これもやはりカルカッタでとったものです。店の前にココナッツの実が置いてあり、「これ下さい」というと目の前でナタをふるって穴をあけ、ストローをさして出してくれるのです。暑いところでこれを飲むとほんと体が生き返ります。
さて、前回の続き糖尿病についてです。
番組では、日本人の場合、糖尿病になった人で肥満でなかったひとの割合が75%にも達していたといっていました。つまり外見的に肥満でなくとも糖尿病には注意しなければならないのです。
これは日本人が昔から脂質をあまりとってこなかったことと関係しているそうです。欧米人は昔から肉を食べてきたので、インシュリンを大量に分泌するように体ができてきたそうです。インシュリンが分泌されることで、体細胞が血中の糖を吸収し、体細胞が大きくなる(=太る)ことによって体を防御してきたそうです。
しかし日本人は数千年にわたって質素な食事をしてきたので欧米人ほどインシュリンが分泌されないそうです。したがって糖が血中にでてもそれほど体細胞に吸収、蓄積されることなく、血液中にそのまま残ってしまうのだそうです。
欧米人でとんでもなく太っている人がいますが、あのような体形はインシュリンが大量に分泌されている証拠なのです。しかし日本人はあのような体型として現れる前に糖尿病になってしまうのだそうです。
もうひとつ注意しなければならないのは、飢餓状態による糖尿病だそうです。
飢餓状態でどうして糖尿病になるの・・・・・?
と思われるかと思いますが、飢餓状態の母親が妊娠している場合、胎児の体は外の環境が栄養不足であると認識し省エネモードになって生まれてくるそうです。
だから生まれてくる時も体重が3000グラムに満たない状態(低体重児)だそうです。しかし大人になって食生活が豊かな環境になると、省エネモードで生まれついた分すぐに栄養過多となって糖尿病になってしまうそうです。
第二次大戦後のヨーロッパや現在のインド(貧しい農村から豊かな都会への就職)などがその事例だそうですが、実はこの日本でもこの飢餓状態の糖尿病が懸念されているそうです。
第二次大戦後のヨーロッパや現在のインド(貧しい農村から豊かな都会への就職)などがその事例だそうですが、実はこの日本でもこの飢餓状態の糖尿病が懸念されているそうです。
それは女性のダイエットだそうです。女性がダイエットをすることで体は飢餓状態と同じ状況になり、生まれてくる胎児は低体重児になるそうで、いまその割合が多くなってきているそうです。
食べ過ぎてもだめ、食べな過ぎてもだめ、世の中バランス感覚が大事だということになるのでしょうね。
食べ過ぎてもだめ、食べな過ぎてもだめ、世の中バランス感覚が大事だということになるのでしょうね。
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