2008年9月24日水曜日

パトリック・ハーラン氏

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右の写真は、、、

言わずと知れたお笑いコンビ、パックンマックンのパックンことパトリック・ハーラン氏です。

私は毎週欠かさず

NHK英語でしゃべらナイト

を見ているのですが、前回と今回は出演者のパックンがアメリカの故郷に帰るという

パックン里帰りSP in コロラド

という内容でした。

ご存じの方も多いかと思いますが、パックンはハーバード大卒です。アメリカでハーバード卒というとたいていまず聞かれるのが、「家、お金持なの?」だそうです。
というのも、私立で学費がそれなりにかかるという事と同時に、ハーバードやイェールなどのような私立は、1000万円ほどを大学に寄付することによっても入学できるからです。アメリカでは、お金があることもある意味そのひとのもって生まれた能力として評価するそうです。

そういうこともあって、私はパックンもアメリカの裕福な家庭で育ったボンボンなんだろうなぁと思っていました。
しかし事実はまったくの逆でした、、、。

彼の家庭は幼いころに両親が離婚していたので、パックンは母親との二人暮らし、家計を支えるためもあって9歳のころから高校卒業までずっと新聞配達のバイトをしていたそうです。9年間ですよ。

番組の中で、パックンはその時に使っていた自転車と新聞を配る為のバックを笑いながら懐かしそうに紹介していました。

また高校には卒業時の一番優秀な生徒の写真が代々飾られるそうなのですが、パックンの写真もその中にあり、先生いわく、ハーバードに行ったのはその高校始まって以来の快挙だったそうです。

学生時代の苦労話はまったくありませんでしたが、貧しい中でバイトをしながらも常に勉学に励み、成績はトップだったのでしょう。

また現在もそのような苦労を微塵も感じさせない明るさで人を笑わせているというのが本当に人間ができているというか、すごいの一言に尽きると思います。

アメリカの裕福な家庭に育ったボンボンが日本に来てお笑いをやっていたのかと思いきや、実は
道徳の本にでてきてもおかしくないようなとても立派な人物
だったのです。

人を見た目や先入観で判断しちゃだめですよね。ホント今回はこのことを痛感させられました。反省ひとしきりです。


パックンがんばれぇーー!



参考:

NHK英語でしゃべらナイト
パックン里帰りSP in コロラド



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