2010年5月18日火曜日

旅の技術




前回はシリーズで登山について書いたので、

登山や旅行などで便利だと思う事をつらつらと書いてみようと思います。


まず旅行で一番大事なのは"情報"だと思います。

情報を得るのに一番活用できるのが今の世の中インターネットですが、

その中で最近便利だと思うのは、前にも紹介した、距離を計れる地図↓ です。

マッピオン キョリ測
http://www.mapion.co.jp/route/


自分がよく調べるところをお気に入りに登録しておくと、目的地までの距離がすぐに測れてたいへん便利です。

また自分の歩く速度や、ジョギング時の速度自転車の速度を登録しておくと、目的地までの時間が瞬時にわかってたいへん便利です。


他に情報と言う点で最近よく使うのが

ヤフーの乗り換え案内
http://transit.map.yahoo.co.jp/


かゆい所に手が届くほど、欲しい機能がほぼすべて揃っていてグッドなのであります。


いままでは、

インフォシークの乗り換え案内

を使っていたのですが、こちらは「特急を使わない」にチェックしても、なぜだか新幹線などの路線がでてきてしまい、

18きっぷでいく鈍行野郎にとっては、ストレスを感じるものでした。

この点もヤフーの方はちゃんと鈍行のみででてくるので有難いです。


しかし、最近千葉の幕張にいったのですが、



幕張メッセでの日本最大のフリーマーケット



(連休中という事もあり、とにかくスゴイ人出でした)





藤沢-海浜幕張「料金が安い」で調べると、新宿の小田急経由が最安にも関わらず、その路線が出てきませんでした。

経由地に新宿と入力してはじめて出てくるんですよね。

まぁ、こういう便利なものを使うにしても、

私は常にアナログな情報、(この場合は電車路線図)などをバックアップとして傍らに置いておきますがね。


あと、私が外出時にこだわっているのがバックパックです。

学生の時から、自転車に乗るときでも、チョットした買い物などでも常にデーバッグを背負ってきたので、


何も背負わないで外出するというのは、違和感を感じるようになってしまいました。

シャーリー・マクレーンの




カミーノ ― 魂の旅路



という本に、彼女が巡礼の旅でずっとバックパックを背負っていたので、

ふだんバックパックなしで外出するのは裸で外に出るような感じがする

と書いているのですが、これにはとても共感できるのです。

何も背負わないでいると、背中が守られていないというか、なんか不安な気持ち、手持無沙汰な感じなんですよね。


なにはともあれ、私が長年色々と使ってきた中で、バックパックの必須機能として以下の点が挙げられます。

① 背中の
通気性

② 背負った時に表に出てくる部分がS字状にカットされていて、肩に当たらないようになっている

胸と腰にストラップがついている

サイドに水筒を入れられるようになっている

背面にジャケットやブランケットなどを挟めるストラップがついている

⑥ 荷物が薄い時にサイドで締めて厚さを調整できる機能がある

小物入れがある

私がバックパックを買う時には、デザインやフィット感の他に、上の7つの点をいつもチェックします。


で、最近もっとも重視しているのが①の通気性で、背中の部分がネットになっているものが私のお気に入りです。

昔はドイターの物しかありませんでしたが、最近は各メーカーから色々でるようになりました。

ドイターはドイツのメーカーで、戦争を通じて鍛え上げられてきただけあって、その使いやすさはピカイチです。値段もお手頃。

deuter という綴りなので、これなんて読むか分かる?ときいて、ドイツ語を知っているかどうかを判別するのにも使えます。(笑) (ドイツ語ではeuはオイと発音する)


私が長年愛用してきた、ドイターのデーバック





背中のネットの両脇があいている↑



宿泊などの時に使うオスプレーのリュック


ネット部分の両端が閉じている代わりに、肩の上までネットが広がっている



どちらも背中がネット状になってます。

背中は放熱板の役割を果たしているようで、特にには背中の通気性が良くなっているのはとても重宝します。

しかしこの機能も、上のドイターの物はネットの横が開いていますが、オスプレーのは横が閉じています。


横が閉じているのを使ってみてわかったのが、

特に自転車に乗った時などは、風が横から巻き込んで入ってくるので横が開いていることは重要なポイントであるということです。

逆にこのオスプレーのものは、横が閉まっている代わりに、ネットが肩の上の方まであって、ちょうど煙突のように熱気を上に逃がせる構造になっています。


理想を言うと、横と上が開いているのが最高なのですが、最近このタイプの物が結構でてきています。

私が見た限りでは、

ドイターのスペクトロ
http://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/index_b_hiking.html


オスプレーのアトモス http://www.ospreypacks.com/Packs/AtmosSeriesMens/

マムートのクレオン http://www.mammut.ch/ja/productDetail/251001980_v_0055_30/Creon+Pro.html

などがその完璧な通気性の機能を備えているようです。

他にも色々と背中が暑くならないような機能が色々考えられているようですが、

物理的に背中と接触させない、ちゃんと空間をとるというのが、もっとも効率のいい放熱法のように思います。

あと、背中がネットだと、分の背中の形状にフィットするので、疲れにくくなるという点もいいです。

しかしデメリットとしては、ネットの空間をとるかわりに、リュックの中に入れられる量が削られてしまうというのがあるかもしれません。


でも私は断然放熱&フィット感のメリットの方をとりますね。

横あき+煙突構造のネットのリュック一つほしいなぁ~、、

と最近アウトドアショップに行くたびに思うのです。







1 件のコメント:

マチャ さんのコメント...

幕張メッセの中って、見たことないんですよね。