一日目の鍋割山に予定よりだいぶ遅れて到着。
鍋割山(1272m)は相模湾と富士山を同時に見渡すことが出来る最高のロケーションなのですが、ガスがかかっていいてどちらもぼんやりとしか見えませんでした。
しかしここでの昼食、早起きしてニギニギしていった玄米おにぎりは最高でした。
玄米はおにぎりにして冷めてもおいしいのですが、今私が使っている
ミルキープリンセス
という品種は、特に冷めてもおいしいのが特徴で、気にいってます。
私は有機の玄米を30KGまとめてネットで買うので、スーパーなどで買うより相当安いです。
ちなみに私がよく利用させて頂いているお米屋さんはこちらです↓
お米の専門店 相馬屋さん
http://www.soumaya.biz/
さて、鍋割山で昼を食べた後、好天の中少しパワーナップ(power nap:お昼寝)をしたかったのですが、
予定よりだいぶ遅れていたので、すぐに次の山を目指す事にしました。
次の山、塔ノ岳(1490m)へ行く途中に、こんな人が前を歩いていました。
水を入れたポリタンクを背負って、ゆっくり、ゆっくり、一段、一段、山道を踏みしめて上がっていってます。
この足の筋肉のスゴイこと。私はサイヤ人を思い出しました。
話しを聞くと、かついでいる水は総量40リットル(=40kg)で、塔ノ岳の山小屋まで運んでいるのだそうです。
しかし彼曰く、
鍋割山荘の草野さんはもっとすごいよ、あの人には勝てない、
とおっしゃっていました。
確か私はその草野さんが荷物を運ぶシーンをテレビで見たことがあります。
背中に有りえないぐらいの山のように荷物を積んで登っていました。あれはどの位の重さがあったのでしょうか。
HPを見ると、100kgを越える荷物を運んでおられるようです↓
http://nabewari.net/about/kusano/bokka
先日、テレビ東京でやっている
『日高義樹のワシントン・リポート』
というのを見ていたら、
アメリカの海兵隊は、常時80kgの荷物をかついで、20時間歩き続けることができる体力を維持していなければならないそうです。
私なんかが背負っているのはせいぜい10kg足らずなので、こんな荷物でふーふー言っているようでは修行が足りないというところでしょうか。
まあ、山道と平坦の道は違いますがね。
それでも私は山登りに備えて、週に2回ほど、2kgぐらいのデーバッグを背負って、5kmのジョギングをしていました。
ちょっと余談になるのですが、このジョギングの中で発見したことがあります。
それはジョギングのフォームについてです。
走るというと、モモを上げて、ひじを90度くらいに曲げるのがふつうだと思っていたのですが、私は走っているうちに、
あまり足を上げず、ひじも曲げず脱力した感じのスタイルで走ると楽だということに気づきました。(ちょっと欽ちゃん走りに似ている)
しかもこのスタイルにして、なんと疲労感は同じなのにタイムが数分も早くなったのです。これにはぴっくりでした。
考えてみると、ひじを常時曲げて維持しておくというのは、それだけで筋肉を使っている訳なので当然疲労はたまっていきます。
走るときは、このスタイル(でなければならない)という刷り込みというか、思い込みがあった訳ですが、
意外と日常の所作も、あまり理にかなっていない、単なる思い込みで続けている事ってあるのかなと思うのです。
たとえば、人間が泳ぐと言うと、クロールやバタフライなどを思い浮かべますが、
水中で早く泳ぐ魚(カツオやマグロ)、イルカなどを見ると、一見泳いでいないようで時速50kgとかの驚異的なスピードで泳いでいます。
人間がドタバタと速く泳いでいるように見えるのも、彼らから見たら溺れているようにしか見えないのではないかという気がするのです。
さて、話を戻して下が塔ノ岳からの景色と山頂にいたシカさん↓
丹沢山(1567m)からの翌日の景色↓
丹沢山から次の山を目指して↓
途中、コース正面に富士さんがうっすら見えました。
コース途中にあった、風格のある立木と旅人↓
そして、、、
丹沢山系の最高峰、蛭ヶ岳(1672m)に到着↓
右上にうっすらと富士山が見えています。。。
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