私の最も好きな映画として外すことができないのは、なんといっても、
『スタンド・バイ・ミー』(原題:The Body)
です。何度見ても心を打たれてしまいます。特に最後のナレーションでそれぞれがどういう風になっていったかが語られるあたりではつい目頭が熱くなってしまいます。
それはさておきこの映画、実はスティーヴン・キングが書いた『恐怖の四季』(Different Seasons)という作品の中の“秋”にあたる物語で、実は“冬”にあたる物語以外はすべて映画化されているのです。
“春”は、、、というと、
あのモーガン・フリーマンも出ている、
『ショーシャンクの空に』(原題:Rita Hayworth and Shawshank Redemption 1994年)
なのです。
そしてもう一作映画化されたのが“夏”にあたる
『ゴールデン・ボーイ』(原題:Apt Pupil 1997年)
なのです。
『スタンド・バイ・ミー』や『ショーシャンクの空に』ほど有名でなく、ほとんど聞いたこともない作品ですが、なんといってもあの『スタンド・バイ・ミー』の兄弟作品であるし、
スティーヴン・キングの物語はストーリーが深く、人間描写が巧みでつい引き込まれてしまう作品が多いので、この『ゴールデン・ボーイ』もいつかレンタルで借りて観たいなぁと思っていました。そして本日、念願かなって(?)やっと見ることができました。
最近の映画のようなドンパチや車がクラッシュするシーンなど全くありませんが、期待にたがわずどんどん引き込まれるストーリーになっており、どんでん返しもあって、久しぶりに映画を見たなぁという感慨に耽ることができる作品でした。
(これから見る人のためにストーリーは書きません)
キャストも「ロード・オブ・ザ・リング」でガンダルフ、「Xメン」でマグニート役をやっているおじいさん(イアン・マッケラン)も出ていてとても味のある演技をしていました。
最近のアメリカ映画は特殊効果頼みが多く、観ているその時は「オー、スゲー!」と思うものの、なんかいまいち心に残らないものが多いように思います。
もっと心の琴線にふれるような映画がでてきてほしいなぁと、今回『ゴールデン・ボーイ』を見ていてつくづく思いました。
久しぶりにまた『ショーシャンク』 でも観ようかな、、、。
0 件のコメント:
コメントを投稿