2009年12月30日水曜日

出雲詣り その壱 ~ムーンライトながら~






この年末、18きっぷを利用して出雲に行ってきました。







少し大げさですが、出雲の地は生きている内に是非一度訪れておきたかった所で、今回行く事ができ、もう思い残す事はありません(笑)。


この先何回かのシリーズで、出雲詣りについて書いていきたいと思います。





私はこれまで頻繁に18きっぷを利用してきましたが、今回初めて「ムーンライトながら」という列車を利用しました。

これは東京を深夜に出発する夜行で、座席指定券(500円くらい)を買えば18きっぷで乗れるのです。

深夜に小田原から乗り、終点の大垣(朝5時半ころ到着)まで寝ていけました。車両は古い特急で、そこそこ快適です。

大垣から京都、京都から北上して城之崎、鳥取、米子と普通列車で乗り継ぎ、




夕方の5時過ぎにようやくJR出雲市駅に到着。

ここから一畑電鉄という私鉄に乗って、雲州平田で下車、宿泊予定の持田屋旅館に到着しました。

電車に揺られて18時間、こんなに長く普通列車を乗り継いだのは初めてでした。

旅館に着いたのは6時ごろでしたから、2300円の18きっぷを最大限利用しようと思えば、もっと西の方までいけますね。

長く電車で揺られてきた割には、意外と疲れませんでした。結構座れたし、好きなときに寝れたからでしょうか。


さて今回宿泊させて頂いたのは持田屋旅館という所でしたが、とても素晴らしいところでした。

まずはその値段、素泊まり3000円

部屋に通され、まずはいっぷくとお茶を注いでみると、なんとジャスミン茶。

ジャスミンのほのかな香に、心も体もやさしい気持ちになりました。

夕飯は、こちらの旅館で紹介している「とんぼ」というお店へ。

ここの食事は絶品でありました。

私は1200円の日替わり定食を食べましたが、ご飯にしろ、味噌汁にしろ、地元の海産物のおかずにしろすべての料理の味が絶妙で、

一品ごとに料理を口に運んでは、う~ん、と思わずうなってしまいました。

店の概観はふつうの小ぢんまりとした居酒屋といった感じなのですが、その料理の味は一流の料亭といった感じで、

そのあまりのギャップに驚いてしまいました。

私の隣に座っていたおじさんが、私の食べていた定食を見て、これはよそなら3000円はするねぇーといっておられましたが、

私もホントそう思いました。

しかしこの1200円の日替わり定食、持田屋旅館に泊まっていた人限定のメニューなのであります!


料理を堪能して幸せな気分になったあとは、旅館オススメの地元の温泉へ。

こちらは旅館の特別券で300円で入浴できました。

近代的な新しい施設でしたが、100%源泉かけ流しの温泉で、露天風呂までありました。

初めての出雲の地で、露天風呂につかりながら星空を眺めていました。

温泉の効果で体は芯から温まり、長旅の疲れが抜けていきます。

なんかいいぞ!

と幸せ気持ちにひたりつつ、出雲初日の夜はふけていったのであります。



つづく、、、


参考:

持田屋旅館
(宿のスバラシさに関しては、下記の楽天の持田屋旅館のレビューにも書いたので参考にしてください)

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/44032/44032.html





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