2020年2月16日日曜日

ギリシア探訪 ⑦ day4 ~ ケラミコス遺跡



クレタ島を夜の9時に出発し、

朝6時過ぎにピレウスに到着。

ピレウスからまた地下鉄に乗り、アテネに戻ってきました。






↑朝のモナスティラキ駅






ここから歩いて、本日の宿に向かいました。

チェックインは出来ませんが、荷物を預かってもらい、

お金を払って朝食を頂くことにしました。


朝食は、建物のルーフトップにあります↓






ビュッフェ形式かつ注文を取る方式で、

注文も料金に含まれているので料金の心配はいりません。






↑ルーフトップからの景色↓






↑パルテノン神殿見える。






↑本日の朝食


朝食をゆっくり頂き、体も温まったところで、

遺跡巡りに繰り出しました。






休日の早朝なので、まだ人がほとんどいません。






↑見てわかるかもしれませんが、町中に落書きが極めて多い。

もう消すことを諦めているかのようです。

でも、こういった落書きを地道に消し、小さな犯罪にも厳格に対処していくことで、

街の治安て驚くほど改善されていくんですよね。

これは、ブロークンウィンドウ効果と呼ばれています。

ギリシアでもぜひ実践してほしいですね。。


さてさて、歩くこと20分程で、

お目当てのケラミコスの遺跡が見えてきました。












柵から平穏さに満ちた敷地の中は見えるのですが、

どこが入口なのか全くわからず、ひたすら策の外を歩いていました。












やがてぐるりとまわって、大通りの裏側に入口を発見しました。











↑向こうから来れば早かったのかな、、。

とにかく、中に入ってみました。






こちらも共通券で巡れる遺跡なので、お金を払わず入れます。


























ここケラミコス遺跡はなんの遺跡かというと、

BC12c~BC1c頃の墓地の跡。

ケラミコスと聞いて何かに響きが似ていると感じるかもしれませんが、実はセラミックの(陶器)の語源であるといわれています。

当時、この辺りに多くの陶工が住んでいたそうです。

ウィキペディアには、ギリシア語の「keramos」(粘土を焼き固めたもの)がセラミックの語源とかいてありますが、

いずれにしても、セラミックというのはギリシア由来の言葉のようで、このケラミコスの土地とも関わりがあるのでしょう。


























訪れる人も少なく、閑散としており、

静かで穏やかな時間が流れています。






























レリーフの描かれた立派なお墓もありました。


















一通り、敷地を巡った後、付属の博物館を見学しました。












色々な陶器が展示されています。












↑物凄く緻密な模様です↓




































↑スフィンクスのようです
























↑エジプトのスフィンクスとはまた違いますね。




































↑こういった石造が素晴らしかったです。

布のやわらかい感じを石を彫って作るって、並大抵の技術ではありません。






↑犬か獅子か?↓




筋肉の盛り上がりがリアルです。






こうして、平和な空気に包まれたケラミコス遺跡を見学し終え、





敷地に咲いていたバラに挨拶をして、

次の遺跡に向かいました。


旅は続く、、、





0 件のコメント: