最近、人から勧められてコチラの本を読んでみました↓
中野信子 『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』 2023
運がいい!
といえば、私的には斎藤一人さんが真っ先に思い浮かびますが、
科学的な視点からどのうようなことが分かっているのか興味をもち、購入して読んでみました。
基本的には斎藤一人さんをはじめ、今まで読んできた本の復習と言った感じでしたが、
科学的な視点からこんなことまで踏み込んで言えるようになってきたんだ、、ととても面白く、為になりました。
本書の初めに書いてある通り、
運がいい人には共通した行動パターンがあるようです。それゆえ、運はコントロールできるのです。
それなら、その運がよくなる行動パターンを習慣として身に着けてしまえばいい訳です。
その運がよくなる習慣を本書は、これでもか、というぐらいに挙げてくれています。
参考にならない筈がありません。
私は数々のこの種の本を読んできましたが、読みながら付箋を付した箇所が幾つかあったので、その言葉を紹介しておきましょう。
運のいい人は自分を大切に扱う
運のいい人は、たとえ人前で靴を脱がなくても、穴の開いた靴下を履いたりしない、、とありました。
うーん、ワッシも結構身だしなみには気を付けているかなー、、とこれを読んだ数日後のことです。。
私はロードバイクに乗る時には、専用の手袋をはめているのですが、長年愛用してきたので手のひらのレザーの部分に破けがありました。
気に入っている柄だったし、手のひらはまず自転車を運転していたら人には見られないよね、、ふん、ふーん♪とロードバイクに気持ちよく乗っていたのですが、
お気に入りのコーヒー屋で、コーヒー豆を買う際に、手袋をはめたままお釣りを受け取ったので、完全に手のひらのレザーの切れた部分を見られてしまいました、、。
あー、運のいい人はこういう所もしっかりやってるんだろうな、まだまだ自分は甘い、、と痛感させられた出来事でした(笑)。
運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
この章では自己一致の状態というものを説明しています。
ああなればいいな、こうなれたらいいな、という状態ではなく、
いまこの瞬間が最高にしあわせ、自分が大好きという状態をいうそうで、そういう自己一致の状態の人は人に好かれるのだそうです。
これは凄くよくわかる、そして、最近私はこの状態でいることが多い感じがしています。いいね~、、。
運のいい人は「おもしろそうかどうか」で決める
これは一人さんも言っていることで、私もそう心掛けています。一人さんは正しいかどうかより、楽しいかどうかを基準にして決めてみな、、と仰います。
人を不快にさせることは論外として、自分がコチラの方がわくわくするな、、と感じたら、打算的なことよりもそちらを選ぶとものごとでものごとがうまく運んでいくようです。
運のいい人は「〇〇ちゃん、大好き」と自分に言う
鏡に向かって自分に肯定的な言葉をいうことは、マーフィー博士も説いているところです。
一人はさんは自分で自分の頭をなでなでしたりするそうですよ(笑)
大事だね~、、。
運のいい人は品のある行動をとる
これは大切ですね。つまり思いやりがあるかどうかということでしょう。
これと逆のことをやっていたら、運は確実に下がっていくでしょうね。品のいい行動というのはカッコいいし、心掛けたいことです。
運がいい人は利他的な行動をとる
人は人に喜んでもらえると自分も嬉しくなるというようになっているようです。
最近読んでいる一人さんの本にも、なんか最近つまらないな~、、と思っていたら、どうやったら周りの人を楽しませることができるか、、と考えてみるといいよ、と書いてありました。
自分も楽しくなり、人にも喜んでもらえれば最高ですよね。そして、人に喜んでもらえたということは、またこの人に会いたいと思ってもらえるということであり、その後にも続いていきますよね。。
運がいい人はゲームをおりない
運がいい人は目標があったとしたら、失敗してもそのゲームを降りないのだそうです。これは勉強になりますね。
目標をもって行動し続けるということで運が向いてくるということのようです。
一人さん的には、本当は人生に失敗というものはないのだと。すべて成功か大成功かのどちらかなのだそうです。
失敗だと思っているものも、そちらの方向じゃダメだったということがわかった成功体験なのだそうで、私もそう考えるようにしています。
するとすべての体験が財産であり、宝であり、自分にとってプラスの出来事であることが分かります。
運のいい人はいつも頭のどこかで夢を意識しておく
これはいえますね。問題意識をもっていると、考えていないところでも頭が勝手に考えてくれているようで、何かのきっけでハッとわかることがあるものです。目標を意識しておくことは大事ですね。
運のいい人はポジティブな祈りをする
科学の方面から祈りをするといい、という言葉が出てきたので、少しおっと思いました。しかし近年、祈りの効用というものが科学の方面からも意識され出しており、そういった本が特に西洋の方から出ているようです。
私も祈りは大切だと考えています。言葉によって心は、天国でも地獄でもどのような状態にでもなりえますが、
自分にとって聖なる存在を言葉にすることによって、心がその境地に近づき、その心地よい状態になってから瞑想をするというのが最近の私の瞑想のやり方であり、とても効率的だし、理に適った方法だと感じています。
これをすると、足をどう組む、手をどこに置く、呼吸がどうだというのがいかに副次的なことであり、目的と手段を逆にしてしまって、本来のありうべき心の状態をはずしてしまう可能性を感じます。
祈り、言葉の効用をうまく生かせば、瞑想の時間だけでなく、日常の生活をしながら、ふと思い出したときに言葉を用いることで、ほぼ24時間心安らいだ幸せな状態にいることができると感じています。
祈り、ことばってとても大切だし、これを使わない手はないと感じています。こういった効用を空海は真言といい、その教えを真言宗と呼んだのかな、、と最近感じています。
以上、私の心にひっかかった箇所を挙げてみました。
下の方に、本の出だしの個所と目次を挙げておきますので、興味のある方は覗いてみてください。
また、本書とともに、中野先生の本で気になるものを2冊同時に購入し、3冊を一気に読んでしまいました。
中野信子 『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』 2023
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