2017年1月24日火曜日

香川・うどん・ため池・空海・こんぴらさん、、、すべてが繋がった!



最近のブラタモリ、

2回続けて香川についてやっていました。


#59 さぬきうどん~なぜさぬきうどんは名物になった?~







香川といえばうどんを思い浮かべる人も多いでしょうが、

ではなぜ香川はうどんで有名なのでしょうか。。


番組の中で、

香川でなぜうどんが作られるようになったのか、

それがどうして全国的に有名になったのか、

そこら辺のことを例によって

地形との関連で説明されていて、

とても為になりました。


まず香川は日本で一番降水量の少ない県らしいのですが、↓




(↓因みに一番多いのは、なんと同じ四国の高知県!)





その理由は、地形と関係しているんですね。。





四国には中央構造線が走っており、

香川は図の通り、それに沿ってそびえる

四国山地と讃岐山脈の向こう側にあるんですね。






太平洋側から湿った空気が来ても、、





二つの壁に遮られ、雨がその間で降ってしまい、

香川では雨がほとんど降らないのです。。


したがって、香川は雨が少ないため、

麦の栽培に適している

ということなのです!





で、わたし的には、

香川 = 空海 = 満濃池

なのですが、

空海がなぜ満濃池を修築したのかというと、

つまり、降水量の少ないために

農業用のため池が必要であり、

すぐに決壊してしまう大規模なため池=満濃池

の工事が必要だったということなのです。


では、どうして香川でうどんなのか、

というと、空海が唐から学んだうどんの調理法を





龍燈院というお寺の住職であった





甥にあたる智泉に伝えたのがはじまりだそうです。







そして、地元でとれる小麦から作られた

うどんという料理を

こんぴらさんのお参りに来た人たちが食べて、

美味しい、美味しい!

ということで、香川が全国的にうどんの名所

として広がった、ということなのだそうです。


私はこの番組を見て、

おぉ~、なるほど、そういうことだったのかー、、

と、すべてがつながる感覚がありました。


香川・うどん・空海・満濃池・こんぴらさん

と別々に存在してたものが、

すべて有機的につながるのを感じました。


世の中の現象というのは

本来こうして、つながっているものであって

地理・歴史・文化などを知識として単体で教えるのもいいけど、

その繋がりを教えるともっと楽しいものになるのになぁ~、、

と思いました。


これは教える方もそう心掛けるべきだと思うし、

学ぶ方もそのような繋がりを意識して学ぶべきなのかな、、

と思いました。


これを書きながら、

おお、そうだ、満濃池に行ったときの写真があったなと

ブログを探していたのですが、

な、なんと、四国の百名山に登り、

こんぴらさんをお参りしたまではアップしていたものの、

まだ満濃池・善通寺編をアップしていないことに気付きました。


次回以降、遅まきながらアップしていこうと思っています。

宜しくお願いしま~す。


ではでは~。












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