2008年9月18日木曜日

ダニオン・ブリンクリー氏とその予言⑤

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ダニオンのインタヴューの後半を載せておきます。
ところで元の英文のHPを見つけたのでアドレスを付しておきます。

http://www.inlightimes.com/archives/2005/01/f1.htm

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TM:あなたのおっしゃる「7つの真実」の二つ目には次のようにあります。「私たちは‘一なるものから発するひとつの力’(a Force of One)として、ここに来ることを選択する。人類により良い変化をもたらすために。真の変化をもたらす力があることを知って。」では、第三世界の国々に住んで餓えや病気に苦しんでいる人々をどう思われますか、、、彼らはどのようにして真の変化をもたらしているのでしょうか?

ダニオン:我々はすべて、人生におけるあるサイクルを経験します。あなたは病気や餓えで苦しんでいる人たちに対して当惑を感じ、質問している訳ですが、まさにそのことによって、彼らはすでにあなたの人生を変える最初の一歩を踏み出したことになるのです。そしておそらくこれが、彼らの個人的な使命におけるもっとも重要なことなのです。私は自分がすべてを知っているかのように振る舞うつもりはありません。私は確かに、なぜ苦しみが存在するかについて、その理由をすべて説明できるわけではありません。しかしそれは、我々の内に思いやりというスピリチュアルな意識を生みだすための一部としてデザインされているのだと私は確信しています。

AP:あなたは本の中で、4つの力の道(the Four-fold Path of Power)について書いていますね。祈り、信念、選択、愛(prayer, belief, choice and love)という四つですが、中でもとりわけ、がすべてを克服することのできる最高の力であると述べています。あなたが人生の中で、どのようにして偉大な力としての愛を知るようになったのか、具体的に教えてもらえませんか?

ダニオン:もし我々すべてが4つの道にそって生きようとするなら、自らを開いて、肉体をもったまま私が天国と呼ぶ霊的な場所を体験することができます。量子物理学は、原子が生命を形づくる基本構造であることを告げています。その原子は94.6%が空の空間で、そこには量子物理学がダーク・マター(暗黒物質)と呼んでいるもので満ちています。このダーク・マターの中で、惑星はつり合い、宇宙はまとまりをもち、安定を保っているのです。ダーク・マターというのはルーク・スカイウォーカーがフォースと呼んでいるものです。それを私は愛と呼びます。私が死に移行しつつある人のそばで目撃してきた愛は、私の人生に最大のインパクトをもたらしたものです。

1997年私は「思いやりの行為 トワイラト団」(Compassion in Action/The Twilight Brigade)を創設しました。この非営利の、人生の終末期を支援するボランティア団体は、退役軍人の方々がこの世からあの世へと移行する手助けすることを目的としています。我々は、誰ひとりとして孤独に死んで行く必要はないと思っています。 私個人としては、1万6千時間以上をベッドサイドで過ごし、349人の最後を看取ってきました。私が死を共にした退役軍人の方々の多くは、何ヶ月も病院のベッドに横になっていながら、他に誰一人として彼らを見舞いにくる者はいませんでした。私はまったくの赤の他人でしたが、ただ一つのテーマを携えて彼らを訪問していました。それは、彼らが国に仕え、自由を守ってくれた努力に対して、有難うという私の感謝の気持ちを伝えるということです。 その瞬間、これらの勇気のある人たちがどんな道をたどってきたかに関係なく、彼らは自分達の人生には力と目的があったことを知るのです。その瞬間以上に愛が強力になることはありません。まさにその瞬間、自分は神がお創りになった独自なる存在の一人であることを知るのです。

TM: 本の最終章のタイトルは、「最後のヴィジョン」(The Final Vision)となっています。天国を最初に旅した最中とその後に受け取ったヴィジョンを書いておられますね。これらのヴィジョンは、かなり見通しが暗く、驚くべき内容となっています。あなたは、来るべき世界にもっとも広がっている脅威は何だと感じていますか。

ダニオン:恐れです!我々の行使しうる力を、恐れの力に委ね、気力を萎えさせてしまうことは、人類にとっての最大の脅威なのです。私は、いくつかの憂慮すべき事態が起こるだろうことを書いたことは認めます。しかしそれらは大きな計画全体にとって必要な出来事なのです。 それらの出来事は、地球と人類、両方の進化を促すために計画されているのです。つまり、いつか気づくことでしょうが、我々は多次元の中に同時に生きており、宇宙における存在は我々だけではないということです。しかしこのことは何も恐れることではないのです。これらのことが、我々を脅かすことはないのです。彼らは我々が意識していなくても、調和をとって我々とともにずっと共存してきました。

繰り返しになりますが、我々にとっての最大の脅威は、恐れなのです。 恐れこそが、我々の自由を損なわせている根源なのです。死に対する恐れ、テロに対する恐れ、経済的な保証の無いこと、不安定であることに対する恐れ、これらすべてが我々の生活に対する精神的、肉体的なコントロールを手放してしまう原因となっているのです。恐れの種から、我々は一つの国家の意志を育み、宗教に対する民主主義の優位を示すために、子どもたちを遠く離れた砂漠に送り込み、彼らを死に追いやっているのです。 我々がこういった盲目的な恐れすべてを、力強い愛の光で置き換えるまでは、自分たちの力を政府や宗教、社会制度にゆだねてしまうという不利を背負って生きつづけることになります。私が学んできたのは、我々が様々な点であの世を恐れているために、人生における、いま、ここの大切さを見過ごしてきたとうことです。ヴェールで隔てられたこちら側の生活は、すべての点において天国での生活と同じくらい重要で、両者とも神聖な計画が展開していく事に関わっています。我々は死に対する恐怖をなくさなければなりません。そもそもそんなものは存在しないのだから。

私は死んで、天国を訪れました。私がこの世に送り返されたのは、自分が直接体験した死後の生命存続に関する知識を、地上の人たちと共有するという明快な目的によるものだと確信しています。あの世での生活は、光に満ちていて、成長と美と喜ばしい驚きに満ち溢れています。もしこの本が何かを伝えているとするなら、次のようなものであってほしいと思います。死というものは存在しない。すでにこの世を旅立った父、母、子どもたちが、あの世で楽しく、安全に、とても生き生きと暮らしているということを私たちは理解しなければならない。いのちに終わりはなく、愛はすべてにいきわたっている

TM&AP:ありがとう、ダニオン。あなたの率直な見解と、たいへんオープンに話しができたことに感謝します。そして待望の本の出版、おめでとう。

ダニオン:どういたしまして。この機会を設けていただいて、ありがとう。

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これで一応ダニオンの予言シリーズを終わりにしたいと思います。
興味のある方は是非二冊の邦訳を読んでみてください。

また三冊目の未邦訳の本を日本語で読んでみたい方は、私の訳で良ければワードに落とした全訳があるので、言って頂ければメールに添付してお送りします。
(私のアドレスは、mshikonのあとにアットマークを入れgmail.comで届きます。)

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