2010年1月3日日曜日

出雲詣り その四 ~出雲そば~



こちらがJRの旧出雲大社駅。なかなか立派な造りです。

1990年にこの路線が廃線となり、使われなくなったそうです。





中に入ると当時のままの状態で残されていて、意外なほどキレイです。

一度でもこの駅を利用していたら、時代の流れというものをしみじみと感じただろうなぁ、、と思いました。







外に出ると改札口もそのまま残っていました。




そういえば昔はこんな風呂桶のようなもの中に人が入っていて、




切符切りバサミを独特のリズムでカチカチ鳴らしては、差し出されたキップをすばやく切っていったなぁ。。。

思い返してみると、あんな風景もいつの間にかなくなってしまいました。


改札口の向こうに目を向けると、、、






おお~、デゴイチ(D51)が、、、。(旅の先々で会うような気がします)




いかにも"機械"といった感じでかっこいいです。

産業革命が起こった当時は、こんな機械の塊みたいなのが人や馬に変わって仕事をしたんだから、驚異だったろうと思います。

しかしそれも蒸気から石油となり、いまやそれが電気に変わろうとしているのでしょうか。

ある意味で、昔に匹敵するほどの大きなエネルギーの転換期の中に私たちはいるのだろうと思います。

乗り物のスタイルもあっという間に変わっていくような気がします。

そのような流れの一端を実感するのがビデオテープです。

こんな本みたいなものを機械に差し込んで映像をみていたんだぞーー

って昔を懐かしみながら説明する日もそう遠くないような気がします。


さて、話を元に戻して、こちらが大社駅を線路側からみた様子。





味があるなぁ。。。

駅の終点がこんな感じだったら、情緒があっていいですね。





さて、大社駅の見学はそこそこに、もう私の頭の中では、

そーば!、そーば!、そーば!、、、

と強烈なそばコール


この駅舎を見学したのも、実はこの近くにおいしい出雲そばの店があると旅館の女将さんに紹介されたからなのであります。

実は、ワタクシあまり鉄道などには興味がなく、駅舎などはどうでもいいのでありました。。。。


そしてついに来たのがこちらのお店↓




手打ちそば、本家、大梶(おおかじ)

名前からしておいしいそばを出してそう。しかし店の構えはいたってフツーです。

メニューを見ると、お値段もごく普通な感じです。




出雲の名産は三色そばということなので、





さっそくそれを注文♪♪

は~やく、こい、は~やく、こい、、、

きたーーー!




これがうわさの三色そば

さて、食べようか、、、と箸をにぎると、そば屋の女将さんがトコトコとやってきて、

この食べ方聞いた?

といって、これは三段に重ねて、そばつゆを"の"の字に一番上のやつにたらして

食べ終わったらそのツユを次の段に掛けてゆくのだという。

と、いきなり有無を言わせず、ツユをかけられてましいました。

おいおい、そういうことはお客にやらせて下さいよ。それも楽しみの一つじゃないかい!

一瞬イラっときましたが、まあ、まあ、せっかくのそばがまずくなるワイ、ととりあえず食べ始めました。

ツルツル、ツルツル、ツルツル、、、

ん?んん?

これが出雲特産のそばなの?

冷えてベタっとした麺で、そば自身にもっと特徴があると思いきや、

家で食べるスーパーで買ってきたイチキュッパのそばと大差ない味で、三色と言っても、ただ卵や大根おろしがのっているというだけ。

るんるん♪♪気分が一気にトーンダウン。

無口のまま、ズルズル、とそばをすすり、早々に店を出たのであります。

いままでの出雲の物がすべてよかっただけに、店を出てからの足取りが重く感じられました。

勝負しとらん、、

真っ先に頭に浮かんだのはこの言葉でした。

出雲そばは名物だし、いつも通り出していればお客はそれなりに来るんでしょう。

はぁーー、ま、名産なんてこんなもんか、、、。

実は私のなかにはそばの名店というと、あるイメージがあったのです。

それはかつて高千穂で食べたそば屋さんでした。

そこではそば定食というものを注文したのですが、ふつうの汁に入っているそばは勿論のこと、

そのほかのそばを使ったもろもろの品々も超おいしくて、人生で初めてそばを食べて心底おいしいと感動したそばだったのです。

あー、あれはホント隠れた名店だったなぁ、、と今にして思います。

あのそばは本当に勝負していた

前日の夜に食べた「とんぼ」での定食も勝負している味だっただけに、知らず知らずにこのお店にも有る程度のレベルを期待していたんだなぁと気付きました。

あのレベルを普通の店に期待してもダメだよなぁ、、

となぜか出雲大社が見たくてこの地にきたのに、一杯(三杯?)のそばで撃沈され、駅へととぼとぼと歩く彦兵衛なのでありました。。。


あの日御崎で買った300円のイカの方が断然おいしかったなぁ、、、、



つづく、、、




参考:

高千穂で食べた絶品のそば屋さん

そば処天庵
http://r.tabelog.com/miyazaki/A4505/A450502/45001606/

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