2023年10月1日日曜日

美術館をはしごしてきました! ~ テート美術館 & 松岡美術館

 

久しぶりに美術館をはしごしてきました。


私は、毎日曜の朝にやっている、


NHKアートシーン


を欠かさず録画してみて、現在開催中の展覧会をチェックしているのですが、


そこで紹介された新国立美術館で開催中のテート美術館展と印象派を展示している松岡美術館は、絶対見ようと思っていて、


先週、平日に行って参りました。




テート美術館展では、今回の目玉の一つであるコチラ↓




ジョン・ブレッド 
ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡 1871

を観れて大感激でした。

もうこれぞ絵画、これぞ芸術という感じで、
しばらくたたずんで、その神々しい景色に魂を奪われていました。。


ジョン・ブレッドというお方は初めて知りましたが、イギリス人で、検索すると素晴らしい絵をたくさん描いているお方のようでした。

モネ展みたいにして、このお方の作品展とかやってほしいなと思いました。

興味のある方は、ぜひジョン・ブレッドで検索してみてくださいね。

素晴らしい絵がたくさん出てきますよ!


実は、売店で、こちらの海の絵のレプリカが売られていて、その出来栄えに、買ってしまうかとかなり逡巡しましたが、横80cmというその大きさに加え、14万円ということもあって、、

しばらく見て逡巡していたのですが、迷いに迷った挙句に 49対51くらいでなんとか踏みとどまり?買わないで美術館を後にしました。。

こちらの絵の絵ハガキは買ったのですが、サイズもさることながら、海の色が濁ってしまっていて少し残念で、

その点、その80cmのレプリカは、本当に海の色がエメラルドグリーンで、心が吸い込まれるような出来栄えでした。

今回の作品展限定で作られており、その場でしか購入できないとのことでした。。

ま、そんなこともあるよ、、。


さてさて、今回の美術展では、私の大好きなシスレーの作品が二点もありました♪♪ ↓




ビィの古い船着き場へ至る小道  1880年





春の小さな草地 1880年


いずれもシスレーらしく、空と雲と、水と緑があり、生気にあふれ、見ていて心安らぐ素晴らしい作品でした。

ああ、やっぱ、シスレー いいわー、、と改めて感心してしまいました。。


他にもいい作品が色々ありましたが、コチラ↓





ジョン・リネル 風車 1844-1845


心惹かれる絵でした。

陰影の素晴らしさとともに、風車がとても印象的でした。

孤立していながら、力強さを感じ、ゴッホの描いた風車を思い出したりしました。

風車という存在が人間に訴えかけてくるものが何かあるように思います。


今回の展覧会では、はじめて音声ガイドを利用してみました。


最近、樺沢氏のこちらの本↓





を読了したのですが、その中で、樺沢氏は、絵画展では音声ガイドを使わないのはもったいない、と述べており、そんなものかと思い、今回使ってみました。

最初に自分のペースで絵を見て回り、次に音声ガイドで解説を聞きながら見てみたのですが、

解説されないと気づかない点がたくさんあり、自分があまり興味を抱かなかった絵にも、

あ~、これにはこういう意味があるのか、、と


いう発見があったりして、とても為になりました。

プラス500円位なら、次回からも是非音声ガイドはぜひ利用しようと思いました。


あと、最近の美術館の傾向なのか、多くの作品で、写真撮影可となっており、今回も多くの絵の写真を撮ることが可能となっていました。

好きな絵はバシバシ撮りまくり!

その為には、会場に入る前に、ちゃんとポケットに携帯を忍ばせておく必要があります。

これを忘れると、大後悔かも、、。


新国立美術館のあとは、電車で20分ほどの松岡美術館に行きました。

こちらでも印象派の作品を展示していました。







こちらでもシスレーちゃんが一点ありました↓




麦畑からみたモレ 1886

空が曇っていて、すこし残念かな、、水も見えないし、、。


今回の展覧会で一番気に入ったのがコチラ↓





クロード・モネ 
サン=タドレスの断崖  1867

さすがはモネさん!

構図といい、空の陰影といい、大地といい、海といい、
もう素晴らしいの一言に尽きます、、。


今回驚いたのは、私の好きなマルタンさんの絵が4点もあったことでした↓





断崖 1913



ラバスティド=ヴェール、ロット県 1920-30






ラバスティド=ヴェールの教会 1900







入江、コリウール 


マルタンさんは、点描で柔らかい光と温かみのある優しい絵を描く方で、私の好きな画家の一人です。

そのマルタンさんの絵が一挙に4点もどどんと展示してあり、もう大感激でありました!!


他に、こちらの作品もよかった↓




アンリ・モレ
  ラ・ド・サン、フィニステール県 1911


この絵も素晴らしく、絵ハガキも良かったので買っちゃいました!


あー、たまに絵を観に行くのもいいですね、心が癒されます。

またいい展覧会あったら、平日に休みとっていっちゃおーと硬く誓う彦兵衛でありました。


<(_ _)>





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