ブログとはだいぶご無沙汰していました。
実は少し旅行に出ていました。
今回の旅のタイトルは、、、
下関陶器の旅
であります。
ではその経緯をおって説明していきましょう。
コレは私が普段使っている茶碗です↓
手作りの様でいびつなのですが(いや、いびつだからこそ!)、手に吸いつくようにとても持ちやすく、色合いといい形といいとても気に入っています。
この持ちやすさは何なんだ?
どんな人が作ったのだろう?
この人の他の作品も是非見てみたい!
という想いが日々募り、この茶碗を作った作家さんをずっと探していました。
しかし茶碗の底にひらがなで「に」と書いてある以外に作者につながる手掛かりがありません。
茶碗の側面には、福禄寿とかいてあるようです。
実はこの茶碗、妹が学生時代に買ってきたものらしいのですが、彼女の記憶によると、
下関を訪れたときに、土塀のある町の喫茶店の中にあったギャラリーで購入したような気がする、、、
ということらしいのです。
購入者本人に尋ね、ネットでこれ以上探しても分からないようなので、
現地に行くしかあるめぇーー!!
といきりたった彦兵衛は、青春18きっぷの使える時期を狙って、えいやっと下関くんだりまで出かけたのでありました。
さて旅の結末やいかに!
本日は、今回の下関陶器の旅でゲットしてきた品々を先行して紹介しておきます。
こちらは萩で購入した湯のみで、迦葉山(かしょうざん)窯 柴田武師 (迦葉) という方の作品らしいです。
ある窯元直売のお店に仲間の作品として展示してあったのですが、二回その店に行って安くして頂きようやく買いました。
店主曰く、これを作った方は若くして亡くなり、親族が彼の作品を買い戻していて、今ではあまり残っていないとのこと。
その持ちやすさ、色合いとも、先の茶碗に通ずるものがあり、とても気に入ってます。
さっそく例のヨモギ茶を飲むのに使ってますが、たまらなくいいです!
そして以下もまた萩で購入した陶器です。
これはコーヒーカップ。この青い色が萩焼か?と通の方は思われるかもしれませんが、
この色、実は山根清玩(せいがん)という方が偶然出した色で、知る人ぞ知る
「清玩ブルー」
と呼ばれる陶器です。
これでさっそくコーヒーを飲んでみましたが、うまい!
こちらはマグカップ↓
私は青が好きで、普段身につけるものも青が多いですが、
この夜空を思わせるような深いブルー、宝石のような透明感のある青に一瞬で魂を奪われてしまいました。
こちらは湯飲み↓
これらの陶器はすべて山根清玩氏の窯を訪れて、窯元価格でゆずって頂きました。
こちらは蕎麦ツユを入れる器(おまけで頂いた)↓
窯を訪れた時のことなど、ゆくゆくこのブログで紹介していきたいと思っていますが、
この深いブルー、化学的な薬品を使っているのではなく、稲藁と灰を使って自然に出るものなのだそうです。
こちらは茶碗二種↓
自然に出る色なので、同じように焼いても一個、一個違う作品が出来きるのがたまらなく面白いと!と目を輝かせて説明してくださいました。
こちらは小皿(豆腐をのせたりするのにもってこいです)↓
こちらは中くらいの器↓
まるで宝石を見ているような、宇宙の深淵を覗いているような不思議な気分になります。
この器は煮物や野菜をもったり、カレーやカタ焼きそばなどを食べるときなど、その使い方は無限です。
そして最後にこの大皿↓
これに刺身とか盛ったらさぞおいしそうだなぁ~と思いつつ、これだけはまだ使ってません。
と今回の旅で購入してきた陶器を紹介しました。
こんな美しい陶器をネットで販売できないかなぁ~、と現在連絡をとっているところであります。 (お店で扱えるようになったらお知らせいたします。)
さてブログでは、これらの陶器にどのようにして出会うことになったか、そのいきさつを順に書いていきたいと思ってます。
が、その前に、先日のクローズアップ現代で
かなりすごいお方
が紹介されていたので、そちらを先にアップしておこうと思います。
おしまい
参考:
迦葉山窯 柴田武師 の説明
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