2018年6月21日木曜日

手塚治虫 火の鳥



いつも通っている図書館にマンガコーナーというのがあり、

何気なく覗いてみたら、文庫版の手塚治虫のマンガがいくつか置いてありました。

おー、なんか懐かしいにおいがする、、

とペラペラめくってみたところ、知らない話だったので

イスに座って一気に読んでしまいました。


小、中学生の頃、よく行っていた藤沢の図書館にも手塚治虫のマンガがあり、

テスト前とかにも関わらずよく読んでいましたが(笑)、

手塚治虫といえば、火の鳥というシリーズがありました。

「火の鳥」は鳳凰編、乱世編、など色々なバージョンがあり、

自分は果たしてあれをすべて読んだのだろうか、、

とふと思いました。


という訳で、アマゾンで火の鳥文庫版を全巻大人買いし、





いま読んでいる最中です。

まだ半分くらいですが、やはり未読の火の鳥があり、

おー、買ってよかった、、と思いました。


改めて、知っているストーリーも含めて読んでみると、

極めて深い、そして時間と空間、この世とあの世を超えた広大な視野の元に描かれていることに驚嘆しました。

なんなんだ、この人は、、、神か、、

そんな感慨を抱かされるストーリーです。

絵は、いまの作家の人たちに比べると稚拙なところがあり、昭和を感じさせる絵柄ですが、

その題材は、時代を超えて普遍的なテーマとなっており、今読んでも新しさを感じます。

手塚治虫氏はマンガの神と呼ばれていますが、本当の神の視座をもっておられるお方だ、、

と読んでいて感じます。

火の鳥は、その手塚治虫のライフワークと呼ばれており、一巻ずつ味わいながら、読んでいきたいと思っています。





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