー


仮のハカセさん来る!〔2009/8/10

スタジオ ジブリ




2009年6月18日木曜日

ネオテニー化した日本人の脳 ≪final≫



最後に食事に関して取り上げようと思います。

戦後、食が一気に西洋化したのには二つの要因があったようです。

一つはアメリカが官民一体となって、日本を自国の畜農産物の市場にしようと戦略的に働きかけたことによるものです。

この戦略はみごとに功を奏し、日本の食は西洋化しました。


もう一つは、日本人自身に原因があったようです。

すなわち、戦争に負けたのは日本人が米やみそ汁、野菜ばかりを食べていたからで、

アメリカのように強くなるためには肉を食べ、牛乳を飲まなければならないと感じたからのようです。 この思いは相当強かったようです。





それでは日本人の脳にあった食事とはどんなものなのでしょうか。

一言で言うと、伝統的な和食だそうです。

具体的に挙げられているのは、

タケノコ、お米、豆類、魚、野菜、海藻、、など。

あまり良くないものとしては、

ジャンクフード、塩分の取り過ぎ、だそうです↓







なぜ日本人には和食がいいのでしょうか。

それはとても単純で、何千年も日本人はそのような食事をとってきたためだといえるでしょう。

生物世界に共進化というものがあります。

たとえば、ある蘭はあるハチドリしか蜜が取れないようなお互いの形状を進化させている例があります。

これは極端なケースですが、日本人は日本の土地で取れたもので体を養うように何千年、何万年の間、慣れ親しんできたため、

環境との間でいわば共進化のような関係にあると思われます。

それをたかだか数十年で、食事の量や質を急激に変えたら、体になんらかの支障が起きるのは当然だといえます。


食べ物には単に栄養をとる以上の意味があるので、西洋食(パン・肉・乳製品)を完全にやめるというのは極端に走り過ぎているようにも感じます。

しかし少なくとも、牛乳や肉を食べると元気になり、体にいいというイメージは、今一度再検討してみる必要があるように思います。


私は肉はほぼ完全に食べなくなりましたが、肉を食べなくなってはじめて、肉を焼く時に出るにおいの不快さに気づくようになりました。

それはちょうどタバコの匂いが漂ってきたときに、うっと一瞬息をつめるのに似ています。

これは用を足した後トイレから出てはじめて、自分が今までにいたトイレの中の匂いを認識できるのと似ているかと思います。


あともう一つ気づくようになったことがあります。それは街並みに関してです。

どうして町中に、周りの景色とはそぐわない高層建築や電波塔などを平気で建てられるのかということです。

肉食をすると攻撃性や性欲が高まると言われますが、町中にどっかん、どっかんと、とんでもなく高い建物を周りとの調和も気にならずに建てられるというのも、

おそらく肉食と関係があるように感じるようになりました。

フロイトは夢に出てくる尖塔などは男性器の象徴だということを述べていますが、高層建築を建てたいという根底にある思いは、フロイトの述べているところとそう違わないと思います。

かつて日本人で洋画を学びにヨーロッパに行った人が、自分が油絵をかけないのは肉を食べないからだということに気づいて、たくさん肉を食べるようにしたという話しをどこかで聞いたことがありますが、

おそらく油絵のようなギトギトしたものも、肉食をして初めてなせる技なのだと思います。

そういう目で日本の絵、たとえばここでもとりあげた浮世絵など見てみると、実にサラっとしているなぁと感じます。

食って単に栄養だけにとどまらず、人の考えや行動にまで影響を及ぼすものなので、そうとう真剣に考える必要があるテーマだと思います。。。



さて、最後に食事から離れて、脳にいいことがふたつ挙げられていました。

一つは、笑うこと

笑うことによって、セロトニンが大量に分泌され、幸福感に満たされ、気分が落ち込まず、健康にもいいそうです。

これは前に取り上げた
元気が出る、出る!の中でも指摘されていました。

江原さんは、鏡を見て笑うようにするといいとおっしゃっていましたが、脳科学の立場からしてもいいのでしょうね。

笑いの効用に関しては、
村上和雄さんが笑う事によって健康の遺伝子のスイッチがオンになるとおっしゃっていることとも通じます。

二つ目は、「好きこそものの上手なれ」、すなわち自分の好きなこと、楽しいと感じることをやることだそうです↓




脳科学の立場からでも、教育学、心理学、生物学、栄養学、スピリチュアルなどの立場からでも、皆さんおっしゃっていることは同じだなと感じます。

知は力なり


ということばがありますが、それぞれの専門の立場から述べられる最新の知識には、常に傾聴に値するものがあると思います。

それらのことばによく耳を澄まし、習慣に流されがちな自らの考えを常にチェックすることって大切だなぁと、私は感じます。

そういう意味で、今回この本はとてもいい刺激になり、ためになりました。何より読んでいてとてもおもしろかったです。

やはり自分が興味のあること、楽しいと感じることに関しては、何かしら人に発信してみるものですね。

紹介して頂いた「仮のハカセ」さんには、ホント感謝、感謝であります。

m(_ _)m 有難うございました。



おしまい。




参考:

澤口俊之〔ウィキペディア〕
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%A4%E5%8F%A3%E4%BF%8A%E4%B9%8B

〔アマゾン〕
澤口俊之著 南伸坊著
平然と車内で化粧する脳 扶桑社 2000

澤口俊之氏の
その他の著書

村上和雄さんの本